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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002EEO

有価証券報告書抜粋 株式会社アルファシステムズ 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、強みである基幹系通信システム分野の開発で得られた経験とノウハウをもとに、先進の通信技術に関する研究及びそれらを利用した製品の研究開発に取り組んでおります。当社では、このための専門組織として、経営企画本部の配下に第一技術推進部と第二技術推進部を設置し、産学官による共同研究を含めて精力的な活動を推進しております。
当事業年度は、主に以下のテーマについて研究開発活動を進めてまいりました。
(1)オープンソースソフトウェア応用システムに関する研究開発
(2)情報家電ネットワークに関する研究開発
(3)スマートデバイスの利活用に関する研究開発

当事業年度における研究開発活動の金額は136,913千円(前年同期比30.6%減)であり、主な活動内容は次のとおりであります。これらはすべて新たなビジネスの創出のための活動であり、「その他の事業」に関連して行っております。

(1)オープンソースソフトウェア応用システムに関する研究開発
授業で多数のパソコンを利用する教育機関において、運用管理者の負担を軽減するシステムの研究開発を推進しました。
既に製品化しているネットブートシステム「V-Boot」(ブイブート)及び授業支援ソフト「V-Class」(ブイクラス)について、運用管理者の更なる負担軽減とユーザビリティ向上を目的として、管理インターフェースの刷新、無線LAN機能の強化、処理の高速化、多様なクライアント機器への対応等を進めました。

(2)情報家電ネットワークに関する研究開発
写真や音楽、動画等のデジタルコンテンツを、ホームネットワーク内で相互利用するための仕様であるDLNA(注)ガイドラインに着目し、以下の研究開発を推進しました。
イ)DLNAを活用した応用ソフトウェア
宅内外に存在する様々なデジタルコンテンツに対して、その保存先や種類をユーザが意識せずに再生・利用するために、クラウドサービスとのシームレスな連携の実現や、宅外から宅内のデジタルコンテンツを再生する新たな規格への対応等、DLNAの利用シーン拡大に向けた応用ソフトウェアの研究開発を進めました。

ロ)最新のDLNAガイドラインへの対応
「alpha Media Link SDK」の採用機器拡大に向け、最新のDLNAガイドラインで新たに規定された新機能についての研究開発を進めました。
ハ)DLNAの利用シーン拡大
スマートフォンやAV機器にとどまらずDLNAの利用シーン拡大のため、搭載可能な機器やOS、プラットフォームの拡充を前提にセキュアなコンテンツ保護の仕組みや高品位なコンテンツを扱えるよう研究を進めました。

(3)スマートデバイスの利活用に関する研究開発
スマートフォンやタブレットといった可搬性の高いスマートデバイスが幅広く普及してきたことを受け、企業や公共団体がスマートデバイス向けに様々な情報発信や、独自サービス構築の基盤となるソリューションの研究開発を進めました。

当事業年度における本研究の主な成果としては、無線LAN機能の強化、多様なクライアント機器への対応が功を奏し、ネットブートシステム「V-Boot」が1年間で約1,300ライセンスの導入を果たしました。
また、alpha Media Linkシリーズについては、デジタル放送の再生に対応した「Media Link Player for DTV」のiOS版を2013年8月に、Android版を2014年1月に発売し、ご好評をいただいております。

(注)Digital Living Network Alliance。AVコンテンツを取り扱うデジタル機器間の相互接続仕様を策定する標準化団体

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05029] S1002EEO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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