有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029OR
立山黒部貫光株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)
(1)業績
当連結会計年度の業績は、営業収益が6,720,900千円と前連結会計年度に比べ433,900千円の増収、営業利益が229,787千円、経常利益が259,374千円、当期純利益は197,267千円となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、「第2 事業の状況」及び「第3 設備の状況」については、消費税等抜きで記載しております。
① 運輸事業
当期のわが国経済は、アベノミクスの基本方針である「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の「三本の矢」の効果により、国内需要が堅調に推移し、生産が緩やかな増加基調にある中で、雇用・所得環境も改善しており、景気回復が続いております。
観光業界におきましては、国内旅行は、格安航空会社の路線増加、東京ディズニーリゾート30周年および東京スカイツリーの人気による首都圏観光の賑わいなどにより前年を上回りました。海外旅行は、東南アジア方面は増加しましたが、中国・韓国が国際関係の影響で敬遠され、総数では減少となりました。一方、訪日外客数は、プロモーション効果、円高是正による旅行費用の割安感、東南アジア諸国の査証緩和が追い風となり、過去最高の1,036万人になるなど、総旅行人数の伸びが見られました。
このような中、当期の立山黒部アルペンルートは、4月10日に、富山側は立山~弥陀ヶ原間の営業を再開し、4月16日には、立山~信濃大町間が全線営業再開となり、11月30日まで営業いたしました。
営業の推移を概観いたしますと、当ルートの入り込み人員は、過去2年間80万人台にとどまっており、2015年春の北陸新幹線開業に向けて、90万人台の回復に取り組みました。国内旅客においては、依然、団体旅客がバス旅行の不振により低調でありましたが、個人旅客は夏期の大雨による異常気象にもかかわらず、一年を通じて堅調に推移し、前年を上回りました。この結果、国内旅客の入り込みは、合計813千人(対前年102%、17千人増)となりました。
また、訪日旅客は、「立山黒部」のブランドが浸透し、主要国の台湾が史上初めて10万人を突破し、香港、韓国、タイについても、大幅な増加となりました。また、新興国であるシンガポール、インドネシア、マレーシアは「立山・雪の大谷ウォーク(壮大な雪壁)」の定着が進み、堅調に推移しました。これにより、訪日旅客の入込合計は、過去最高の145千人(対前年163%、56千人増)となりました。
この結果、当期の入り込み人員は、合計958千人(対前年108%、73千人増)となりました。また、入り込み別では、富山入り込みが469千人(対前年105%)、大町入り込みは489千人(対前年111%)となりました。
この結果、営業収益は3,548,103千円(前連結会計年度比7.2%増)、営業利益は336,556千円(前連結会計年度は36,381千円の営業利益)となりました。
(提出会社の運輸成績表)
鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー)
鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー)
普通索道事業
無軌条電車事業
自動車事業
(業種別営業成績)
② ホテル事業
アルペンルートの全線開通に合わせ、ホテル立山については、4月16日から営業を再開し、アルペンルート営業終了の11月30日まで、また弥陀ヶ原ホテルについては、富山側の開通に合わせ、4月10日から11月6日までの営業をいたしました。
当期の営業の経過は、ホテル立山と弥陀ヶ原ホテルでは、シーズンを通して宿泊・食堂・売店とも概ね好調に推移しました。特にホテル立山の食堂収入におきましては、国内団体が減少したものの、4月~7月までの訪日団体が大幅に増加し、増収の大きな要因となりました。
その結果、ホテル立山の宿泊人員は33,806人(対前年比105%)となり、宿泊収入は同比106%、食堂収入は同比126%、売店収入が同比105%、収入合計では同比109%となりました。
また、弥陀ヶ原ホテルの宿泊人員は15,972人(対前年比102%)、宿泊収入は同比105%、食堂収入は同比101%、売店収入は同比101%、収入合計では同比104%となりました。
宇奈月国際ホテルにつきましては、春先は黒部峡谷トロッコ電車の営業再開の遅れにより影響を受けましたが、個人客・企画団体をうまく取り込むことができ、宿泊人員を大きく伸ばすことができました。しかしながら、他の旅館との価格競争もあり、収入につきましては微増になりました。
これにより、宿泊人員は26,979人(対前年比110%)、宿泊収入は同比104%、売店等を加えた収入合計では同比103%となりました。
この結果、営業収益は2,555,532千円(前連結会計年度比7.2%増)、営業損失は216,417千円(前連結会計年度は222,961千円の営業損失)となりました。
(業種別営業成績)
③ 構内販売事業
営業収益は582,151千円(前連結会計年度比3.2%増)、営業利益は75,541千円(同前連結会計年度は29,858
千円の営業利益)となりました。
(業種別営業成績)
④ その他事業
営業収益は244,193千円(前連結会計年度比4.9%増)、営業利益は15,576千円(同36.3%減)となりました。
