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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022FB

有価証券報告書抜粋 キッコーマン株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済は、米国で緩やかに回復しており、欧州も持ち直しの動きがみられ、全体として緩やかに回復しています。
一方、日本経済も、雇用情勢が着実に改善する中、個人消費が増加し、企業収益も改善しており、世界経済同様、全体として緩やかに回復しています。
このような状況下における、当社グループの売上は、国内については、しょうゆ、食品、飲料、酒類ともに前期を上回りました。海外については、しょうゆは北米、欧州、アジア・オセアニアともに順調に売上を伸ばし、食料品卸売事業も好調に推移し、前期の売上を上回りました。
この結果、当連結会計年度の連結グループの売上高は3,431億6千8百万円(前期比114.3%)、営業利益は238億4千7百万円(前期比120.4%)、経常利益は226億8千2百万円(前期比121.3%)、当期純利益は125億5千9百万円(前期比114.1%)となりました。

セグメントの業績の概要は次のとおりであります。

国内における売上の概要は次のとおりであります。
(国内 食料品製造・販売事業)
当事業は、しょうゆ部門、つゆ・たれ・デルモンテ調味料等の食品部門、豆乳飲料・デルモンテ飲料等の飲料部門、みりん・ワイン等の酒類部門からなり、国内において当該商品の製造・販売を手がけております。各部門の売上の概要は次のとおりであります。
■しょうゆ部門
しょうゆは、「いつでも新鮮」シリーズが、「新鮮な生しょうゆのおいしさ」「鮮度維持」とあわせて「使いやすさ」という付加価値の提案が評価されたことにより、前期の売上を大きく上回りました。加工・業務用分野でも売上を伸ばし、部門全体として前期を上回りました。
■食品部門
つゆ類は、家庭用分野では、主力商品の「本つゆ」やストレートつゆが好調に推移し前期を上回りました。加工・業務用分野でも売上を伸ばし、つゆ類全体として前期を上回りました。たれ類は、主力商品である「わが家は焼肉屋さん」が堅調に推移し、売上を伸ばしました。一方で加工・業務用分野は前期を下回り、たれ類全体として前期をやや下回りました。「うちのごはん」は、積極的な新商品開発やテレビ広告、店頭販促活動を行い、市場の拡大を牽引し、前期の売上を大きく上回りました。デルモンテ調味料は、「リコピン・リッチ トマトケチャップ」等の新商品の貢献や加工・業務用の伸びもあり、前期を上回りました。この結果、部門全体として前期の売上を上回りました。
■飲料部門
豆乳飲料は、飲用だけでなくレシピ本を活用し料理用として訴求する等、テレビや雑誌などの各メディアと連携を図りながら、市場拡大につながる販促活動を実施しており、市場も堅調に拡大しています。また、「豆乳飲料マンゴー」「豆乳飲料メロン」等の新商品も好調であり、健康志向の高まりを背景に特定保健用食品の商品も伸長し、豆乳飲料全体で前期の売上を上回りました。デルモンテ飲料は、デルモンテ50周年キャンペーンなどの販促活動を行い、「朝トマト」「朝サラダ」等の新商品やギフト商品が売上拡大に寄与しましたが、前期に売上を伸ばしたトマトジュースの売上拡大が一巡したこともあり、デルモンテ飲料全体としては前期の売上を下回りました。この結果、部門全体としては、前期の売上を上回りました。
■酒類部門
本みりんは、家庭用1Lの伸びや新商品の「米麹こだわり仕込み本みりん450ml」の貢献もあり、前期の売上を上回りました。国産ワインは、加工・業務用分野で売上を伸ばしました。輸入ワインも市場開拓に取り組んだ結果、前期を上回りました。この結果、部門全体として前期の売上を上回りました。
以上の結果、国内 食料品製造・販売事業の売上高は1,617億9千4百万円(前期比104.5%)と増収となりましたが、原材料等のコスト増もあり営業利益は43億2千万円(前期比78.0%)と減益となりました。
(国内 その他事業)
当事業は、臨床診断薬・衛生検査薬・加工用酵素、ヒアルロン酸等の化成品等の製造・販売、不動産賃貸及び運送事業、グループ会社内への間接業務の提供等を行っております。
糖尿病検査用酵素の臨床診断薬や運送事業が前期を上回り、部門全体として前期の売上を上回りました。
この結果、国内 その他事業の売上高は202億6千8百万円(前期比100.6%)、営業利益は9億1千6百万円(前期比62.8%)と、増収減益となりました。

海外における売上の概要は次のとおりであります。
(海外 食料品製造・販売事業)
当事業は、しょうゆ部門、デルモンテ部門、健康食品等のその他食料品部門からなり、海外において当該商品の製造・販売を手がけております。各部門の売上の概要は次のとおりであります。
■しょうゆ部門
北米市場においては、家庭用分野では、主力商品であるしょうゆに加え、しょうゆをベースとした調味料などの拡充に引き続き力を入れ、当社のブランド力を生かした事業展開を行ってまいりました。また、加工・業務用分野では顧客のニーズに合わせたきめ細かい対応を行ってまいりました。この結果、全体として前期の売上を上回りました。
欧州市場においては、最需要国であるロシアをはじめ、重点市場であるドイツ、イギリスでも順調に売上を伸ばし、全体として2桁成長を維持しました。
アジア・オセアニア市場は、フィリピン、インドネシアは前期を下回ったものの、タイなどで堅調に推移し、全体としては前期を上回りました。
この結果、部門全体では為替換算の影響もあり前期の売上を大きく上回りました。
■デルモンテ部門
当部門は、アジア・オセアニア地域で、フルーツ缶詰・コーン製品、トマトケチャップ等を製造・販売しております。
中国と香港向けが堅調に推移し、全体として前期の売上を上回りました。
■その他食料品部門
当部門は、主に北米地域において、健康食品を製造・販売しております。
医師ルート向けの売上が引き続き好調に推移したことから、部門全体では前期の売上を上回りました。
以上の結果、海外 食料品製造・販売事業の売上高は637億9千7百万円(前期比126.1%)、営業利益は121億6百万円(前期比133.7%)と、増収増益となりました。

(海外 食料品卸売事業)
当事業は、国内外において、東洋食品等を仕入れ、販売しております。

北米では、アジア系マーケットにとどまらず、ローカルマーケットへのさらなる浸透を進め、売上を伸ばしました。また、欧州、オセアニアでは引き続き市場拡大が続いており、各地域で順調に推移いたしました。この結果、前期の売上を上回りました。
この結果、海外 食料品卸売事業の売上高は1,186億7千1百万円(前期比126.0%)、営業利益は55億1千3百万円(前期比133.4%)と、増収増益となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前期末に比べ23億3千4百万円減少し、254億2千万円となりました。
当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは256億6千7百万円の収入となり、前連結会計年度に比べ9億2千8百万円収入増でありました。これは主に、法人税等の支払、たな卸資産の増加などによる支出があったものの、税金等調整前当期純利益に減価償却費等の非資金項目などを加算した営業活動による収入が上回ったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、85億2千9百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、216億3千1百万円の支出となりました。これは主に、社債の償還による支出、配当金の支払があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00435] S10022FB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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