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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024ZH

有価証券報告書抜粋 株式会社鴨川グランドホテル 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日本銀行による金融政策等により、円高の是正や株価の上昇等で輸出関連企業を中心に企業業績が改善され景気は緩やかな回復基調を辿りました。
一方、新興国の経済動向や消費税増税に伴う個人消費への影響等で景気の下振れ要因もあり、先行き不透明感も残っております。
リゾートホテル業界におきましては、景気回復感から消費が活発化し国内旅行・海外旅行ともに堅調に推移いたしました。しかしながら、太平洋沿岸地域においては地震や放射能汚染など風評被害は依然として残っております。
そのような状況の中で当社は、販売力の強化と収益力の回復を主要課題として取り組んでまいりました。ビジネスホテルにおきましては、インターネットを中心に販路拡大に取り組み更なる高稼働を持続しております。また、リゾートホテルにおきましても、販売手法の改善に取り組み、需要に応じた価格対応や販路拡大等に努めてまいりました。併せて、更なる人件費・経費の見直しを図ってまいりました。
上記の結果、当事業年度の営業収益は3,641百万円(前年同期比11.0%増)となり、営業利益は40百万円(前年同期は営業損失124百万円)、経常損失は34百万円(前年同期は経常損失197百万円)と大幅な改善を図ることが出来ました。
また、当期純損益につきましては、東京電力株式会社による福島第一原子力発電所の事故に伴う観光風評被害に対する受取補償金の特別利益128百万円を計上したことにより、当期純利益は69百万円(前年同期比221.8%増)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

[ホテル関連]
当セグメントにおきましては、景気の緩やかな回復を受け個人消費やビジネス需要が増加し堅調に推移いたしました。鴨川グランドホテルは、東日本大震災及びその後の風評被害の影響を受けており震災前の売上高には届かないものの、宿泊人員は個人・団体ともに増加いたしました。また、ホテル西長門リゾートにつきましても団体客数の大幅増加により増収となりました。
ビジネスホテルにおきましては、ビジネス需要に加え外国人を含む観光客の増加で高稼働を維持し増収増益となりました。
その結果、営業収益は2,893百万円(前年同期比13.6%増)となり、セグメント利益(営業利益)は55百万円(前年同期は営業損失95百万円)となりました。

[リゾート関連]
当セグメントにおきましては、景気回復感から個人消費の改善がみられ、引続き震災前水準を上回りました。
その結果、営業収益は615百万円(前年同期比1.9%増)となり、セグメント利益(営業利益)は5千万円(前年同期比7.2%増)となりました。

[その他]
当セグメントにおきましては、リネン事業は営業基盤が太平洋沿岸地域であり地震や放射能汚染による風評被害もあり震災前水準へは届かなかったものの、回復の兆しが見えてまいりました。
その結果、営業収益は133百万円(前年同期比2.6%増)となり、セグメント損失(営業損失)は6百万円(前年同期は営業損失18百万円)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況


当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べ36百万円増加し、当事業年度末には、586百万円となりました。
当事業年度に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動により得られた資金は299百万円(前年同期に比べ111百万円の収入)となりました。これは主に、税引前当期純利益85百万円に、減価償却費243百万円の非資金損益項目を計上したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動により使用した資金は162百万円(前年同期に比べ120百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産164百万円の取得による支出があったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動により使用した資金は100百万円(前年同期に比べ110百万円の減少)となりました。これは主に、短期借入金及び長期借入金の返済があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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