(業種別営業成績)
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ53,835千円減少し、当連結会計年度末には1,226,534千円(前連結会計年度比4.2%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、817,011千円であります。その主なものは、税金等調整前当期純利益219,301千円(前連結会計年度は192,353千円の当期純損失)、減価償却費636,693千円(前連結会計年度比16.0%増)、未収入金の増加86,014千円(前連結会計年度は142,589千円の減少)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、320,007千円(前連結会計年度は811,479千円)であります。その主なものは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出710,227千円(同838,643千円)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得た資金は、550,840千円(前連結会計年度は144,084千円)であります。その主なものは、短期借入金の借り入れが2,232,000千円(同3,773,000千円)、返済が2,725,000千円(同3,776,000千円)であります。また長期借入金は、新規に360,000千円の借り入れ(同33.3%減)、約定弁済418,000千円であります。
当連結会計年度の業績は、営業収益が6,720,900千円と前連結会計年度に比べ433,900千円の増収、営業利益が229,787千円、経常利益が259,374千円、当期純利益は197,267千円となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、「第2 事業の状況」及び「第3 設備の状況」については、消費税等抜きで記載しております。
① 運輸事業
当期のわが国経済は、アベノミクスの基本方針である「大胆な金融政策」、「機動的な財政政策」、「民間投資を喚起する成長戦略」の「三本の矢」の効果により、国内需要が堅調に推移し、生産が緩やかな増加基調にある中で、雇用・所得環境も改善しており、景気回復が続いております。
観光業界におきましては、国内旅行は、格安航空会社の路線増加、東京ディズニーリゾート30周年および東京スカイツリーの人気による首都圏観光の賑わいなどにより前年を上回りました。海外旅行は、東南アジア方面は増加しましたが、中国・韓国が国際関係の影響で敬遠され、総数では減少となりました。一方、訪日外客数は、プロモーション効果、円高是正による旅行費用の割安感、東南アジア諸国の査証緩和が追い風となり、過去最高の1,036万人になるなど、総旅行人数の伸びが見られました。
このような中、当期の立山黒部アルペンルートは、4月10日に、富山側は立山~弥陀ヶ原間の営業を再開し、4月16日には、立山~信濃大町間が全線営業再開となり、11月30日まで営業いたしました。
営業の推移を概観いたしますと、当ルートの入り込み人員は、過去2年間80万人台にとどまっており、2015年春の北陸新幹線開業に向けて、90万人台の回復に取り組みました。国内旅客においては、依然、団体旅客がバス旅行の不振により低調でありましたが、個人旅客は夏期の大雨による異常気象にもかかわらず、一年を通じて堅調に推移し、前年を上回りました。この結果、国内旅客の入り込みは、合計813千人(対前年102%、17千人増)となりました。
また、訪日旅客は、「立山黒部」のブランドが浸透し、主要国の台湾が史上初めて10万人を突破し、香港、韓国、タイについても、大幅な増加となりました。また、新興国であるシンガポール、インドネシア、マレーシアは「立山・雪の大谷ウォーク(壮大な雪壁)」の定着が進み、堅調に推移しました。これにより、訪日旅客の入込合計は、過去最高の145千人(対前年163%、56千人増)となりました。
この結果、当期の入り込み人員は、合計958千人(対前年108%、73千人増)となりました。また、入り込み別では、富山入り込みが469千人(対前年105%)、大町入り込みは489千人(対前年111%)となりました。
この結果、営業収益は3,548,103千円(前連結会計年度比7.2%増)、営業利益は336,556千円(前連結会計年度は36,381千円の営業利益)となりました。
(提出会社の運輸成績表)
鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー)
項目 | 単位 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | 対前年増減率(%) |
営業粁 | 粁 | 0.8 | 0.0 |
営業日数 | 日 | 229 | △2.6 |
客車走行粁 | 粁 | 15,430 | 1.2 |
旅客輸送人員 | 人 | 708,392 | 7.5 |
旅客運輸収入 | 千円 | 442,417 | 7.5 |
運輸雑収 | 千円 | 1,629 | 17.7 |
収入合計 | 千円 | 444,046 | 7.5 |
1日営業1粁あたり運輸収入 | 千円 | 2,423 | 10.3 |
1日平均客車走行粁 | 粁 | 67 | 3.1 |
1日平均旅客輸送人員 | 人 | 3,093 | 10.3 |
1日平均運輸収入 | 千円 | 1,939 | 10.3 |
乗車効率 | % | 28 | 6.3 |
