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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029SQ

有価証券報告書抜粋 朝日放送グループホールディングス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2013年4月1日~2014年3月31日)の日本経済は、政府の経済・金融政策の効果で円安・株高が続き、企業収益や雇用環境の改善がみられ、消費税増税前の駆け込み需要などの影響もあり、景気は緩やかな回復基調を継続しました。広告業界においても、大阪地区のテレビスポット広告の出稿量が前連結会計年度を上回りました。
このような経済状況の中、当社グループが主力事業を展開する放送事業においては、テレビスポット収入や催物収入が前連結会計年度の実績よりも増え、増収となりました。ハウジング事業においては、新たな住宅展示場や住宅設備関連の展示場がオープンし、増収となりました。ゴルフ事業においては、会員権の販売が好調に推移したことにより増収となりました。以上の結果、当連結会計年度における当社グループの売上高は814億8千4百万円となり、前連結会計年度に比べて26億3千6百万円(3.3%)の増収となりました。
一方、費用面では売上原価が523億5千3百万円で、前連結会計年度に比べて22億7千1百万円(4.5%)増加しました。販売費および一般管理費については233億3千9百万円となり、3億2千1百万円(1.4%)増加しました。以上の結果、営業利益は57億9千1百万円となり、4千3百万円(0.7%)の増益、経常利益は60億2千5百万円で、2億4百万円(3.5%)の増益となりました。また、税金等調整前当期純利益は60億7千3百万円で、6億2千8百万円(11.5%)の増益となり、当期純利益は32億5千4百万円で、4億8千万円(17.3%)の増益となりました。

セグメントごとの業績は、以下のとおりです。

[放送事業]
当連結会計年度における放送事業の売上高は707億3千9百万円となり、前連結会計年度に比べ17億8千1百万円(2.6%)の増収となりました。主力のテレビスポット収入の増収に加えて、催物収入が大幅な増収となったことが大きな要因です。一方、営業費用は、ネットタイムやスポットの増収に伴いテレビ番組費やテレビ代理店手数料などが増え、さらに催物収入の増収に伴い催物費が増えて前連結会計年度に比べ2.9%増加しました。この結果、営業利益は44億1千2百万円となり、9千5百万円(△2.1%)の減益となりました。


テレビ部門では、当期の視聴率は、全日帯(午前6時~午前0時)が7.8%、ゴールデン帯(午後7時~10時)が12.2%、プライム帯(午後7時~11時)が12.8%、プライム2帯(午後11時~午前1時)が9.5%で、ゴールデン、プライム、プライム2の三冠を達成しました。また、CS放送のスカイ・エーは、阪神タイガースのホームゲーム72試合すべてを中継するなど、阪神タイガース、ゴルフ、サッカーのJリーグを3本柱に、スポーツソフトを充実させています。また、スカパー!における新商品「セレクト5」が3月に発売されましたが、選択率は12%前後と、まずまずのスタートとなっています。
ラジオ部門では、当期のラジオの聴取率は、年に3度行われる調査において、週平均(月~日 午前5時~翌午前5時)では、4月は1.1%、6月は1.2%、12月は1.0%で、6月はFM802と同率首位、そして4月と12月は2位という結果になりました。平日平均(月~金 午前5時~翌午前5時)では、4月と6月で1.2%、12月は1.1%となっており、こちらは4月のみFM802と並んで同率首位、6月と12月は2位となっています。
事業部門では、恒例のロックフェスティバル「SUMMER SONIC 2013 大阪」は、洋楽・邦楽アーチストともビッグネームが揃い、大阪開催としては14年目にして、初の両日ソールドアウト公演となり、観客総数は9万5千人でした。また、11月にはポール・マッカートニーの11年ぶりの来日公演を京セラドーム大阪で主催。7万人の観客が、ポールの演奏に酔いしれました。前年度から始めた金魚とアートのコラボレーションである「アートアクアリウム展」は、会場を阪急うめだ本店に移し、34日間で16万8千人を動員、前年度の入場記録を大幅に塗り替えました。
コンテンツ事業部門では、拡大するスマートフォンユーザーに対する新しいビジネスを充実させています。「アタック25」「プリキュア」「家庭の医学」「夏の高校野球」の番組連動アプリは、KDDIの課金システムや広告収入などで年間1億円以上の売上げを記録、大きな収益源に成長しました。また、海外へのビジネス展開は、東南アジアを中心に番組販売を順調に継続中です。番組フォーマットは、「新婚さんいらっしゃい!」をベトナムに、「家庭の医学」を中国に販売することに成功しました。今後も引き続き国際見本市などを通じて当社の企画力を海外に発信していく取り組みを強化してまいります。

[ハウジング事業]
ハウジング事業の売上高は98億2千4百万円となり、前連結会計年度に比べ7億8千4百万円(8.7%)の増収となりました。一方、営業費用は、新規会場の開設に伴う初期費用などで8.9%増加しましたが、営業利益は12億8千3百万円となり、8千6百万円(7.2%)の増益となりました。主力事業の住宅展示場運営において、新規会場の開設(9月:戸塚住宅公園)や、既存会場の空き区画への新規出展に加え、4月に、話題を集めるグランフロント大阪に「HDC大阪」が新規オープンしたことなどが増収に大きく貢献しました。

[ゴルフ事業]
ゴルフ事業の売上高は9億2千万円となり、前連結会計年度に比べ7千万円(8.3%)の増収となりました。一方、営業費用も2.4%増加しましたので、営業利益は9千5百万円となり、5千1百万円(117.3%)の増益となりました。会員を補充するため60名の会員募集を行いましたが、予想を上回る77口販売できたことと、例年より多くの台風や降雪・豪雨などの天候不順があったものの営業努力により来場者数も昨年並みに確保できたことなどにより、増収増益となっています。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度のキャッシュ・フローについては、営業活動により73億5千万円の収入となり、投資活動により39億3千4百万円の支出となり、財務活動により15億7千6百万円の支出となりました。
この結果、当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より18億3千8百万円増加の167億7千万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益や減価償却費が計上されたことなどにより、73億5千万円の収入となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産や投資有価証券の取得による支出などがありましたので、39億3千4百万円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、リース債務の返済による支出などがありましたので、15億7千6百万円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04380] S10029SQ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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