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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001ZI9

有価証券報告書抜粋 NCS&A株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、中国をはじめとする新興国経済の先行きなどの懸念材料もございましたが、政府の経済政策や日銀の金融緩和策などが好感され、円安・株高が進行し、大企業を中心に景況感の改善が見られるようになるなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
情報サービス産業におきましては、スマートフォンやタブレット端末の企業内活用、クラウドサービス、ビッグデータ活用といった新たなサービスへのニーズに加え、WindowsXPのサポート終了に伴う端末の更新需要が高まりを見せるなど、IT投資に対する姿勢が前向きなものへと変化してきております。このような中、当社グループは、金融業・官庁向けなどの得意分野や成長分野の確立・拡大に向け、経営資源の重点配置を行いました。製造業・流通業・サービス業向けなどの分野では、顧客に最適なITサービスの提供を実現するための技術補完と受注機会の拡大を目的とした同業他社とのアライアンスを積極的に推進いたしました。また、生産性向上のためのソフトウエア開発の工業化(ファクトリ化)に向けた取り組みや当社が保有するソリューション・ノウハウのクラウド化、ローコストでのアウトソーシングビジネスの積極的な展開、ハード面・ソフト面一体となった365日24時間サポートの強化に注力いたしました。さらに、2013年11月からは新たな事業展開の一つとして、AR(拡張現実)技術を用いた付加価値サービス『CAXAS(かざす)』の提供を開始し、CAXASを活用したBtoBウェブ通販サイト『のべる亭』・『プレミアムnoveltei』の営業を開始いたしました。
この結果、システム開発売上が前期実績をやや上回ったほか、システム機器等販売においてはパソコンなどの販売が好調に推移し、当連結会計年度の売上高は153億74百万円(前期比4.1%増)となりました。
利益面につきましては、プロジェクト統制の強化や生産性の向上に向けた取り組みにおいて、一定の成果が表れてきておりますが、研究開発費の増加や一部の不採算プロジェクトの影響などにより、営業利益は2億98百万円(前期比1.6%増)となりました。また、持分法による投資損失などの営業外費用の計上により、経常利益は1億62百万円(前期比40.4%減)、当期純利益は43百万円(前期比80.5%減)となりました。

当連結会計年度の品分類別の概況は次のとおりであります。


システム開発につきましては、官庁、流通業向けのシステム開発及び製造、流通業向けパッケージカストマイズが好調に推移しました。
この結果、システム開発売上高は、75億95百万円(前期比3.6%増)となりました。


サービスにつきましては、ホテル向けインストールサービスやクラウドサービスは堅調に推移しましたが、パッケージ導入サービスなどの顧客支援サービスの落ち込みにより減少しました。
この結果、サービス売上高は、51億51百万円(前期比3.9%減)となりました。


システム機器等販売につきましては、WindowsXPのサポート終了に伴う影響によりパソコン等やその他機種が好調に推移し、大幅に増加しました。
この結果、システム機器等販売売上高は、26億27百万円(前期比26.1%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ7億76百万円減少し、43億87百万円となりました。
なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は5百万円(前連結会計年度は13億83百万円の収入)となりました。主な要因は、減価償却費の計上(2億17百万円)、仕入債務の増加(2億6百万円)、持分法による投資損失(1億91百万円)等による収入に対して、売上債権の増加(7億56百万円)等の支出によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は24百万円(前連結会計年度は3億67百万円の収入)となりました。主な要因は、投資有価証券の売却(3億47百万円)、投資有価証券の償還(1億82百万円)等の収入に対して、定期預金の払戻、同預入による支出との純額(3億円)、投資有価証券の取得(1億64百万円)、無形固定資産の取得(71百万円)等の支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は7億58百万円(前連結会計年度は4億90百万円の支出)となりました。主な要因は、長期借入金の借入(7億円)等の収入に対して、長期借入金の返済(11億19百万円)、短期借入金の純減少(2億10百万円)等の支出によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04841] S1001ZI9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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