シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10025J9

有価証券報告書抜粋 株式会社ファルコホールディングス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、金融緩和策や財政出動を背景に円安・株高が進行し、企業業績が伸長するとともに賃金上昇・雇用拡大するなど、景気は回復基調にあるものの、一方では、中国をはじめとする新興国の経済成長の鈍化や消費税増税に伴う消費の反動減が懸念されており、依然として先行き不透明な状況で推移しております。
当社グループを取り巻く受託臨床検査市場及び調剤薬局市場は、同業社間の競争激化に加え、医療費抑制策が進められるなど、厳しい市場環境が続いております。また、ドラッグストア市場は、個人消費は回復基調にあるものの、出店競争や価格競争は過当状態にあり、業種を超えた統合・再編が行われるなど、厳しい状況となっております。
このような経営環境のもと、グループ内の事業再編を進め、業務効率化を図るため、当社は、2013年10月1日付で㈱フレスコメディカルから不動産の管理事業を承継する会社分割を行うとともに、2013年11月1日付で㈱示野薬局からチューリップ調剤㈱の株式の管理事業を承継する会社分割を行いました。
また、主力事業である臨床検査事業及び調剤薬局事業に経営資源を集中すべく、当社は、2013年12月16日付でドラッグ事業及び調剤薬局事業を展開している㈱示野薬局の全株式を譲渡しました。
このような状況のもと、当連結会計年度の売上高は58,401百万円(前年同期比6.9%減)、営業利益は1,117百万円(同47.5%減)、経常利益は1,118百万円(同48.9%減)となりました。また、関係会社株式売却益の発生などにより当期純利益は2,278百万円(同76.5%増)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
① 臨床検査事業
臨床検査事業につきましては、検査項目の拡販活動及び新規顧客の獲得に努めるとともに、ヒト遺伝子検査の受託数の拡大を図り、収益力の向上に取り組んでまいりました。
この結果、臨床検査の受託検体数は増加したものの、前連結会計年度において中核会社である㈱ファルコバイオシステムズの決算日を変更したことに伴う影響等により、売上高は28,955百万円(前年同期比1.0%減)となりました。また、前連結会計年度における決算日変更の影響に加え、検査原価の増加及び人事諸制度の改正等に伴う固定費の増加により、営業利益は121百万円(同88.7%減)となりました。
② 調剤薬局事業
調剤薬局事業につきましては、店舗運営の効率化及び新規開局に努めるとともに、セルフメディケーションを推進し、個別化医療に対応したサービスに取り組んでまいりました。
また、当連結会計年度において、7店舗を開局しましたが、1店舗を閉局、フランチャイズ店1店舗を契約解除並びに㈱示野薬局の株式譲渡に伴い14店舗減少したことにより、当連結会計年度末における当社グループが運営する調剤薬局店舗総数は107店舗(フランチャイズ店5店舗含む)となりました。
この結果、新規に開局した店舗の売上が増加し、既存店舗の売上についても堅調に推移したことにより、売上高は18,537百万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は1,159百万円(同12.9%増)となりました。
③ ドラッグ事業
ドラッグ事業につきましては、顧客ニーズに対応した商品構成・売り場づくりを行うとともに、物流及び店舗運営の効率化を図り、収益力及び競争力の向上に取り組みました。
なお、2013年12月16日付で㈱示野薬局の全株式を譲渡し、ドラッグ事業から撤退しております。
この結果、売上高は10,919百万円(前連結会計年度は15,794百万円)、営業損失は10百万円(前連結会計年度は50百万円の営業利益)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における連結ベ-スの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ122百万円減少し、8,054百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は375百万円(前年同期は5,431百万円)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益4,161百万円、減価償却費1,382百万円、関係会社株式売却益3,401百万円、売上債権の増加額1,635百万円及び法人税等の支払額602百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果得られた資金は4,358百万円(前年同期は40百万円)となりました。これは主に、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入5,880百万円、有形固定資産の取得による支出957百万円及び投資有価証券の取得による支出628百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は4,856百万円(前年同期は2,710百万円)となりました。これは主に、短期借入金の純減少額1,530百万円、長期借入金の返済による支出1,867百万円及び自己株式の取得による支出859百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04982] S10025J9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。