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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10020ZM

有価証券報告書抜粋 ジャフコ グループ株式会社 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク

日本経済の成長戦略の一つとして、ベンチャー企業の振興による産業の新陳代謝の促進が掲げられ、ベンチャー企業への投資拡充に各所からの期待が高まっております。
こうした中、当社グループは今後も「プライベート・エクイティ投資のバリューチェーン」の確立を目指し、業務に邁進してまいります。「バリューチェーン」は、次の4つの事業プロセスから成り立ちます。すなわち、リスクマネーの創造(ファンド募集)、厳選・集中投資の実行、投資先の価値向上、適切なEXITの実現であります。これらのプロセスを着実に実行し、好循環を作りあげることがバリューチェーンの確立につながります。

4つのプロセスのうち、ファンドの募集につきましては、基幹ファンド「ジャフコSV4シリーズ(SV4)」が、総額600億円にて募集を完了いたしました。また、米国及びアジアにおいて運営するファンドも、コミットメント総額がそれぞれ260百万米ドル、150百万米ドルにて同じく募集を完了いたしました。
今後は、SV4をはじめとするファンドの良質なポートフォリオを構築することが最も重要な課題です。国内IPO市場が活況を呈する中で、投資案件獲得における競合が高まっておりますが、厳選・集中投資の方針を堅持し、新たな成長分野を切り拓く企業や産業再編の核となる企業を継続的に開拓してまいります。投資先への経営関与も強化し、成長支援を主導的に行うことにより、企業価値を向上させてまいります。
国内バイアウト投資では、未上場企業投資における当社の経験と実績を生かした投資を促進いたします。事業承継や再構築、業界再編などに絡む中堅企業のバイアウトニーズを捉え、優良案件を獲得するとともに、新たなバイアウト手法にも積極的に取り組んで差別化を図ります。
当連結会計年度は国内外ともにIPOが好調でしたが、IPOだけでなくM&A等を含めた適切なEXITを実現することも、引き続き重要なテーマであります。
さらに、日本だけでなく、成長が続くアジアや、革新的なベンチャーを生み出す米国での投資もバランス良く行い、市場環境の変化に対応できるグローバルポートフォリオを構築いたします。グローバル投資体制における連携を更に強化し、日本、米国、アジアにまたがる業務・資本提携、顧客紹介等にも取り組んでまいります。
当社グループが運営するファンドのパフォーマンスは、この1年間で総じて改善いたしました。今後もパフォーマンスの改善に注力するとともに、プライベート・エクイティ投資のバリューチェーンの好循環を継続・発展させるため、人材の育成に力を注いでまいります。また財務基盤をより一層充実させ、市場環境の変化に対応できる体質を構築してまいります。

当社は、2014年4月にロゴマークを刷新いたしました。新たなシンボルである船の帆は、「チャレンジ精神」や「開拓者魂」を表現しており、ベンチャー企業が立ち上げや成長の過程で直面する様々な逆風を当社も共に乗り越えていく、というメッセージを込めました。今後も、当社グループは経営者と共に、グローバル・マーケットへの挑戦を続けてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04806] S10020ZM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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