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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AV4

有価証券報告書抜粋 ワタベウェディング株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、決算日時点での報告数値に対して影響を与えるさまざまな会計上の見積りが必要となります。ただし、将来に関する事項には不確実性があるため、実際の結果は、これら見積りと異なる可能性があります。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
当社グループの当連結会計年度の売上高は、リゾート挙式において市場の競争激化により挙式取扱組数が減少したこと、ホテル・国内挙式において挙式取扱組数は減少したものの国内景気の回復により宿泊・宴会が堅調に推移したこと等により、前年同期比3.2%減の47,710百万円となりました。利益につきましては、販売管理費の抑制等には努めましたが、円安進行による為替変動の影響を大きく受け売上原価や販売管理費が大幅に増加した結果、営業損失765百万円(前年同時期 営業利益1,244百万円)、当期純損失3,524百万円(前年同時期 当期純利益560百万円)となりました。

(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループは、当社と海外子会社間の取引が多く、海外挙式に関しては子会社の外部売上比率が低い構造になっております。日本での外部売上に係る原価は海外での外部仕入になりますので、外貨建てで決済をした場合は為替変動の影響を大きく受けます。前連結会計年度に比較して円安になった場合は、売上原価が増加し利益を圧迫することになります。逆に円高になった場合は、売上原価が減少することにより利益に貢献することになります。
また、日本における出生率の低下による少子化の進行は将来の婚姻組数の減少となり、ブライダル業界全体のマーケット規模は縮小し、当社グループ全体の売上に重要な影響を与える可能性があります。

(4) 経営戦略の現状と見通し
当社グループは、お客様のニーズが多様化・多極化している事業環境の中、国内外の拠点網やホスピタリティの高い人財力、ブライダルコンテンツを内製する商品力を活かし、お客様一人ひとりのニーズを捉え、付加価値提案していくコンサルティング型・ブライダル企業グループを目指してまいります。
リゾート挙式におきましては、リゾ婚の認知度向上と集客力強化を図るため、メディア等の露出によるプロモーションや新たなエリアに店舗出店等を行い、受注の獲得に努めてまいります。また店舗網の再編や業務の見直しを行う等、運営の効率化に取り組むことにより、収益力の向上に取り組んでまいります。
成長戦略であるアジアマーケットにおきましては、商品の見直しを行い、アジアのお客様のニーズに応える商品を提案することで、より多くのお客様にサービス・商品を提供できるように努めてまいります。
ホテル・国内挙式におきましては、婚礼コンテンツ商品の充実により、婚礼事業の強化を行ってまいります。また目黒雅叙園のレストラン「旬遊紀」の改装やメルパルクの営業体制強化により、宴会サービスの収益力向上にも注力してまいります。

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが前連結会計年度より1,202百万円減少し、271百万円の収入となりました。これは、前連結会計年度に比べて税金等調整前当期純利益が2,533百万円減少したことや未払金の増減額が1,569百万円減少したことによるものであります。
当連結会計年度においては、国内外での挙式施設改修等を行った結果、有形固定資産の取得による支出1,272百万円や無形固定資産の取得388百万円等により、投資活動によるキャッシュ・フローは1,209百万円の支出となりました。
この結果、当連結会計年度末の資金は6,263百万円となりました。

(6) 財政状態の分析
当社グループの当連結会計年度末の純資産残高は前連結会計年度末と比較して3,355百万円減少し、11,989百万円となりました。これは、為替相場の変動により為替換算調整勘定が644百万円増加しましたが、「(2) 当連結会計年度の経営成績の分析」に記載しているとおり当期純損失を3,524百万円計上し、剰余金の配当297百万円を行ったこと等によるものであります。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05003] S1002AV4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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