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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001YQ2

有価証券報告書抜粋 カゴメ株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発部門は、お客様に近づくことを目的として当期から研究開発本部と名称変更しました。さらにお客様の期待に応えるソリューションを提供するため、商品開発部、アジア事業商品開発グループ、素材開発部、商品技術部、おいしさ安全部を①カスタマーソリューションセンターとして再編しました。加えて②農業研究部、③自然健康研究部で研究開発活動を推進いたしました。なお、研究開発活動については、特定のセグメントに関連付けられないため、セグメント別の記載は行っておりません。

主な研究開発概要とその成果は、次の通りであります。
① カスタマーソリューションセンターの商品開発部における飲料商品分野では、フレッシュな味わいの特別なストレートトマトジュースである「カゴメ2013国産トマトとれたてストレート」や、甘さを好むお客様向けの「あまいトマト」、温めて飲んでも美味しい冬向けの野菜飲料である「野菜生活100 ゆず&ジンジャーミックス」を市場導入いたしました。調味料・調理食品商品分野では、パンにそのままのせるだけで簡単に野菜が食べられる「パンのせ野菜」、あえるだけで炒めた香ばしさを感じる「カゴメ王道の味ナポリタン」を市場導入いたしました。乳酸菌商品分野では腸で生きぬく強さをもった「植物性乳酸菌ラブレLight 1日分の鉄分」「植物性乳酸菌ラブレLight コラーゲン」を、ギフト向け商品としてお湯を注ぐだけで本格的な野菜スープが楽しめる「ごちそう野菜 食べるスープ」を、それぞれ市場導入いたしました。 調味料・調理食品商品分野では、開けやすくて使いやすい、使い終わったら小さくたためる紙容器トマト調味料「トマトパック」シリーズとして「カットトマト for cooking」「基本のトマトソースfor cooking」「かけるトマト トマト&バジル」や、ドライトマトの素材を活かしたトマト調味料「旨みぎゅっとトッピングトマト」や、おいしくカロリー・塩分を50%オフにした「甘さひかえめカロリーハーフケチャップ」、毎日の食卓を新しいトマトメニューで楽しく華やかにする「洋風おかず」シリーズとして「きのこと鶏肉のトマト醤油だれ炒め」「白菜と豚肉のトマト塩麹だれ炒め」「ゴーヤチャンプルートマト仕立て」を、乳酸菌商品分野では「植物性乳酸菌ラブレ フルーツ&ヨーグルト」を、通信販売商品としてリコピンの抗酸化力を活かしたサプリメント「カゴメリコピンVE」「リコピン美活習慣」を、ギフト向け商品として「NIPPONやさいグルメの旅」を、それぞれ市場導入いたしました。
アジア事業商品開発グループでは、東南アジアで初めての導入となる新商品「Tomato Essence」「KAGOME LYCOPENE 44%」をタイにおいて市場導入いたしました。
素材開発部では、トマト加工技術の高度化に継続的に取り組み、香味・旨味や性状に優れたトマト一次加工品の開発を推進いたしました。
商品技術部では、「持ちやすくて、注ぎやすい」を科学的に検証し、「野菜生活100 スマートPET」(720ml)の開発を推進いたしました。
おいしさ安全部では、これまで通り放射線分析や各種危害物質の分析を行うと共に、残留農薬分析技術等の高度化にも取り組み、原料・商品における危害物質排除に向けて取り組みました。さらに、おいしさ研究の成果として、野菜の旨味を低減させることですっきりとした味わいにする特許を取得し、その成果を商品開発に活用しました。
② 農業研究部につきましては、野菜の遺伝資源の蓄積と新品種開発、栽培技術研究を推進し、カラーバリエーションでトマトの価値を提案する家庭菜園用トマト苗「パープルスタイル」「レッドモーニング」を開発し、4件の品種登録を行ないました。
③ 自然健康研究部につきましては、緑黄色野菜を主たる対象として機能性研究を推進し、「スルフォラファンに悪酔い軽減が期待できる効果」を解明し、商品価値を高める情報発信を推進いたしました。また、Lactobacillus brevis KB290(ラブレ菌)についても、「インフルエンザウイルスに対する防御効果」を確認し、学会発表いたしました。またトマトに含まれる全成分解明により、トマトの持つ価値を明らかにするために京都大学とカゴメによる共同研究講座を設置し、世界最先端の研究をスタートさせました。

その結果、当連結会計年度の研究開発費は、30億84百万円となりました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00444] S1001YQ2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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