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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002ENC

有価証券報告書抜粋 株式会社フェイス 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における国内のインターネット・モバイル市場は、全般的に堅調な伸びを示すなかスマートフォンの利用者が急速に増加しました。2013年4月から2014年3月までの1年間でPCからのインターネット利用者は5,376万人と約6%減少したのに対し、スマートフォンからのインターネット利用者(アプリケーションの利用とウェブサイトの訪問の両方を含む)は3,978万人と約38%増加しました(※1)。
音楽配信の売上構成比は、2012年にPC配信・スマートフォン対フィーチャーフォンが35対65でしたが、2013年には60対40と逆転し(※2)、初めてPC配信・スマートフォンが市場の主体となりました。
また、インターネット利用者数に対するSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の普及率は、2012年末の52%から3年後の2015年には65%まで増加することが見込まれております(※3)。
※1 ニールセン株式会社調べ
※2 一般社団法人日本レコード協会調べ
※3 株式会社ICT総研調べ

このような市場環境において、当社グループは、『マルチコンテンツ&マルチプラットフォーム戦略(様々なコンテンツを、必要なときに、必要な場所で楽しむことができる環境の創造)』のもと、付加価値の高い優良なコンテンツを速やかに市場に投入できるよう、音楽や映像等のコンテンツ制作プロデュースを推進するとともに、普及が加速するスマートフォン向けの新たなサービスを提供するなど、ユーザーにとって利便性の高いサービスの提供を進めました。
また、アーティストとファンが触れ合うあらゆる機会を取り込み、その接点を拡大しビジネス化する「新・360°戦略」を推進するため、資本・業務提携をはじめとした、様々な取り組みを行いました。

音楽市場においても、従来のメディアに加えてSNSがより身近なものとなっていることから、2014年1月に国内最大級の音楽ソーシャルメディア「OKMusic」を展開する株式会社オーケーライフを連結子会社としたのに続き、2月に企業やクリエイター向けSNSプラットフォーム「Revolver」を運営する株式会社リボルバーと資本・業務提携をいたしました。また3月には、相互に連携して、激変する市場環境に対応したビジネスモデルを確立し、競争力の向上と成長分野への取り組みを一層強化するため、公開買付けにより、日本コロムビア株式会社を連結子会社といたしました。

当社グループの当連結会計年度の売上高は前期比5.8%減の6,340百万円、営業利益は前期比49.8%減の508百万円、経常利益は前期比47.6%減の586百万円、当期純利益は前期比63.7%減の403百万円となりました。
また、当社は2013年10月1日付にて、普通株式1株を10株に分割する株式分割を行うとともに、証券市場で株式を売買できる取引単位(単元株式)を1株から100株に変更しております。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、日本コロムビア株式会社を連結子会社としたことに伴い、新たにコロムビア事業としてセグメント分けをいたしました。但し、当連結会計年度末より連結の範囲に含めているため、コロムビア事業の業績は記載しておりません。


当社グループは、国内外の市場において、音楽・教育などを中心としたスマートフォン向けサービスの取り組みを一層強化して展開いたしました。
日本初のレコメンド機能を有するインターネットラジオ「FaRao®(ファラオ)」につきましては、西日本電信電話株式会社の「光BOX+ HB-1000」に標準搭載されたほか、2014年3月には、クラリオン株式会社、パイオニア株式会社のカーナビ機器との連携を開始し、様々なライフスタイルで音楽サービスが楽しめる環境を実現いたしました。
また、2013年10月にはインターネットを利用して不特定多数のクリエイターに業務をコンペティション形式で発注し、受注者の募集を行うことができる音楽制作に特化したクラウドソーシングサービス「ARTIST CROWD®(アーティストクラウド)」を新たに開始いたしました。
さらに、レディー・ガガのファッションを手掛けたニコラ・フォルミケッティ氏をプロデューサーに迎えたアーティスト育成・開発の取り組み「POP ICON PROJECT TOKYO」を2013年8月に開始いたしました。この企画では、世界に向けた日本を代表するガールズボーカルユニットを発掘するため、オーディションにより合格者3名を選出しました。今後、日本コロムビア株式会社からのデビューをはじめ、当社グループが保有する様々なサービスや機能を最大限に活用した展開を予定しております。
2013年2月にサービスを開始した未就学児向けの知育アプリケーションブランド「Kidzapplanet/キッザプラネット®」では、「すくすくリトミック!さわって遊ぼう!ワンダリズム」などの計7タイトルが全世界で累計80万ダウンロードされたほか、2013年11月に幼児向け人気テレビアニメ「がんばれ!ルルロロ」とのコラボレーションタイトルをリリースするなど、着実にラインアップを増やすとともに国内外でも人気の知育アプリケーションブランドへの成長を遂げております。
また、手軽にオリジナルビデオレターが作成できる「ピクミックスレター」シリーズでは、2013年6月に「キティちゃんのぬいぐるみ」のセットメニューを新たに追加販売したのに続き、2014年3月にはドラえもんが名前を呼んで誕生日をお祝いする「ドラえもんのお祝いビデオレター」をリリースするなど、人気キャラクターを起用したサービスに取り組んでおります。
このほか、2014年3月には、フォトSNS「スマイルログ®」をリリースいたしました。家族や親しい友人と写真を共有することで、いつまでも思い出に残すことをコンセプトにしたサービスです。写真にコメントや「いいね」を付けたり、500種類におよぶスタンプを使った写真のデコレーション、動画追加など共有グループ内のコミュニケ―ションを盛り上げる機能を搭載しており、実際のアルバムに製本するサービスも予定しております。
今後も引き続き、当社グループの保有する1,000万人超のユーザーへリーチする各種配信サービスやアーティストとファンをつなぐプラットフォームを最大限に活用することにより「新・360°戦略」を具現化してまいります。
コンテンツ事業の売上高は、着信メロディ事業の減収などにより前期比5.6%減の5,007百万円となり、営業利益は前期比44.6%減の467百万円となりました。


ポイント事業については、既存加盟店の販売促進強化などにより発行ポイントが堅調に推移し、また新規事業の売上高が伸びたものの、前連結会計年度に好調であった政府管掌復興支援住宅エコポイントの終了による影響を受け、売上高は前期比6.8%減の1,332百万円となりました。営業利益は販売促進費の増加および新規事業の費用増により前期比76.1%減の40百万円となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5,290百万円増加し、前期比86.4%増の11,415百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益537百万円に減価償却費244百万円、投資有価証券評価損205百万円、法人税等の還付額698百万円を加算したこと等により、1,715百万円の収入(前連結会計年度は644百万円の支出)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出が4,023百万円あったものの、定期預金の払戻による収入が7,192百万円あったこと、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入が1,913百万円あったこと等により、4,093百万円の収入(前連結会計年度は1,569百万円の支出)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出が399百万円、配当金の支払額が112百万円あったこと等により、前期比14.2%減の521百万円の支出となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05209] S1002ENC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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