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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002BBJ

有価証券報告書抜粋 日本ロジテム株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、アベノミクスの3本の矢に対する期待感などから円安・株高が進み、企業業績の回復に向けた兆しが見られたものの、輸入原材料価格の上昇や中国をはじめとした新興国における景気の減速懸念もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループが属する物流業界につきましては、燃料価格の高騰、人手不足やトラック不足の深刻化に加えて、大型物流施設の相次ぐ開発により事業者間の競争が激化するなど、取り巻く環境は厳しいものでありました。
このような状況の中で当社グループは、「日本一信頼される企業グループ」を目指すため、収益力の向上および経営基盤の強化、国際物流事業の拡大、CSR経営の推進を経営目標としてグループ一丸となって取り組みました。
営業活動につきましては、引き続き「改革」「改善」「改新」をキーワードとして、現場力の強化ならびに経営の効率化を図るとともに、3PL事業の拡大に努めました。
国内につきましては、2013年6月に埼玉営業所(埼玉県川越市)および2014年1月に野田第二倉庫(千葉県野田市)を開設するなど、積極的な拠点展開を推進し、新規得意先の獲得ならびに既存得意先の取引拡大を図りました。なお、2013年12月に当社グループ最大規模となる物流施設(神奈川県綾瀬市に建設)の賃貸借予約契約を締結しております。
海外につきましては、ベトナムにおきまして、食品関連の得意先からの配送業務の受注量の増加により、業容が拡大いたしました。また、インドシナ半島地域では、ベトナム・タイ・ラオスに続き、4ヵ国目となるミャンマーにおいて、2013年10月にグローバル展開を加速するため、「LOGITEM MYANMAR CO.,LTD.」を設立し、その体制整備に注力いたしました。
営業収益につきましては、これらの取り組みに加え、当社グループの業績に影響を与える主要通貨であるベトナムドン(VND)に対して、為替が円安に推移したことなどから、増収となりました。一方、利益面につきましては、国内における貨物自動車運送事業の協力車費用など外部委託費が想定以上に増加したほか、海外における管理部門の人員強化等による販売費及び一般管理費が増加したことなどから、減益となりました。また、当期純利益につきましては、賃貸借契約解約益を計上した前連結会計年度と比べて、特別利益が減少したことなどから、大きな減少率となりました。
その結果、当連結会計年度の営業収益は384億62百万円(前連結会計年度比6.0%増)、営業利益は4億2百万円(同14.7%減)、経常利益は3億35百万円(同23.5%減)、当期純利益は79百万円(同61.4%減)となりました。


セグメント別の業績は、次のとおりであります。
①貨物自動車運送事業
営業収益につきましては、当社において、前連結会計年後と比べ横ばいとなりました。一方、LOGITEM VIETNAM CORP.およびLOGITEM VIETNAM CORP.NO.2において、既存得意先の取扱量が増加したことや、LOGITEM(THAILAND)CO.,LTD.において、前連結会計年度の期中に受注した得意先の取扱いが通年で寄与したことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、当社において、協力車費用など外部委託費が増加したことなどから、減益となりました。
その結果、営業収益は189億80百万円(前連結会計年度比3.5%増)、セグメント利益は11億30百万円(同8.9%減)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の49.4%を占めております。
②センター事業
営業収益につきましては、当社において、既存得意先の取扱量が増加したことや、前連結会計年度の期中に受注した得意先の取扱いが通年で寄与したことなどから、増収となりました。セグメント利益につきましては、当社において、既存得意先からの作業単価の改定要請に伴う値下げを実施したことや新規業務における作業効率化の遅れなどから、減益となりました。
その結果、営業収益は67億46百万円(前連結会計年度比9.2%増)、セグメント利益は3億75百万円(同12.7%減)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の17.5%を占めております。

③アセット事業
当社において、2013年6月から埼玉営業所が稼働したことや、LOGITEM VIETNAM CORP.NO.2において、既存得意先の取扱いが増加したことなどから、増収増益となりました。
その結果、営業収益は66億92百万円(前連結会計年度比11.9%増)、セグメント利益は8億56百万円(同19.3%増)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の17.4%を占めております。

④その他事業
ロジテムエージェンシー株式会社において、得意先工場内の請負業務量が減少したものの、LOGITEM VIETNAM CORP.NO.1において、旅客自動車運送事業が拡大したことや、LOGITEM (THAILAND) CO.,LTD.において、施工関連業務が好調に推移したことなどから、増収増益となりました。
その結果、営業収益は60億42百万円(前連結会計年度比4.4%増)、セグメント利益は7億47百万円(同5.5%増)となりました。
当事業の営業収益は、当社グループ営業収益全体の15.7%を占めております。


(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて4億10百万円増加し、当連結会計年度末は20億77百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、17億24百万円(前連結会計年度比3億58百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益が3億32百万円ならびに減価償却費が13億20百万円あったことにより資金が増加したためであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、6億88百万円(前連結会計年度比49万円減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が5億40百万円あったことにより資金が減少したためであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、7億57百万円(前連結会計年度比2億24百万円増)となりました。これは主にリース債務の返済による支出が4億73百万円あったことにより資金が減少したためであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04206] S1002BBJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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