有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002AB7
株式会社ビー・エム・エル 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当企業集団におきましては、臨床検査の検査技術に係る研究開発活動を提出会社及び一部の連結子会社において集中的に行っております。
その活動内容は次のとおりであります。
当社では、2006年4月より、慢性骨髄性白血病(CML)の治療薬であるイマチニブ(商品名:グリベック)に耐性を示す遺伝子変異を検出する「BCR-ABL変異解析」を受託してきました。その後、次世代の治療薬として2009年にダサチニブ(商品名:スプリセル)およびニロチニブ(商品名:タシグナ)が新たに承認され、現在ではこれらの3薬剤が広く使用されています。当初の「BCR-ABL変異解析」のアッセイパネルでは、ダサチニブ、ニロチニブの2薬剤において耐性に関与する重要な遺伝子変異をカバーしていないことから、新たに必要な変異を追加してパネル構成を再編成した検査を開発し、項目名称を「BCR-ABL変異解析Ver.2」として、2013年4月22日受付分より受託を開始しています。
また、新規開発項目として、TTR(トランスサイレチン)遺伝子変異解析を2014年1月より受託開始しています。TTR遺伝子が変異しますと構造が不安定となり、アミロイド線維が形成されて、神経・心臓・腎臓など、さまざまな器官に蓄積し、臓器の正常な機能が阻害されます。これは、家族性トランスサイレチン型アミロイドポリニューロパチー(TTR-FAP)という疾患ですが、近年、TTR遺伝子変異による異常な分子を安定化させる、新しい薬剤が開発されました。本遺伝子検査は、その薬剤の投与が有効なアミロイドーシス患者を見極めることが目的であり、「遺伝学的検査」として4,000点の保険が適用可能です。日本での罹患者数は非常に少ない疾患ではありますが、新たな分子標的治療薬が上市されたことから、コンパニオン検査の一つとして位置付けられるようになりました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は302百万円であります。
その活動内容は次のとおりであります。
当社では、2006年4月より、慢性骨髄性白血病(CML)の治療薬であるイマチニブ(商品名:グリベック)に耐性を示す遺伝子変異を検出する「BCR-ABL変異解析」を受託してきました。その後、次世代の治療薬として2009年にダサチニブ(商品名:スプリセル)およびニロチニブ(商品名:タシグナ)が新たに承認され、現在ではこれらの3薬剤が広く使用されています。当初の「BCR-ABL変異解析」のアッセイパネルでは、ダサチニブ、ニロチニブの2薬剤において耐性に関与する重要な遺伝子変異をカバーしていないことから、新たに必要な変異を追加してパネル構成を再編成した検査を開発し、項目名称を「BCR-ABL変異解析Ver.2」として、2013年4月22日受付分より受託を開始しています。
また、新規開発項目として、TTR(トランスサイレチン)遺伝子変異解析を2014年1月より受託開始しています。TTR遺伝子が変異しますと構造が不安定となり、アミロイド線維が形成されて、神経・心臓・腎臓など、さまざまな器官に蓄積し、臓器の正常な機能が阻害されます。これは、家族性トランスサイレチン型アミロイドポリニューロパチー(TTR-FAP)という疾患ですが、近年、TTR遺伝子変異による異常な分子を安定化させる、新しい薬剤が開発されました。本遺伝子検査は、その薬剤の投与が有効なアミロイドーシス患者を見極めることが目的であり、「遺伝学的検査」として4,000点の保険が適用可能です。日本での罹患者数は非常に少ない疾患ではありますが、新たな分子標的治療薬が上市されたことから、コンパニオン検査の一つとして位置付けられるようになりました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は302百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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