ブルドックソース株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)

当社グループは「幸福感を味わえる商品の提供」という企業理念を原点に、お客様に新鮮な感動をお届けできる企業として、ソースを核に新しい価値を提供すべく、原料食品素材の研究、加工技術の研究、製品開発研究の分野で研究開発活動を行っております。

(1) 原料食品素材の研究
主たる原料の野菜・果実やスパイスの配合及び加工条件によって、さまざまに変化するソースの風味について、人間の五感に頼らない客観的データが得られるセンサーの導入により、味認識を視覚化する研究をして製品開発に応用しております。また、一部の原料素材については生産者との共同研究によりその特性を生かした製品開発までの取組みをしています。

(2) 加工技術研究
加工技術としては、お客様に安全・安心でおいしいソースをお届けできるよう、より野菜果実やスパイスの風味が生かせる加熱殺菌技術、ソースの品質安定化及び生産性向上を目的とした加工技術や生産ラインの工程管理レベルの向上等に取り組んでおります。

(3) 製品開発研究
家庭用商品につきましては、8月にご当地焼そばシリーズである「横手やきそばソース」、「オホーツク北見塩やきそばソース」に加え、浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)監修の「なみえ焼そばソース」を新発売しました。
2月には「うまソース」シリーズとして、トマト料理の定番メニューだけではなく、おしゃれなカフェメニューも簡単に作れる「うまソーストマトタイプ」を新発売しました。
また、3月には今までのウスターソース類とは全く異なるタイプの、青果部門に限定した野菜をかんたんに、たくさん食べられる新しい調味料として、「野菜が恋するソース スライス玉ねぎにかけるさっぱり赤しそ」、「野菜が恋するソース ざく切りトマトを漬けるハニースイーツ」、「野菜が恋するソース ちぎりキャベツと和えるまろうまウスター」を新発売しました。
業務用商品におきましても、一般料飲店様向け商品の他、専門店様向け及び加工食品メーカー様向け商品を共同開発し、お客様ニーズに対応した製品開発を行っております。

(4) 研究開発費
当連結会計年度における研究開発費の金額は1億5千5百万円となりました。