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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10021HJ

有価証券報告書抜粋 株式会社さくらケーシーエス 対処すべき課題 (2014年3月期)


生産、受注及び販売の状況メニュー事業等のリスク


今後のわが国経済の見通しにつきましては、海外景気の下振れリスクや、消費税率引上げによる個人消費の落込みなど先行きの不透明感は残るものの、全体としては引き続き緩やかな回復基調が期待されます。

情報サービス産業におきましても、景気回復を受けて情報化投資の高まりが見込まれます。

このような事業環境下、当企業集団が対処すべき当面の課題としては、2014年4月からスタートしている新中期経営計画「S.KCSチャレンジ50“飛躍” ~PhaseⅠ 飛躍に向けた体質強化 ~」(2014年4月~2017年3月)の目標達成と施策の着実な遂行であります。

本計画は、当社が創立50周年(2019年3月29日)を迎える5年後を見据えた3年間の経営計画と位置付け、多様化する顧客ニーズへの対応力を一層高め、事業環境の変化に強く、安定的かつ持続的成長を実現可能とする筋肉質な体質への転換と定着を目指します。
そのため、当初2年間は、将来の成長に必要不可欠な営業基盤の拡充と、社員一人ひとりの能力及び組織力の一層の強化に向け、徹底的に取り組んでまいります。
この2年間を経て、3年目を飛躍の年とし、高成長・高収益を実現するとともに、以降、創立50周年に向けて、毎期安定的かつ持続的に成長することを目指してまいります。

この基本方針を実現するために、特に次の5項目の施策に注力してまいります。

(1) グループ経営によるストックビジネス強化

これまでに引き続き、サービスメニュー拡大と営業活動強化によりクラウドを含めたIDCサービス業務の浸透を図るとともに、子会社の株式会社KCSソリューションズとの一層の連携強化を進め、BPOビジネスの強化・拡充により、ストックビジネス比率向上を通じた業績安定化に努めてまいります。

(2) 首都圏市場への取組強化

当社の成長のためには、市場規模の大きい首都圏市場における一般民需向けビジネスをより一層拡大することが必要不可欠であり、東京地区において、2014年4月1日付でアウトソーシングに関する営業支援機能や人事管理・マーケティングなどの本部機能を強化しております。今後は、アウトソーシングや自社ソリューションによる新規顧客の開拓に力を入れるとともに、顧客サポートの体制強化にも取り組んでまいります。

(3) 商品開発への積極的な投資

今後注力する首都圏市場や新規顧客攻略への有力なツールとなる自社ソリューションの強化・拡充にこれまで以上に取り組むこととし、商品・サービスの継続的な開発体制の整備と、技術基盤・技術力の強化にも併せて取り組んでまいります。

(4) 体制・インフラの整備

事業部門におけるお客さまへのサービス提供力向上やスピーディな対応を進めるため、社内システム等の業務基盤の向上や業務運営方法の見直しなどにより、業務及び事務の徹底した効率化に取り組んでまいります。

(5) 人材育成とダイバーシティの推進
高度化する顧客ニーズへの対応力を高めるため、これまで重点を置いていた技術者の育成に加えて、営業や本部など幅広い業務における人材育成に取り組み、同時に社内におけるキャリアパスの多様化・明確化を図ることで社員の士気を高め、さらなる生産性向上を図ります。
またそのためにも、多様な人材が活躍できる企業風土の醸成や各種制度の見直しを行ってまいります。特に女性社員の比率が向上していることを踏まえ、女性社員がより活躍できる環境整備に重点を置いてまいります。

生産、受注及び販売の状況事業等のリスク


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05090] S10021HJ)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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