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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001G0J

有価証券報告書抜粋 富士ソフト株式会社 研究開発活動 (2013年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、主に連結財務諸表を作成する当社が行っております。
また、当社における研究開発活動はSI事業に係るものであり、その活動状況は、次のとおりであります。

(1)研究開発体制

当社の研究開発については、ロボット事業部、再生医療研究部及び技術開発部プロジェクト推進室において、ITに関する最新の技術動向を調査、研究するとともに、実践レベルでの各種検証を行っております。
なお、当連結会計年度末の研究開発に従事する人員数は、49名であります。

(2)研究開発費用

当連結会計年度の研究開発費用は、総額4億88百万円であります。

(3)研究開発の概要

①ロボット技術
昨年度販売・レンタルを開始した高齢者福祉施設向けのロボットにおいて、施設にて毎日行うレクリエーションや施設利用者のお出迎えなど、現場スタッフの負担を低減する機能の実証実験を行い、結果を反映して機能提供を始めてまいりました。
また、さがみロボット産業特区において生活支援や介護予防の機能および、認知症高齢者に対応可能な機能を搭載したロボットの試行検証を実施しており、高齢者施設での有用性や効果を検証し、将来の高齢者施設への反映の可能性について調査・研究を進めております。
さらに、当社開発のロボット向け知能化エンジン搭載プラットフォームにおいても、性能・機能向上の調査・研究および、開発を実施しております。

②先行技術の調査研究
今後利用拡大が想定される技術要素(HTML5、IPv6等)に関して、開発のベースとなるプラットフォーム、アプリケーションを先行して開発し、市場の要望にタイムリーに対応できるよう調査研究を推進しております。

③教育基盤の調査研究
教育分野でのITの有効活用を目指し、スマートデバイスやWeb技術などを活用した教育基盤の調査研究を行い、社内の各種教育で実践し推進しております。

④ソフトウェア生産技術
ソフトウェアの生産性向上、品質の向上に関して各種の研究を行っておりますが、2007年度からは特に形式手法(モデル検査手法)の研究開発に取り組み(2011年末にはモデル検査支援ツールに関する特許を取得)、高信頼性ソフトウェア開発に役立ててまいりました。
近年では、ALM(ApplicationLifecycleManagement)ツールの適用研究を行いテスト効率の向上を推進しております。

⑤再生医療技術
東京大学医学部付属病院において軟骨・骨再生医療寄付講座(富士ソフト)を開講し、再生医療研究を推進してまいりました。2007年度には科学技術振興機構(JST)より「先天性顔面疾患に用いるインプラント型再生軟骨」に関わる新技術開発委託の採択を受け、産官学連携による研究開発を進めております。また、当社が技術的支援を受けている東京大学での臨床研究にて有効性が確認されたことから、治験申請に向けて独立行政法人・医薬品医療機器総合機構と薬事戦略相談を開始いたしました。
再生医療を取り巻く環境といたしまして、国は2013年4月に再生医療推進法を国会にて可決成立させ、さらに11月には改正薬事法を可決成立させております。本改正法により、再生医療製品については治験期間が仮承認制度の適用により、従来よりも短縮されることが期待されます。社会環境の面でも再生医療製品の期待は高まっており、より安全性の高い製品を目指して開発を続けてまいります。


経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04810] S1001G0J)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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