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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001NSG

有価証券報告書抜粋 株式会社きんえい 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年1月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

当事業年度の財政状態及び経営成績の分析は、以下のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り

当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としています。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や現状等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2)当事業年度の経営成績の分析

売上高は、シネマ・アミューズメント事業において、「風立ちぬ」、「モンスターズ・ユニバーシティ」、「永遠のゼロ」といった大型ヒット作に恵まれたこと及び、あべのハルカスのうち、一部施設が先行オープンしたことによる集客力の増加が、予てより取組んでまいりましたアポロシネマ会員制度の充実やチケット発売・予約システムの更新による増収策により効果的に結びつきましたため、シネマ・アミューズメント事業部門の業績の回復が著しく、また、不動産事業部門におきましても、周辺地域間競争の激化により、床稼働率が低迷しておりましたが、積極的なリーシング活動により回復したことにより、全社の売上高合計は前事業年度に比較して3.4%増の3,216,517千円となりました。
費用面では、全社において費用管理を徹底させ、諸経費全般に亘って鋭意削減に努めました結果、営業利益は、110,719千円(前年同期は9,495千円)、経常利益は98,442千円(前年同期は3,389千円)となり、当期純利益は52,631千円(前年同期は25,484千円の当期純損失)となりました。
なお、セグメント別の分析は、「1 業績等の概要 (1) 業績」に記載のとおりであります。
(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
映画興行界では、デジタル技術の特性を活かした3D作品等の新しい技術を取り入れた多様な作品が上映される一方で、これまで増加の一途をたどっていた全国のスクリーン数が減少に転じるなどの事業環境の変化により、劇場間・地域間の顧客獲得競争は激化の一途をたどっております。
また、不動産賃貸においても、大阪市内に大型テナントビルの新築が相次いでおり、オフィスの過剰供給による賃料水準の低迷や空室率の上昇が予想されます。

(4) 戦略的現状と見通し

当社としては、こうした現状を踏まえ、今後ともお客様の視点に立った品質の高いサービスの提供、安全・快適な環境の整備を推進するとともに、シネマ・アミューズメント事業と不動産賃貸事業の有機的な連携による販売促進活動を展開、集客力の強化と収益の向上に努めてまいります。
なお、中長期的な経営戦略について、「3 対処すべき課題」に記載しております。

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

資産は、固定資産の減価償却等により、前事業年度末に比較して57,456千円減少し、5,169,748千円となりました。負債は、長期借入金の減少等により、前事業年度末に比較して81,558千円減少し、3,522,168千円となり、純資産は当期純利益の計上額が支払配当額を上回ったため、前事業年度末に比較して24,101千円増加し、1,647,579千円となりました。
また、営業活動によるキャッシュ・フローによる財務体質の改善を進めており、当期の営業活動により得られた639,063千円の一部により、長期借入金の残高を前事業年度末に比較して275,920千円減らしております。
なお、キャッシュ・フローの状況は、「1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04592] S1001NSG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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