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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001NSG

有価証券報告書抜粋 株式会社きんえい 業績等の概要 (2014年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の積極的な財政政策への期待と日銀の金融緩和策の効果等から、円安・株高基調が継続し、今春の消費税率引上げの影響など依然先行きには懸念要素が残るものの、企業収益や個人消費に改善の動きが見られるなど、緩やかながらも回復基調で推移しました。
この間、当社におきましては、事業全般に亘って顧客満足度のより高いサービスの提供に努めるとともに、部門別業績管理のさらなる徹底を図り、集客と収入の確保に努めましたところ、売上高は3,216,517千円(前期比3.4%増)となりました。
一方、費用の面におきましては、収入に対応してフィルム料及びあべのルシアス賃貸・運営管理業務に係る賃借料が増加しましたが、全社において業績管理を徹底させ、諸経費全般にわたって鋭意節減に努めました結果、営業利益は110,719千円(前年同期は9,495千円)、経常利益は98,442千円(前年同期は3,389千円)となり、当期純利益は52,631千円(前年同期は25,484千円の当期純損失)となりました。

① シネマ・アミューズメント事業
(A) 概要
映画では“風立ちぬ”“モンスターズ・ユニバーシティ”“永遠の0”“名探偵コナン”“そして父になる”“テッド”“ドラえもん”“謎解きはディナーのあとで”“真夏の方程式”などの話題作品を上映して観客誘致に努めました。また、阿倍野地区で唯一の映画館であることを広く訴求するため、昨年7月1日より劇場名を「アポロシネマ8」から「あべのアポロシネマ」に変更しました。デジタルサイネージ、メールマガジン、ブログ、ツイッターなど各種メディアを利用した情報発信を活発に行うとともに「あべのハルカス」や「あべのキューズモール」と共同した宣伝告知活動や販売促進活動を展開し、増加する阿倍野地区への流入顧客に対する重点的な働きかけを行いました。昨年9月には、劇場内の快適性向上のため「スクリーン4」の座席交換工事を施工し、また10月には、フィルム式映写機の常設展示や映画関連書籍を自由に閲覧できる「あべのアポロシネマサロン」を開設するなど、顧客サービスのさらなる充実に努めました。これに加え、以前より力を注いでまいりました平日1,000円会員制度や「誰でも簡単予約」などの施策が所期の効果を発揮し、劇場事業におきましては、観客動員数、興行収入ともに前期を上回る成績となりました。また、遊戯場におきましても、劇場事業との連携による集客活動を重点的に推進いたしました結果、この部門全体の収入合計は、1,412,895千円(前期比5.1%増)となり、営業原価控除後では25,639千円のセグメント損失(前年同期は59,221千円のセグメント損失)となりました。

(B) 営業成績

区分単位当事業年度
(2013年2月1日から
2014年1月31日まで)
前年同期比(%)
劇場入場人員千人80215.1
劇場稼働率%24.2-
劇場収入千円1,044,1628.7
遊戯場収入千円368,733△3.9
合計千円1,412,8955.1


(注) 稼働率=入場人員
一日の収容能力(定員×興行回数)×興行日数



② 不動産事業
(A) 概要
安全で快適なビル環境の整備を継続的に推進するとともに、ルシアスビル1階のルシアスステージを開放し、地域連携によるパフォーマンス公演「あべのAステージ」を定期的に開催するなど賑わいの創出にも注力いたしました。ルシアスビル事務所フロアにおきましては、大型テナントの退去がありましたが、精力的なテナント誘致活動を推進することにより、ビル空室率の低減と賃貸収入の確保に努めました。また、あべのルシアス・アポロシネマの開業15周年を記念した各種イベントや販売促進活動を展開することにより、アポロ・ルシアス両ビルへの一層の集客に努めました結果、駐車場収入等ビル付帯事業並びにその他の事業を含めたこの部門全体の収入合計は、1,803,621千円(前期比2.0%増)となり、営業原価控除後のセグメント利益は439,676千円(前年同期比14.0%増)となりました。なお、「近鉄阿部野橋駅構内宝くじ売店」につきましては、大阪阿部野橋駅構内からあべのハルカス地下1階に移転し、昨年11月より「宝くじ売り場 あべのハルカス店」として営業いたしております。

(B)営業成績

区分単位当事業年度
(2013年2月1日から
2014年1月31日まで)
前年同期比(%)
不動産賃貸収入千円1,541,1521.7
不動産付帯収入千円237,9561.9
その他事業収入千円24,51332.2
合計千円1,803,6212.0
不動産賃貸
稼働率
アポロビル%99.5-
あべのルシアス%89.4-
合計%92.8-


(注) 不動産賃貸稼働率=賃貸面積
賃貸可能面積



(2) キャッシュ・フロー

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動による収入が投資活動及び財務活動による支出を上回ったため、前事業年度末に比較して10,088千円(14.8%)増加し、当事業年度末は78,152千円となりました。
また、当期中における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動で得られた資金は、税引前当期純利益の計上及び減価償却費により639,063千円となりました。また、前事業年度末と比較しますと、税引前当期純利益やその他の流動負債の増加額の増により、268,119千円(72.3%)収入額が増加しております。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動で使用した資金は、短期貸付金の増加等により323,450千円となりました。前事業年度と比較しますと、短期貸付金の増加額の増により122,882千円(61.3%)支出額が増加しております。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動で使用した資金は、長期借入金の減少等により305,523千円となりました。前事業年度末と比較しますと、長期借入金の減少額の増加により124,290千円(68.6%)支出額が増加しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04592] S1001NSG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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