シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CD9

有価証券報告書抜粋 南総通運株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国の経済は、政府の経済対策や日本銀行の金融緩和等の効果により円高の是正や株価の上昇が進み、緩やかながら景気は改善傾向で推移いたしましたが、円安の影響による輸入物価の上昇や海外景気の下振れリスクなど先行き不透明な状態が続きました。
物流業界におきましては、消費関連貨物や建設関連貨物が増加いたしましたが、円安の影響による燃料価格の高止まりなど、依然として厳しい経営環境が続きました。
このような経営環境の下で当社グループは、お客様の立場に立ったより良い物流サービスを提案、提供し、既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減にも積極的に取組んでまいりました。
この結果、物流の効率化及び不動産の有効活用などを推進してまいりましたが、建設事業の完成高が減少したことなどにより、当連結会計年度の営業収入は、11,435百万円と前期比△733百万円(△6.0%)の減収となりましたが、営業利益は1,280百万円と前期比111百万円(9.5%)の増益、経常利益は1,223百万円と前期比123百万円(11.2%)の増益となりました。しかしながら当期は減損損失の計上があったため、当期純利益は686百万円と前期比△23百万円(△3.2%)減益となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
貨物自動車運送事業
貨物自動車運送事業については、堅調な内需を背景に国内貨物量は若干回復傾向がみられ、営業収入は3,918百万円、前期比212百万円、5.7%の増収となりましたが、反面利益については業者間競争や顧客のコスト削減による低運賃・低価格等が続くなか、貨物自動車運送事業に係る設備投資の資産減価償却による経費増もあり、セグメント利益(営業利益)は146百万円、前期比△69百万円、△32.2%の減益となりました。

倉庫事業
倉庫事業については、新倉庫の設備投資などにより、営業収入は2,356百万円、前期比72百万円、3.2%の増収となりましたが、業者間競争や顧客のコスト削減による低価格等が続き、セグメント利益(営業利益)は783百万円、前期比△19百万円、△2.5%の減益となりました。

附帯事業
附帯事業については、一部個人消費に明るさがみられる中、自動車関連でも整備関連を中心に回復の動きが見られ、営業収入は3,625百万円、前期比149百万円、4.3%の増収となり、セグメント利益(営業利益)は211百円、前期比53百万円、33.9%の増益となりました。


不動産事業
不動産事業については、一部賃貸物件の稼働率に回復の動きが見られたことなどから、営業収入は910百万円、前期比142百万円、18.5%の増収となり、セグメント利益(営業利益)は564百万円、前期比152百万円、37.0%の増益となりました。

建設事業
建設事業については、完成高が減少したことなどにより、営業収入は1,754百万円、前期比△38百万円、△2.2%の減収となりましたが、セグメント利益(営業利益)は101百万円、前期比17百万円、21.6%の増益となりました。

その他事業
その他事業については、旅客運送事業、保険代理店業が個人消費の落ち込みで回復の兆しが見えない中、営業収入は373百万円、前期比7百万円、2.2%増収となりましたが、6百万円のセグメント損失(営業損失)(前連結会計年度は5百万円の営業利益)となりました。

(注) 上記の金額には消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ△355百万円減少し、1,782百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が1,201百万円となり、減価償却費及び減損損失等の非資金損益項目の増加及び法人税等の支払額の増加等により、得られた資金は1,139百万円と前連結会計年度に比べ△246百万円、△17.8%の減少となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が増加したこと等により、使用した資金は1,630百万円と前連結会計年度に比べ1,186百万円、267.3%の増加となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の純増減額の減少及び長期借入れによる収入の増加等により、得られた資金は135百万円(前連結会計年度は343百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04223] S1002CD9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。