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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CJ7

有価証券報告書抜粋 神姫バス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、政府によるデフレからの脱却と経済再生に向けた政策などを背景に円安・株高が進行し、輸出や設備投資に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、円安による原材料費・燃料費の高騰などにより、国内景気の先行きには少なからず不透明感が残っております。
このような情勢のなかで当社グループは、地域社会からの期待や要望に応えるため、バス事業を中心に様々な地域密着型営業を展開するとともに、公共輸送機関として欠かすことのできない安全の確保及びサービス向上に努めてまいりました。また、レジャーサービス業やその他事業において新店舗を出店するなど、さらなる収益力の向上を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は前年同期比1,864百万円(4.6%)増の42,333百万円、営業利益は前年同期比11百万円(1.1%)増の1,028百万円、経常利益は前年同期比78百万円(6.8%)増の1,241百万円となりました。更に特別損益を加減し、法人税等を控除した当期純利益は1,534百万円となり、前年同期比82百万円(5.7%)の増益となりました。

セグメントの業績は次の通りであります。なお、売上高、営業利益はセグメント間の内部売上高又は振替高控除前の金額であります。

①自動車運送
乗合バス部門におきましては、一般路線バスでは公営バスからの受託系統が増加したほか、定期券の販売が好調に推移いたしました。また、三田市内路線において西日本初となる連節バスの運行を開始し、輸送の効率化を図りました。高速バスでは姫路・三ノ宮~新宿線等が好調に推移し、増収となりました。また、ワイドシート車両の導入や高速バス情報サイトの立ち上げなど旅客サービスの向上を図りました。タクシー部門におきましては、乗務員の確保に努めたこと等により稼働数が増加しました。以上の結果、売上高は前年同期比310百万円(1.8%)増の17,919百万円となりましたが、営業損益は人件費及び燃料費の増加等により前年同期に比べ166百万円(△23.1%)悪化し、888百万円の営業損失となりました。

②車両物販・整備
車両物販部門におきましては、大型車両部品及びタイヤの販売が増加し、自動車販売では、消費税増税前の駆け込み需要も加わり販売台数は増加いたしました。自動車整備部門におきましては、新規顧客の確保に努め、車検や修理台数は増加しましたが、バス搭載機器の取付等が減少したこと等により前年同期並となりました。以上の結果、売上高は前年同期比576百万円(8.6%)増の7,269百万円、営業利益は29百万円(8.6%)増の376百万円となりました。

③業務受託
車両管理部門におきましては、契約解除が一部ありましたものの、新規顧客の獲得により堅調に推移いたしました。介護部門におきましては、サービス付き高齢者向け住宅「青山の郷」及び併設するデイサービス訪問介護施設「ケアサービス神姫あおやま」の稼働率上昇が収入の確保に寄与いたしました。経営受託部門におきましては、受託する指定管理施設が減少いたしました。以上の結果、売上高は前年同期比97百万円(△3.1%)減の3,070百万円となりましたが、営業利益は介護部門の収支が改善したこと等により前年同期比31百万円(17.9%)増の208百万円となりました。

④不動産
賃貸部門におきましては、新規契約がありましたものの、一部既存賃貸先の賃料改定や解約により減収となりました。販売部門におきましては、建売・注文住宅ともに販売戸数が増加したことにより、建設部門におきましては大口工事の売上を計上したことにより増収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比327百万円(9.1%)増の3,934百万円、営業利益は138百万円(11.3%)増の1,361百万円となりました。

⑤レジャーサービス
飲食部門におきましては、カフェ事業では三ノ宮店が好調に推移したほか、姫路南店をカフェ&バー・プロントとしてリニューアルオープンいたしました。FC事業では、サルヴァトーレ クオモ&バール 三ノ宮店(イタリアンレストラン)を新規出店したこと等により増収となりました。サービスエリア事業では鳥取自動車道の全線開通や店舗のリニューアル効果により好調に推移いたしました。レンタル部門・TSUTAYAにおきましては、利用客の減少によりレンタル・物販ともに苦戦いたしました。遊技場部門におきましては、店舗のリニューアルや低価格貸玉営業機種を増台するなど顧客確保に努めましたが、遊技者人口の減少や近隣店との競合により減収となりました。以上の結果、売上高は前年同期比252百万円(△3.2%)減の7,686百万円、営業利益は飲食部門における新規出店費用の発生等により前年同期に比べ60百万円(△36.6%)減の104百万円となりました。

⑥旅行貸切
旅行部門におきましては、手配旅行が前年同期と比べ減収となりましたが、開園30周年を迎えた東京ディズニーリゾートを中心とした募集型企画旅行が好調に推移し増収となりました。貸切バス部門におきましては、効率的な配車により日車収入が増加しました。以上の結果、売上高は前年同期比210百万円(6.4%)増の3,523百万円となりました。営業損益は前年同期に比べ63百万円(54.5%)改善しましたが、53百万円の営業損失となりました。

⑦その他
清掃・警備部門におきましては、車両・建物清掃や放置車両確認業務の契約数が減少し、減収となりました。コンビニエンス部門におきましては、FC事業としてファミリーマートを新たに3店舗出店いたしました。農業部門におきましては、トマト等の生産に加え、農家から農産物を集める集荷場の運営を拡大いたしました。化粧品販売部門におきましては、直営サロンを含む2店舗を新たに開業いたしました。以上の結果、売上高は前年同期比566百万円(39.8%)増の1,989百万円となりましたが、営業損益はコンビニエンス部門の店舗開設費用の発生等により前年同期に比べ46百万円(△109.7%)悪化し、89百万円の営業損失となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,161百万円増加し、7,517百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益2,672百万円に非資金項目である減価償却費等を調整した結果、前年同期比254百万円(5.5%)増の4,886百万円となりました。これは主に、自動車運送事業において定期券の発売が増加したこと等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期比430百万円(23.2%)増の2,288百万円となりました。これは主に、不動産業における有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前年同期比23百万円(1.7%)増の1,436百万円となりました。これは主に、リース債務の返済による支出が増加したこと等によるものです。

なお、当連結会計年度におけるフリー・キャッシュ・フロー(営業活動におけるキャッシュ・フローと投資活動におけるキャッシュ・フローを合算したもの)は2,597百万円のプラスとなりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04160] S1002CJ7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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