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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002DTT

有価証券報告書抜粋 株式会社ジャストシステム 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の金融緩和と各種政策の効果が下支えするなかで、緩やかな回復が続いておりますが、海外景気の下振れが、景気を下押しするリスクとなっていることに加え、消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような事業環境の中、当社が所属する情報サービス産業において、高機能で付加価値の高い商品やサービスを提供することにこだわり、法人向け、個人向けに展開する既存ビジネスによる安定した収益を基盤としつつ、新たな収益の柱となる新規商品、サービスの企画・開発に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は169億36百万円(前期比21.3%増)、営業利益は40億90百万円(前期比40.8%増)、経常利益は43億11百万円(前期比31.5%増)、当期純利益は28億20百万円(前期比26.2%増)となりました。営業利益、経常利益、当期純利益は、いずれも株式上場以来の最高益となり、営業利益、経常利益については、11四半期連続で過去最高益を更新しました。
当社はソフトウェア関連事業の単一セグメントでありますが、個人向け、法人向けに分類して概況を説明します。
個人向けには、「一太郎」、日本語入力システム「ATOK」、「ホームページ・ビルダー」などのビジネスアプリケーションに加え、趣味・実用で利用できるソフトウェアやインターネットサービスを提供しております。特に、専用タブレットを使った通信教育「スマイルゼミ」は、今後も順調に会員が増加していく見通しであります。この「スマイルゼミ」は、タブレットを使うことで子供が飽きずに勉強を続けられること、学習の進捗を保護者に通知する機能などが保護者の支持を集めていること、子供たちの学習時間や、つまずきやすい問題などのデータを集めて解析、教材作成に活かしていることなどが評価され、2014年1月6日に「2013年日経優秀製品・サービス賞」最優秀賞に選出されました。
またスマートフォンやタブレット向けに提供している日本語入力システム「ATOK for Android」の累計販売本数が、1,500万本を突破しました。
これらの結果、個人向けの売上高は71億34百万円(前期比20.9%増)となりました。
法人向けには、官公庁や病院等ターゲットのニーズに合わせた、効率的で誤りのない日本語入力環境を実現するソリューション、大量に散在する情報の中から必要な情報への高速アクセスを可能にする企業内検索システムやファイルサーバーの肥大化対策が行えるシステム、セルフ型インターネットリサーチサービスなどを提供しています。
また小学校、中学校を中心に学習・授業支援ソフト「ジャストスマイル」を提供しています。現在、文部科学省は『教育の情報化ビジョン』で「協働学習」を提唱しており、問題解決のために、子どもたちが意見を出し合い、考えを深める「話しあい活動」を推進しています。当社が発売する両製品では、先生方の要望をもとに、子どもたち全員が話し合いに積極的に参加し、協働学習を効果的に実践できる「話しあい名人」を新たに開発し搭載しました。また、普通教室でのICT活用を見据え、タブレットPCへの対応や、子どもの集中を切らさない授業運営のための機能強化も図っています。
これらの結果、法人向けの売上高は98億2百万円(前期比21.6%増)となりました。
これらの事業展開を背景として、2014年2月27日には、東証ジャスダック市場から東証一部市場に市場変更を果たし、新たなスタートを切りました

(2) キャッシュ・フローの状況
(当連結会計年度の概況)
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、51億26百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億94百万円減少しました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は、前連結会計年度比2億56百万円減少の32億32百万円となりました。これは税金等調整前当期純利益43億29百万円、減価償却費8億52百万円等の増加要因と、法人税等の支払額13億77百万円、売上債権の増加額6億90百万円等の減少要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比36億60百万円増加の79億32百万円となりました。
これは主に、有価証券の取得による支出79億0百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前連結会計年度比2百万円減少の12百万円となりました。これは、ファイナンス・リース債務の返済による支出の減少によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04996] S1002DTT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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