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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001ZOW

有価証券報告書抜粋 東邦瓦斯株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


(1) 経営の基本方針
当社は、お客さま、株主をはじめとする投資家の皆さま、従業員等との信頼関係を大切にしながら、クリーンエネルギー天然ガスの供給を柱として、着実な成長を図るとともに、地域の発展に寄与することを経営理念としている。また、コーポレート・ガバナンスを重視しコンプライアンス(法令等遵守)の徹底を図るなかで、常に信頼される企業を目指すとともに、企業活動のあらゆる場面を通じて、環境調和型社会の実現に貢献することを目指している。

(2) 対処すべき課題
天然ガスは、わが国のエネルギー政策上、重要なエネルギー源と位置づけられており、今後も市場拡大が見込まれる。一方で、電力・ガスシステム改革による自由化時代の到来により、一層の競争激化も予想される。
こうしたなか、本年3月、当社グループは新たな中期経営計画(計画期間:平成26~30年度)を策定した。今後は、本計画に掲げた以下の5つの「アクションプラン」を着実に実行していく。

①低廉なエネルギーの安定供給
調達地域、契約形態、価格指標の多様化や、共同調達を活用した売主への交渉力強化により、低廉なLNGの安定調達を図る。また、知多緑浜工場のLNGタンク増設などにより、基地運用の柔軟性を向上させる。

②お客さまとの関係深化
家庭用では、家庭用コージェネレーションシステムの普及拡大をはじめ、快適なくらしと良質なサービスの提供に努めるとともに、住まいのスマート化に向けた取り組みを進める。
業務用では、お客さまのご要望にワンストップでお応えする総合ユーティリティサービスを展開するとともに、分散型エネルギーシステムの普及拡大を進める。また、地域冷暖房を核としたエネルギーの面的利用を拡大する。

③ガス事業の広域展開
幹線建設による輸送能力向上や広域エリアへの導管延伸などにより、都市ガスエリアの拡大を図る。また、ローリー輸送によるLNG販売を推進するとともに、LPG事業についても、都市ガスと一体となった営業活動を強化し、広域エリアにおける需要開発を進める。

④事業領域の拡大
ガス・熱・電気の一括供給に、最適なエネルギー利用のためのソリューション提案を加えた「総合エネルギー事業」を推進するとともに、エネルギー供給メニューの拡充に向けて、電力分野の取り組みも強化する。また、スマートタウンの構築に向けて港明用地開発を進めるほか、新たな水素ステーションを建設する。

⑤安全・安心の確保
防災対策では、大規模地震想定に基づいて、当社設備の耐震性を再評価し、津波・液状化対策などを進める。保安対策では、安全型ガス機器への取り替え促進や製造・供給設備の経年化対策などに引き続き取り組む。また、ガス事業の基本である、安定供給、安全・安心の確保に万全を期していく。

以上のアクションプランを支える経営基盤強化にも取り組む。経営効率化、営業キャッシュフローの拡大と成長分野への重点投資、そして株主さまへの還元につなげる成長サイクルを実現する。人材力・現場力や、技術力の強化に注力する。また、CSR経営を推進し、コーポレートガバナンスの向上やコンプライアンスの徹底、環境先進企業としての地域社会への貢献に努める。
当社グループは、本計画の達成に向けて全力を傾注し、厳しい競争環境においても、お客さまから信頼され、必要とされ続ける強いガス事業を構築するとともに、拡大するビジネスチャンスを捉え、さらなる成長を目指していく。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04517] S1001ZOW)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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