伊勢湾海運株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)

今後のわが国の経済は、政府による各種政策の効果などを背景に緩やかに回復していくことが期待されます。しかし、海外景気の下振れや消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動等の懸念が存在し、依然として不透明な状況が続くと予想されます。
当社グループといたしましては、製造業の海外進出が活発化している現状下において、当社グループの成長戦略にとって、海外展開は重要な課題のひとつと考えております。今後につきましては、昨年開設した台湾の駐在員事務所の現地法人化、また、連結子会社 ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.及びPT.ISEWAN INDONESIAの設備拡充を計画しております。海外戦略を進めていく上で、現地での情報収集は不可欠であり、日本をはじめ海外の各拠点と連携を密にし、海外における施設を強力な武器として国内外問わず営業活動を積極的に推し進めてまいります。
また、今年は創立65周年を迎えた年でもあり、今後も移り変わる環境の変化にも対応し、株主様のご要望にお応えできるよう一層の営業努力を重ねていく所存でございます。