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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002XN7

有価証券報告書抜粋 キャリアバンク株式会社 業績等の概要 (2014年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計事業年度におけるわが国経済は、2013年4月に打ち出した日銀による大胆な金融政策に加え、政府の機動的な財政出動により景気回復が加速しました。企業においては設備投資に回復の兆しが表れ、業況判断にも幅広い分野において改善が見られました。さらに個人消費においても緩やかな回復を示し、景気の下支えの役割を担いました。2014年4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が懸念材料とはなるものの、長引くデフレからの脱却に向けた期待が高まりました。
この様な環境のもと、当社グループは企業と人材を繋ぐ役割と機能を果たすため、質の高い人材サービスの提供を通じて双方が求めるニーズに応えてまいりました。当連結事業年度は北海道の市場を基盤としながらも、東北地方においても雇用環境の改善を念頭に企業業績の拡大と地域の活性化に向けた業務を推進し、収益の拡大を目指してまいりました。
以上の結果、当事業年度の業績については、売上高は5,444,875千円(前年同期比5.8%増)、経常利益は100,547千円(同46.1%増)、当期純利益は51,010千円(同73.7%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 人材派遣関連事業
人材派遣関連事業においては、コールセンターへの派遣が堅調に推移し、事務処理業務も受託を伸ばしましたが、医療系派遣において派遣から直接雇用に切り替える動きが増加したことにより、売上高が前年同期を下回りました。この結果、売上高2,981,754千円(同0.2%減)、セグメント利益275,722千円(同2.8%増)となりました。
② 人材派遣関連事業(関東)
人材派遣関連事業(関東)においては、行政官庁からの受託が減少したことにより売上高は前年同期を下回りましたが、経費の抑制等が功を奏しセグメント利益については前年同期を上回りました。この結果、売上高544,615千円(同17.2%減)、セグメント利益22,121千円(同945.4%増)となりました。
③ 人材紹介事業
人材紹介事業においては、景気の回復を受け求人は増加傾向にあり、IT、営業職、管理部門及び医師・薬剤師の求人が増え成約件数を伸ばすことができましたが、成約者からの転職辞退が増えるなど、売上高は前年同期を下回りました。セグメント利益については質の高い登録者を確保するための募集費用などが増加し、前年同期を下回ることとなりました。この結果、売上高124,220千円(同1.0%減)、セグメント利益45,437千円(同11.0%減)となりました。
④ 再就職支援事業
再就職支援事業においては、若年未就職者や女性及び長期失業者への就職支援事業を北海道、盛岡、宮城の3地域で受託しました。また、道内においては市町村からも若年未就職者への就職支援事業を受託し、売上高及びセグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高1,008,786千円(同32.3%増)、セグメント利益97,096千円(同36.8%増)となりました。
⑤ ペイロール事業
ペイロール事業においては、新規顧客営業を積極的に展開し、給与計算、住民税及び年末調整業務ともに処理人数が増加し、売上高及びセグメント利益とも前年同期を上回りました。この結果、売上高622,028千円(同16.5%増)、セグメント利益9,268千円(前連結会計年度479千円)となりました。
⑥ その他
その他のうち施設管理業務については2014年3月31日にて受託が終了しましたが、セミナーの受講者数の増加と運営管理費の節減によりセグメント利益は増加しました。当連結会計年度より開始した中国語研修事業が加わったことにより、売上高は前年同期を上回りましたが、中国への赴任を手控える企業の増加に伴い受講生が減少し、当初の予測よりセグメント利益が減少しました。
この結果、売上高163,470千円(前年同期比109.2%増)、セグメント損失571千円(前連結会計年度はセグメント利益6,224千円)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は短期借入れ及び長期借入れによる収入並びに税金等調整前当期純利益96,947千円の計上等が売上債権の増加額及び事業譲受による支出等を上回ったため、期首残高に比べて122,782千円増加し、当連結会計年度末には1,025,206千円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は145,641千円(前年同期は70,980千円の使用)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益96,947千円の計上等が売上債権の増加額等を上回った結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は139,320千円(前年同期比112.9%増)であります。これは主に事業譲受による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は116,002千円(前年同期比22.3%減)であります。これは主に短期借入れ及び長期借入れによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05176] S1002XN7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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