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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003Q6P

有価証券報告書抜粋 株式会社アドバンスクリエイト 業績等の概要 (2014年9月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2013年10月1日~2014年9月30日)におけるわが国経済は、消費税率の引き上げと直前の駆け込み需要の反動により個人消費に弱い動きが見られるものの、企業収益が改善傾向にある中で、景気は総じて緩やかな回復基調にあります。一方、海外経済は米国株式市場が史上最高値を更新する等明るい兆しが見られるものの、世界的な地政学リスクの高まりや中国・新興国経済の下振れリスク等、景気動向に重要な影響を与えるリスク要因が顕在化し、依然として先行きが不透明な状況となっております。
保険業界におきましては、将来の社会保障制度等に対する不安から、医療保険や貯蓄性を兼ね備えた保険等、将来への備えとして民間保険への関心が高まってきております。その中で、賢い消費者層の保険に対する底堅いニーズに着実にアプローチできる当社の強みが発揮できる状況が継続しております。
このような状況の下、当社グループは、保険流通改革のパイオニア企業として情報メディアサイト「保険市場(ほけんいちば)」を主軸とする「Web to Call to Real」(※1)の一気通貫型サービスにより、お客様のあらゆる保険ニーズに対応できるプラットホーム戦略を推進してまいりました。
情報メディアサイト「保険市場(ほけんいちば)」は、保険情報のディストリビューターとして圧倒的な集客実績をあげておりますが、さらにお客様のユーザビリティ向上と保険会社各社との連携強化のための進化を図っております。特に、スマートフォン・タブレットによるネット利用者の増加に伴い、それに対応した保険の比較・申込サービスの拡充にいち早く対応を進めてまいりました。
さらに、当社独自開発の顧客管理システムを活用したCRM戦略(※2)の一環として協業提携先とのネットワーク化を進め、同システムにおけるデータベースの活用・深化とテレマーケティング部門の増強とあわせて万全の顧客管理と保全管理体制を構築しながら、高度なお客様サービスを実現し、保険に対する潜在ニーズにアプローチしてまいりました。
また、今後の改正保険業法の施行に対応して、コンプライアンスチェック体制の充実やシステム化、情報セキュリティ体制の構築、研修制度の強化等、より一層の保険募集管理態勢の強化を図るべく、管理体制の面においても、積極的に経営資源を投下してまいりました。
保険代理店事業においては、前期に実施した営業拠点の再編により、都市圏のランドマーク的オフィスビル内を拠点とした商談環境の整備・充実によるお客様サービスの向上、情報メディアサイト「保険市場(ほけんいちば)」とのシナジー効果の最大化を実現いたしました。なお、上述のとおり、今後の改正保険業法の施行に対応して、コンプライアンスチェック体制の充実ならびに保険募集管理態勢の強化を優先課題として取り組み、セグメントの業績における営業収益及び営業利益は対前期比で減少しております。
広告代理店事業においては、情報メディアサイト「保険市場(ほけんいちば)」の価値向上に比例して収益力が高まっており、また、再保険事業においても保険代理店との相乗効果により着実に取扱高を拡大する等、全ての事業セグメントにおいて連結業績に貢献できる体制が整ってまいりました。
以上の結果、売上高は、7,462百万円(前期比2.1%減)、営業利益は、1,131百万円(前期比12.6%減)、経常利益は1,107百万円(前期比12.0%減)、当期純利益は655百万円(前期比1.1%増)となりました。
(単位:百万円、前期比%)
連結ベース単体ベース
売上高・営業収益7,46297.96,91194.5
営業利益1,13187.496378.8
経常利益1,10788.094679.4
当期純利益655101.154692.7

セグメントの業績は次のとおりであります。
保険代理店事業におきましては、資料請求数や来店予約件数等の顧客動向は安定しており、低単価ながら収益的寄与率の高い保険商品の販売数が増加いたしました。一方、単価の高い保険商品の販売が減少し、また上述のとおり、今後の改正保険業法の施行に対応して、コンプライアンスチェック体制の充実ならびに保険募集管理態勢の強化を優先課題として取り組んだ結果、営業収益は6,911百万円(前期比5.5%減)、営業利益は963百万円(前期比21.2%減)となりました。
広告代理店事業におきましては、情報メディアサイト「保険市場(ほけんいちば)」の集客向上に伴い、広告媒体としての価値が一層高まる中、堅調に推移した結果、売上高は389百万円(前期比106.8%増)、営業利益は83百万円(前期比161.8%増)となりました。
再保険事業におきましては、保険代理店事業との相乗効果により着実に取扱高を拡大したことにより、売上高は453百万円(前期比68.1%増)、営業利益は81百万円(前期比121.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動によるキャッシュ・フローの収入489百万円があったものの、投資活動によるキャッシュ・フローの支出12百万円及び財務活動によるキャッシュ・フローの支出961百万円があったため、485百万円減少し、514百万円となりました。
当連結会計年度中における各キャッシュ・フローは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度は、税金等調整前当期純利益1,092百万円を計上したものの、法人税等の支払額481百万円等があり、営業活動により獲得した資金は489百万円(前連結会計年度は732百万円の収入)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果使用した資金は、差入保証金の組み入れによる支出16百万円等があり、12百万円(前連結会計年度は174百万円の収入)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額417百万円及び社債の償還による支出380百万円等があり、961百万円(前連結会計年度は1,023百万円の支出)となりました。

※1 「Web to Call to Real」
情報メディアサイト「保険市場」等の運営をポータル(入口)とし、そこでの保険情報の提供や商品比較・資料請求を起点とした通販や店舗による対面販売、さらにそれらを補完するコールセンター等様々な販売チャネルを融合させた当社の営業形態を表した語。
※2 CRM戦略
CRMとは「Customer Relationship Management」の略。当社独自開発の顧客管理システムを活用し、既契約者や過去の資料請求者に対して様々なプロモーションを行い収益に繋げる戦略のことを指す。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05280] S1003Q6P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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