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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003VWP

有価証券報告書抜粋 株式会社カナモト 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年10月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループに関する財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、原則として連結財務諸表に基づいて分析した内容であります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計基準は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1) 連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。
当社グループの連結財務諸表の作成において、損益及び資産の状況に影響を与える見積りは、過去の実績やその時点での情報に基づき合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
見積り及び判断に影響を及ぼす重要な会計方針としては以下のものがあると考えております。
①貸倒引当金
当社グループの保有する債権に係る損失が見込まれる場合、その損失に充てる必要額を見積り引当計上しておりますが、将来、債務者の財政状態が著しく悪化し、その支払能力が低下した場合等は、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。
②投資有価証券
当社グループが保有する時価のある有価証券については、下落率等の一定の基準により、時価のない有価証券については、投資先の純資産額等による実質価値の下落率や業績予想等による回収可能性等により総合的に判断し処理しておりますが、将来、保有する株式の時価の下落や投資先の財務状況が悪化した場合には、評価損を計上する可能性があります。
③繰延税金資産
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性を評価するに際して、将来の課税所得を合理的に見積っています。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存しますので、その見積額が減少した場合は繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績及び財政状態の分析
①経営成績
当連結会計年度における経営成績の概況については、「1 業績等の概要」に記載しております。
②財政状態
当連結会計年度末の総資産は1,884億91百万円と前連結会計年度末と比べ192億40百万円増加しました。主な要因として売上高の増加に伴い「受取手形及び売掛金」が59億19百万円の増加、並びに営業活動に供する「レンタル用資産」が87億44百万円、「建設機材」が26億11百万円、及び営業拠点の拡充等から「土地」が16億60百万円増加したことによるものであります。
負債合計は1,229億78百万円となり、前連結会計年度末と比べ99億20百万円の増加となりました。これは、主に「レンタル用資産」の取得に伴い「未払金」が37億31百万円、「長期未払金」が85億23百万円とそれぞれ増加した一方で、「1年内返済予定の長期借入金」及び「長期借入金」を合わせ48億87百万円が減少したことによるものであります。
純資産合計は、655億13百万円となり、前連結会計年度末と比べて93億20百万円の増加となりました。これは、主に当期純利益92億99百万円を計上したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の32.2%から33.6%となりました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「4 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

(4) 経営戦略の現状
当社グループの中期的な経営戦略は、公表した中期経営計画「BULL53」で示しているとおり、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピック関連のインフラ整備、再開発事業など、大型プロジェクトが計画されている関東信越地区の営業基盤の拡充を積極的に推し進め、中長期的な需要見通しを踏まえた首都圏での収益強化へ向けた体制構築を図ってまいります。また、長期的な成長エンジンとして潜在需要の高い、ASEAN諸国を中心とした海外営業基盤の構築についても戦略的に進めます。

(5) 資金の財源及び資金の流動性についての分析
①キャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ40億23百万円増加し247億82百万円の収入となりました。これは主な増加要因として、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度から51億82百万円増加したこと及び減価償却費が27億69百万円増加した一方、売上債権の増加額が17億26百万円の増加並びに法人税等の支払額が19億49百万円増加したこと等によります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度より22億57百万円支出が増加し33億74百万円の支出となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が20億9百万円増加したこと等によります。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度から158億73百万円支出が増加し224億5百万円の支出となりました。これは主に、前連結会計年度で実施した新株発行による収入79億12百万円が減少したこと、並びに割賦債務の返済による支出が42億90百万円増加したこと等によります。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から9億76百万円減少し319億80百万円となりました。
②財務政策
レンタル用資産購入等の設備投資計画を踏まえながら、より有効かつ安価な資金調達手段を模索します。一方でコミットメントファシリティの有効活用により資金調達の弾力化を図り、さらには受取手形債権の流動化により資金効率の改善を目指すことで、資産・負債バランスの軽量化に取り組んでまいります。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループの経営陣は、事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めてまいります。経営者の問題認識と今後の方針につきましては、「3 対処すべき課題」及び「4 事業等のリスク」に記載のとおりでありますが、引き続き市場動向の変化を迅速に把握し的確な経営を図ってまいります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04862] S1003VWP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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