シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100238E

有価証券報告書抜粋 ブルドックソース株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績


当連結会計年度におけるわが国経済は、デフレ脱却を目指した金融政策や経済対策等の効果が見え始めた中で、円安や株式市場の活性化を背景として企業景気は緩やかに回復しつつあり、また個人消費も消費税率引き上げ直前の駆け込み需要などにより、持ち直しの動きが見られるようになりました。
しかしながら、食品業界におきましては、円安の進行による原材料価格の高止まりや消費増税後の個人消費の停滞、低価格品への回帰などの懸念から、先行き不透明な経営環境が続いてまいりました。
このような状況の下、当社グループは、100年以上愛されてきた日本の調味料「ソース」の消費啓蒙活動を目的としたソースの特性や魅力の発信、地域の皆様との交流の場として開催している工場ふれあい会やソースを使った料理教室イベントを実施するなど、ソースの消費拡大と市場の活性化に努めてまいりました。
当社グループのソース類事業における家庭用商品につきましては、ブルドックソースにおいては、一昨年発売の新しい万能調味料「うまソース」の認知度向上と定着化を図ることを目指して、レシピブログによるモニターコラボレーション、大学と連携したレシピコンテスト、これ1本で簡単にパスタや洋風煮込みなどのトマト料理ができるシリーズ追加品「うまソーストマトタイプ」の投入などの販売促進活動を展開してまいりました。
「塩分50%カットソース」や「有機野菜使用糖類カロリーハーフソース」などの高付加価値商品の売上は、健康志向の流れを受けて、年々成長を続けており、さらに昨年3月発売の塩分を10%カットした「本格お好みソース」、「本格焼そばソース」、「本格たこ焼ソース」の売上も順調に伸長いたしました。
また、「第8回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ in豊川」で第1位ゴールドグランプリに選ばれた福島県浪江町の「浪江焼麺太国(なみえやきそばたいこく)」と共同開発した「なみえ焼そばソース」を昨年8月に発売いたしました。これに伴い、ご当地焼そばソースシリーズ先行品である「横手やきそばソース」と「オホーツク北見塩やきそばソース」についても、地域限定から全国発売商品へと変更いたしました。
本年3月には、野菜をスイーツ感覚で召し上がっていただけるなど、野菜のより美味しい食べ方を提案するまったく新しい野菜専用調味料「野菜が恋するソース」シリーズ3品(「スライス玉ねぎにかけるさっぱり赤しそ」、「ざく切りトマトを漬けるハニースイーツ」、「ちぎりキャベツと和えるまろうまウスター」)を発売いたしました。
イカリソースにおいては、昨年8月に大阪を代表する食文化である串かつのどぶづけ用ソース「イカリ串かつソース250」を装い新たにリニューアルするなど、全国に向けて大阪の食文化を再発信し、ソースを通じて地域に貢献する商品作りに取り組んでまいりました。また、本年2月には昨今塩焼きそばや炒め物などで人気の高い「塩だれソース」をさらに美味しくリニューアルし、新たな需要の掘り起こしと売上の拡大に努めてまいりました。
一方、業務用商品につきましては、「フライ用トマトタイプ1,150g」を昨年6月に発売し、既存の業務用ソースのラベルデザインを一新して各商品間の統一感を高めるなど、業務用ユーザーの多様なメニュー展開をサポートする商品ラインナップといたしました。また、本年3月には、「万能超辛ソース1,130g」、「サラダ用ソース赤しそタイプ1,100g」を発売し、業務用商品群の更なる充実を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は165億8千6百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりました。営業利益は8億8千6百万円(前連結会計年度比22.1%増)、経常利益は10億5千4百万円(前連結会計年度比26.2%増)、当期純利益は5億9千9百万円(前連結会計年度比19.1%増)となりました。



(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2億8千5百万円増加し、当連結会計年度末は35億3百万円となりました。
当連結会計年度における活動ごとのキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、14億9千4百万円の収入(前連結会計年度は、13億6千2百万円の収入)となりました。
これは主に、税金等調整前当期純利益10億5百万円及び減価償却費4億7千2百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、6億4千9百万円の支出(前連結会計年度は、1億3千7百万円の支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出5億1千6百万円や投資有価証券の取得による支出5億4千2百万円などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、5億6千万円の支出(前連結会計年度は、6億3千9百万円の支出)となりました。
これは主に、配当金の支払額2億3千7百万円及び長期借入金の返済による支出3億1千万円などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00466] S100238E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。