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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028O9

有価証券報告書抜粋 前田建設工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済・金融政策による円高是正等を背景に企業業績が回復し、雇用環境の改善から個人消費も持ち直すなど、景気は緩やかな回復基調にあった。
建設業界においては、復興事業や防災・減災事業により公共投資は底堅く、民間投資も好調な不動産市況に支えられ、業界全体の受注高は前年を上回る水準で推移したが、労務や資材の建設コストが上昇するなど、厳しさが残る経営環境が続いた。
このような状況のなかで、当社は、2013年度を初年度とする中期経営計画「Maeda STEP’13~’15」において、「コア事業での着実な利益確保」「新たな収益基盤の確立」を重点施策と定め、請負事業における更なる収益力の向上やグループ力の強化に努めてきた。また、オーストラリアのグローバル金融グループであるマッコーリーキャピタルと、日本における再生可能エネルギー発電事業をはじめとするインフラ事業において、合弁会社設立の基本合意をするなど、「脱請負」の取り組みも推進している。
当連結会計年度の業績は、売上高は前期比7.2%増の3,955億円余、営業利益は建設事業部門が堅調であったことにより、78億円余となり、経常利益は112億円余となった。また、当期純利益については92億円余となった。
セグメントの業績は、次のとおりである。
(建築事業)
上半期に受注した工事の進捗に伴い、売上高は前期比4.0%増の2,274億円余となった。セグメント利益は、収益力の強化等により完成工事利益率が向上し、24億円余(前年同期はセグメント損失16億円余)となった。
(土木事業)
前期繰越高の工事進捗に伴い、売上高は前期比16.5%増の1,274億円余となった。セグメント利益は、好採算の大型工事が完成したことから、35億円余(前年同期はセグメント損失57億円余)となった。
(不動産事業)
手持ちのマンション販売が一巡したことにより、売上高は前期比41.9%減の102億円余となったが、セグメント利益は111.6%増の16億円余となった。
(その他事業)
連結子会社の業績向上により、売上高は前期比29.2%増の304億円余となり、セグメント利益は9億円余(前年同期はセグメント損失1億円余)となった。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベースのキャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権が246億円余増加したことなどにより△102億円余(前年同期は207億円余)となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、機械等の設備投資を39億円余行ったことなどにより△12億円余(前年同期は△45億円余)となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還などにより△30億円余(前年同期は△143億円余)となった。以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末に比べ138億円余減少し209億円余(前年同期は347億円余)となった。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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