(注) | 1. | 25.4.1~25.4.15・25.12.1~26.3.31 積雪のため営業休止 | ||
2. | 乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | ×100 | |
(客車走行粁×平均定員) |
鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー)
項目 | 単位 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | 対前年増減率(%) |
営業粁 | 粁 | 1.3 | 0.0 |
営業日数 | 日 | 235 | 13.0 |
客車走行粁 | 粁 | 30,007 | 10.6 |
旅客輸送人員 | 人 | 730,148 | 8.2 |
旅客運輸収入 | 千円 | 399,630 | 8.9 |
運輸雑収 | 千円 | 3,163 | 56.8 |
収入合計 | 千円 | 402,794 | 9.2 |
1日営業1粁あたり運輸収入 | 千円 | 1,318 | △3.3 |
1日平均客車走行粁 | 粁 | 128 | △1.5 |
1日平均旅客輸送人員 | 人 | 3,107 | △4.2 |
1日平均運輸収入 | 千円 | 1,714 | △3.3 |
乗車効率 | % | 26 | △2.2 |
(注) | 1. | 25.4.1~25.4.9 積雪のため営業休止 25.12.1~26.3.31 積雪のため営業休止 | ||
2. | 乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | ×100 | |
(客車走行粁×平均定員) |
普通索道事業
項目 | 単位 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | 対前年増減率(%) |
営業粁 | 粁 | 1.7 | 0.0 |
営業日数 | 日 | 229 | △2.6 |
客車走行粁 | 粁 | 39,603 | 3.9 |
旅客輸送人員 | 人 | 693,145 | 7.7 |
旅客運輸収入 | 千円 | 649,270 | 7.5 |
運輸雑収 | 千円 | 1,698 | △16.3 |
収入合計 | 千円 | 650,969 | 7.5 |
1日営業1粁あたり運輸収入 | 千円 | 1,672 | 10.3 |
1日平均客車走行粁 | 粁 | 173 | 6.6 |
1日平均旅客輸送人員 | 人 | 3,027 | 10.5 |
1日平均運輸収入 | 千円 | 2,842 | 10.3 |
乗車効率 | % | 37 | 3.7 |
(注) | 1. | 25.4.1~25.4.15・25.12.1~26.3.31 積雪のため営業休止 | ||
2. | 乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | ×100 | |
(客車走行粁×平均定員) |
無軌条電車事業
項目 | 単位 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | 対前年増減率(%) |
営業粁 | 粁 | 3.7 | 0.0 |
営業日数 | 日 | 229 | △2.6 |
客車走行粁 | 粁 | 91,841 | 2.6 |
旅客輸送人員 | 人 | 666,884 | 8.8 |
旅客運輸収入 | 千円 | 1,040,764 | 8.7 |
運輸雑収 | 千円 | 2,075 | △10.4 |
収入合計 | 千円 | 1,042,840 | 8.6 |
1日営業1粁あたり運輸収入 | 千円 | 1,230 | 11.5 |
1日平均客車走行粁 | 粁 | 401 | 5.3 |
1日平均旅客輸送人員 | 人 | 2,912 | 11.7 |
1日平均運輸収入 | 千円 | 4,553 | 11.5 |
乗車効率 | % | 37 | 6.1 |
(注) | 1. | 25.4.1~25.4.15・25.12.1~26.3.31 積雪のため営業休止 | ||
2. | 乗車効率の算出方法 | (営業粁×旅客輸送人員) | ×100 | |
(客車走行粁×平均定員) |
自動車事業
項目 | 単位 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | 対前年増減率(%) |
営業粁 | 粁 | 85.6 | 0.0 |
営業日数 | 日 | 343 | 0.3 |
延人粁 | 人粁 | 17,574,261 | 19.9 |
車両走行粁 | 粁 | 653,268 | △1.1 |
旅客輸送人員 | 人 | 769,066 | 5.8 |
旅客運送収入 | 千円 | 972,839 | 4.5 |
運輸雑収 | 千円 | 7,695 | 13.4 |
収入合計 | 千円 | 980,535 | 4.6 |
1日営業1粁あたり運送収入 | 千円 | 33 | 4.3 |
1日平均車両走行粁 | 粁 | 1,905 | △1.3 |
1日平均旅客輸送人員 | 人 | 2,242 | 5.5 |
1日平均運送収入 | 千円 | 2,858 | 4.3 |
乗車効率 | % | 49 | 21.2 |
(注) | 1. | 弥陀ヶ原線 25.4.1~25.4.9・25.12.1~26.3.31 積雪のため営業休止 極楽坂線 25.4.1~25.12.13 営業休止 称名滝線 25.4.1~25.4.15・25.11.11~26.3.31 営業休止 | ||
