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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002766

有価証券報告書抜粋 株式会社ニチレイ 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、株式会社ニチレイフーズ 研究開発部・技術戦略部(加工食品事業)、株式会社ニチレイロジグループ本社 技術部(低温物流事業)及び株式会社ニチレイバイオサイエンス 開発センター(その他の事業)を研究開発部門として、市場の変化に対応した新商品及び新技術の開発並びに新規事業の育成を目指した研究開発活動を行っております。
当連結会計年度の研究開発費は16億7百万円で前期に比べ2億10百万円減少しました。セグメント別の内訳は、加工食品事業では11億27百万円、低温物流事業は36百万円、その他の事業は4億43百万円となりました。

セグメント別の研究開発活動の状況は次のとおりであります。
(1) 加工食品事業
冷凍食品ならではの更なる「価値」をお届けすべく商品開発とそれに係る技術開発を進めました。
当連結会計年度においては、家庭用冷凍食品では、「焼き」にこだわり「素焼き」と十分な熱量を費やした「本焼き」とを組み合わせて、焼けた醤油の香ばしさを実現した「本格焼おにぎり」、特許取得の新製法により、電子レンジで揚げ立てのような衣の食感を食卓にお届けする「新・レンジ生活 牛肉コロッケ」と「新・レンジ生活 クリームコロッケ(かに入り3%)」を発売しました。
業務用冷凍食品では、分析技術と調理加工技術を駆使した「スパイス香るフライドチキン」や、日本介護食品協議会が設定した基準(ユニバーサルデザインフード規格)に適合した歯ぐきでつぶせるほど柔らかな食感の「花乃菓房 とろける大福」を福祉給食等向けに発売しました。
アセロラの機能性に関しては、東京大学等とアセロラ由来ビタミンCやポリフェノールについての共同研究を引き続き行っております。当連結会計年度は、アセロラ由来のポリフェノールの新たな生理機能を見出し、学会発表を行いました。また、生活者の深層心理を探るサイコメトリックスの商品開発への活用についても引き続き大学研究機関と共同研究を行い、生活者のニーズの見える化と商品開発への応用を推進しております。

(2) 低温物流事業
環境保全に関する取組みとして、自然冷媒であるアンモニアやオゾン層破壊係数ゼロのフロン代替冷媒を使用した冷凍システムの導入・検証を進めております。
また、地球温暖化・オゾン層破壊など環境負荷に起因するフロン冷媒を使用した冷凍システムでは、高感度検知器を導入することにより軽微な漏洩も発見・改善を行う適正な管理体制を全事業所に展開しております。
CO2排出量削減の取組みについては、太陽光発電設備やLED照明、高効率冷凍システムなど各種省エネ機器の導入・検証を進めております。

(3) その他の事業(バイオサイエンス事業)
免疫組織染色、簡易診断薬の分野における開発を行うほか、グループ企業の素材調達力を活かして、有用な機能性素材の開発にも注力しております。
当連結会計年度は、免疫組織染色では肺がんの個別化医療に役立つ高感度ALK IHCキットの体外診断用医薬品の製造販売承認申請を行いました。また、簡易診断薬ではRSV簡易診断キットを発売しました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00446] S1002766)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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