有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002CK9
電源開発株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社における研究開発活動は、技術開発部(本店)及び管下機関の茅ヶ崎研究所(神奈川県茅ヶ崎市)、若松研究所(福岡県北九州市)を中心に行っており、安価で良質な電力を安定的に供給するため、新しい発電技術・既設設備の運用高度化や環境対策強化に資する研究開発に重点を置いております。さらに、これまで電気事業で培ってきた経験を生かして、資源・エネルギーや環境の分野における研究開発や技術調査にも取り組んでおります。特に、石炭ガス化高効率発電やフルMOX-ABWRの取り組みは、地球温暖化問題の対策にも寄与するものと位置付けております。
当連結会計年度の研究開発費の総額は、63億円です。このうち電気事業に係る研究開発費は61億円であり、その他の事業に係る研究開発費は1億円です。
電気事業に係る主な研究開発は、次のとおりです。(一部、国等公的機関からの受託・補助を含みます。)
・コストダウン技術(劣化診断技術、運用・保守高度化技術など)
・改良型沸騰水型軽水炉(フルMOX-ABWR)関連技術
・石炭火力高効率化技術(酸素吹き石炭ガス化技術)
・発電新技術(洋上風力発電技術、バイオマス石炭火力混焼技術など)
・高度系統シミュレーション技術
・石炭灰有効利用技術
・環境対策技術(貯水池環境保全技術など)
・地球温暖化対策技術(CO2排出削減技術)
-革新的CO2排回収型石炭ガス化技術開発
次世代IGCC(1,500℃超級ガスタービン)を想定した高圧プロセス向けのCO2分離回収技術(物理吸収法)についてのシステム検証
-酸素燃焼日豪実証プロジェクト
微粉炭火力発電所に酸素燃焼技術を導入し、CCS(二酸化炭素回収・貯留)技術の一貫システムを実証する試験
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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