2. | 乗車効率の算出方法 | 延人粁 | ×100 | |
車両走行粁×1両平均定員 |
(業種別営業成績)
業種別 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
鋼索鉄道事業(黒部ケーブルカー) | 444,046 | 7.5 |
鋼索鉄道事業(立山ケーブルカー) | 402,794 | 9.2 |
普通索道事業 | 650,969 | 7.5 |
無軌条電車事業 | 1,042,840 | 8.6 |
自動車事業 | 980,535 | 4.6 |
貨物自動車事業 | 26,918 | 9.7 |
合計 | 3,548,103 | 7.2 |
② ホテル事業
アルペンルートの全線開通に合わせ、ホテル立山については、4月16日から営業を再開し、アルペンルート営業終了の11月30日まで、また弥陀ヶ原ホテルについては、富山側の開通に合わせ、4月10日から11月6日までの営業をいたしました。
当期の営業の経過は、ホテル立山と弥陀ヶ原ホテルでは、シーズンを通して宿泊・食堂・売店とも概ね好調に推移しました。特にホテル立山の食堂収入におきましては、国内団体が減少したものの、4月~7月までの訪日団体が大幅に増加し、増収の大きな要因となりました。
その結果、ホテル立山の宿泊人員は33,806人(対前年比105%)となり、宿泊収入は同比106%、食堂収入は同比126%、売店収入が同比105%、収入合計では同比109%となりました。
また、弥陀ヶ原ホテルの宿泊人員は15,972人(対前年比102%)、宿泊収入は同比105%、食堂収入は同比101%、売店収入は同比101%、収入合計では同比104%となりました。
宇奈月国際ホテルにつきましては、春先は黒部峡谷トロッコ電車の営業再開の遅れにより影響を受けましたが、個人客・企画団体をうまく取り込むことができ、宿泊人員を大きく伸ばすことができました。しかしながら、他の旅館との価格競争もあり、収入につきましては微増になりました。
これにより、宿泊人員は26,979人(対前年比110%)、宿泊収入は同比104%、売店等を加えた収入合計では同比103%となりました。
この結果、営業収益は2,555,532千円(前連結会計年度比7.2%増)、営業損失は216,417千円(前連結会計年度は222,961千円の営業損失)となりました。
(業種別営業成績)
業種別 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
宇奈月国際ホテル | 447,409 | 3.1 |
ホテル立山 | 1,754,082 | 8.9 |
弥陀ヶ原ホテル | 354,041 | 4.4 |
合計 | 2,555,532 | 7.2 |
③ 構内販売事業
営業収益は582,151千円(前連結会計年度比3.2%増)、営業利益は75,541千円(同前連結会計年度は29,858
千円の営業利益)となりました。
(業種別営業成績)
業種別 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
売店 | 458,529 | 5.7 |
レストラン | 114,830 | △6.3 |
その他 | 8,790 | 13.7 |
合計 | 582,151 | 3.2 |
④ その他事業
営業収益は244,193千円(前連結会計年度比4.9%増)、営業利益は15,576千円(同36.3%減)となりました。
(業種別営業成績)
業種別 | 当連結会計年度 (25.4.1~26.3.31) | |
営業収益(千円) | 対前期増減率(%) | |
商品販売 | 147,646 | 10.1 |
建物等賃貸 | 26,080 | 0.2 |
業務受託 | 75,861 | △2.8 |
消去 | 5,395 | △0.6 |
合計 | 244,193 | 4.9 |
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ53,835千円減少し、当連結会計年度末には1,226,534千円(前連結会計年度比4.2%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、817,011千円であります。その主なものは、税金等調整前当期純利益219,301千円(前連結会計年度は192,353千円の当期純損失)、減価償却費636,693千円(前連結会計年度比16.0%増)、未収入金の増加86,014千円(前連結会計年度は142,589千円の減少)であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、320,007千円(前連結会計年度は811,479千円)であります。その主なものは、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出710,227千円(同838,643千円)であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得た資金は、550,840千円(前連結会計年度は144,084千円)であります。その主なものは、短期借入金の借り入れが2,232,000千円(同3,773,000千円)、返済が2,725,000千円(同3,776,000千円)であります。また長期借入金は、新規に360,000千円の借り入れ(同33.3%減)、約定弁済418,000千円であります。
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