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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10020ZM

有価証券報告書抜粋 ジャフコ グループ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況


(1)業 績
当期は、金融緩和や円安等の効果により企業業績が改善する中、当社の収益に大きい影響を与える新規上場(IPO)市場も好調に推移しました。
そのような経営環境の中、当社投資先のIPO社数は国内19社、海外6社の計25社となり、国内外の新規上場やM&Aが収益に貢献しました。これによりキャピタルゲインが前期に比べ大幅に増加し、高い利益水準となりました。
当連結会計年度の他社ファンド等を除く投資実行額は、グローバルで20,874百万円(対前期比101.8%)となりました。地域別ではアジアで増加しております。
以上のような結果、当連結会計年度の当社グループの連結業績は、売上高44,890百万円(前期22,072百万円)、経常利益28,404百万円(前期9,028百万円)、当期純利益17,292百万円(前期6,583百万円)となりました。また、当連結会計年度末の純資産は159,347百万円(前期末112,535百万円)、総資産は220,167百万円(前期末164,122百万円)、自己資本比率は72.4%(前期末68.6%)となりました。

当連結会計年度の主な営業活動の状況は、次のとおりであります。なお、当社グループは、投資及び投資事業組合管理運営事業の単一セグメントであります。

(投資実行の状況)
当連結会計年度の当社グループ及び投資事業組合の投資実行額は21,123百万円(前期20,954百万円)、投資会社数は79社(前期72社)となりました。国内においてはより一層有望企業を厳選して投資を行い、成長が続くアジアや革新的なベンチャーを生み出す米国においても積極的に投資を行いました。

(キャピタルゲインと新規上場の状況)
営業投資有価証券売上高は38,498百万円(前期17,744百万円)であり、このうち、配当金及び債券利子を除く株式等売却高は38,170百万円(前期17,414百万円)であります。これに伴うキャピタルゲインは、26,873百万円(前期7,381百万円)となりました。その内訳は上場株式の売却によるものが27,418百万円(前期7,384百万円)、上場株式以外によるものが△544百万円(前期△2百万円)であります。上場株式以外によるキャピタルゲイン△544百万円の内訳は、買収・トレードセール等による売却益3,278百万円(前期2,759百万円)・売却損3,823百万円(前期2,762百万円)であります。
また、当社グループ及び投資事業組合の投資先からのIPO社数は、国内19社(前期20社)、海外6社(前期6社)となりました。
なお、営業投資有価証券売上原価11,469百万円(前期10,738百万円)に含まれる強制評価損は172百万円(前期705百万円)であり、全て上場営業投資有価証券の強制評価損によるもの(前期は上場営業投資有価証券158百万円、未上場営業投資有価証券547百万円)であります。

前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
営業投資有価証券売上高17,74438,498
売却高(①)17,41438,170
配当金・債券利子330328
営業投資有価証券売上原価10,73811,469
売却原価(②)10,03211,296
強制評価損705172
キャピタルゲイン(①-②)7,38126,873

(投資損失引当金の状況)
営業投資有価証券については、その損失に備えるため、投資先会社の実情に応じ、損失見積額を計上しております。
個別銘柄ごとには、原則として回収見込額が取得原価の70%未満になったものを引当しております。また、個別引当対象にならなかった未上場残高に対しても、当連結会計年度は10%の一括引当を行っております。
当連結会計年度の投資損失引当金繰入額は、3,224百万円(前期2,033百万円)となりました。その内訳は、個別引当による繰入は3,730百万円(前期1,684百万円)、一括引当による繰入(△は取崩)は△506百万円(前期349百万円)であります。
一方、個別引当について、引当銘柄の売却や強制評価損等により3,302百万円(前期2,900百万円)を取崩しましたので、投資損失引当金繰入額の純額(△は戻入額)は、△77百万円(前期△866百万円)となりました。
この結果、当連結会計年度末の投資損失引当金残高は18,788百万円(前期末18,843百万円)、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率は28.9%(前期末26.9%)となりました。

前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資損失引当金繰入額(①)2,0333,224
個別繰入額1,6843,730
一括繰入(△取崩)額349△506
投資損失引当金取崩額(②)2,9003,302
投資損失引当金繰入額(純額・△は戻入額)(①-②)△866△77

前連結会計年度
(2013年3月31日)
当連結会計年度
(2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資損失引当金残高18,84318,788
個別引当残高14,03414,488
一括引当残高4,8094,300
未上場営業投資有価証券残高に対する引当率26.9%28.9%

(営業投資有価証券残高の状況)
上場営業投資有価証券の「取得原価と時価の差額(評価損益)」は37,795百万円(前期末6,266百万円)であります。その内訳は時価が取得原価を超えるもの(評価益)が38,900百万円(前期末7,167百万円)、時価が取得原価を超えないもの(評価損)が1,105百万円(前期末901百万円)であります。
なお、時価が取得原価を超えないものの評価差額(評価損)は、部分純資産直入法により評価損として計上しております。当連結会計年度の評価損計上額(△は戻入益)は、203百万円(前期△1,101百万円)となりました。
以上のような投資・売却・時価変動等の結果、当連結会計年度末の営業投資有価証券の投資残高は、111,449百万円(前期末81,880百万円)となりました。

前連結会計年度
(2013年3月31日)
当連結会計年度
(2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
上場営業投資有価証券の取得原価と時価の差額6,26637,795
時価が取得原価を超えるもの7,16738,900
時価が取得原価を超えないもの△901△1,105

前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
部分純資産直入法に基づく営業投資有価証券評価損(△戻入益)△1,101203

営業投資有価証券残高
前連結会計年度
(2013年3月31日)
当連結会計年度
(2014年3月31日)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
上場5,49311,7608,62946,422
未上場62,15265,15956,73760,538
小計67,64676,92065,366106,961
他社プライベートエクイティファンド等への出資4,6184,9603,8924,488
合計72,26481,88069,259111,449
(注)「他社プライベートエクイティファンド等への出資」は、当社グループ以外の第三者の運営する未上場株式等を対象とする投資ファンドへの出資であります。
(投資事業組合の管理運営業務)
当連結会計年度に新規に設立した投資事業組合はございませんでした。一方、前期に設立したジャフコSV4シリーズ、JAFCO Technology Partners Ⅴ, L.P.及びJAFCO Asia Technology Fund Ⅵ L.P.につきましては、当連結会計年度中にコミットメント総額をそれぞれ600億円、260百万米ドル及び150百万米ドルに増額し、募集を完了いたしました。
投資事業組合の管理運営業務による収入は、6,279百万円(前期4,225百万円)で、その内訳は以下のとおりであります。

前連結会計年度
(自 2012年4月1日
至 2013年3月31日)
当連結会計年度
(自 2013年4月1日
至 2014年3月31日)
金 額(百万円)金 額(百万円)
投資事業組合管理収入4,2256,279
管理報酬4,1405,097
成功報酬851,182
(注)管理報酬及び成功報酬は、当社グループの出資持分相当額相殺後の金額となっております。

(2)キャッシュ・フロー
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは30,153百万円のキャッシュインフロー(前期8,476百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に営業投資有価証券の売却によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは2,550百万円のキャッシュインフロー(前期4,623百万円のキャッシュアウトフロー)となりました。これは主に有価証券の償還によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは18,442百万円のキャッシュアウトフロー(前期6,816百万円のキャッシュインフロー)となりました。これは主に社債の償還によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物は15,227百万円増加し、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は68,290百万円(前期末53,063百万円)となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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