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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001JQR

有価証券報告書抜粋 アンジェス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2013年12月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


(1)重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。重要な会計方針については、本報告書「第一部企業情報第5経理の状況」に記載のとおりであります。連結財務諸表及び注記事項等の作成上、必要な会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。

(2)当連結会計年度の経営成績の分析


事業別第13期
(自2011年1月1日
至2011年12月31日)
第14期
(自 2012年1月1日
至 2012年12月31日)
第15期
(自 2013年1月1日
至 2013年12月31日)
金額(千円)構成比
(%)
金額(千円)構成比
(%)
金額(千円)構成比
(%)
医薬品243,391100.0444,509100.0491,311100.0
合計243,391100.0444,509100.0491,311100.0

(注)金額には消費税等は含まれておりません。

当連結会計年度の事業収益は4億91百万円(前年同期比46百万円(+10.5%)の増収)となりました。当社グループでは、NF-κBデコイオリゴのアトピー性皮膚炎領域と腰痛症に関し、提携企業からの契約金、マイルストーン収入及び開発協力金を事業収益として計上しております。また、ムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」の販売収入につきまして、商品売上高に計上しております。さらに、NF-κBデコイオリゴを含むデコイ型核酸医薬に関して、提携企業より、これら研究用試薬の販売額の一定率をロイヤリティとして受け入れ、研究開発事業収益に計上しております。
当連結会計年度においては、商品売上高が2億71百万円(前年同期比29百万円(+12.3%)の増収)、研究開発事業収益は2億12百万円(前年同期比24百万円(+13.3%)の増収)、製品売上高が7百万円(前年同期比7百万円(△51.0%)の減収)となっております。 当期の増収は、主に提携企業からのマイルストーン収入によるものです。


当連結会計年度における研究開発費は10億24百万円(前年同期比1億75百万円(△14.6%)の減少)となりました。 主に、前年度において計上していた外注試験費用が当期では減少したため、外注費が1億円減少しております。また、人員の減少により、給料手当が64百万円減少しております。
当社グループのような研究開発型バイオベンチャー企業にとって研究開発は生命線でありますので、提携戦略により財務リスクの低減を図りながら、今後も積極的な研究開発投資を行っていく予定です。研究開発の詳細については、本報告書「第一部 企業情報 第2 事業の状況 6 研究開発活動」をご参照ください。


当連結会計年度における販売費及び一般管理費は6億98百万円(前年同期比2億1百万円(△22.4%)の減少)となりました。人員の減少により、役員報酬が48百万円、給料手当が84百万円減少しております。



当連結会計年度の営業損失は13億63百万円(前年同期の営業損失は17億85百万円)となりました。マイルストーン収入の発生により、事業収益は前年同期比46百万円の増収となりました。売上高の増加に伴い売上原価が1百万円増加しております。主に外注費の減少により研究開発費が1億75百万円減少し、主に人件費の減少により販売費及び一般管理費が2億1百万円減少しております。その結果、営業損失は前年同期より4億22百万円減少しております。


当連結会計年度の経常損失は、13億83百万円(前年同期の経常損失は17億16百万円)となりました。前年同期と比べると、営業外収益において、補助金収入が70百万円減少しております。営業外費用においては、新株予約権の行使及び第三者割当増資による新株の発行に伴い、株式交付費が19百万円増加して22百万円となっています。また、メリルリンチ日本証券株式会社及びUBS AG London Branchに対する新株予約権の発行に伴い、新株予約権発行費が16百万円発生しています。投資事業組合運用損益については、当期において、投資収益が発生しなかったため、投資事業組合運用損3百万円となっております。また、円安に伴って為替差損が発生し、前年度より3百万円減少して7百万円となっております。


当連結会計年度の当期純損失は、14億9百万円(前年同期の当期純損失は17億8百万円)となり、前年同期より2億98百万円縮小しております。2013年1月31日付で連結子会社ジェノミディア株式会社の全株式を譲渡したことに伴い、特別利益において、子会社株式売却益9百万円を計上しております。また、失効した新株予約権を戻し入れたことに伴い、新株予約権戻入益が11百万円発生し、前年同期と比べて39百万円減少しております。特別損失においては、希望退職制度の実施に伴い、経営合理化費用として特別退職金及び再就職支援費用39百万円を計上しております。

(3)当連結会計年度の財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は39億4百万円(前連結会計年度末比16億43百万円の増加)となりました。第三者割当増資及び新株予約権の行使により現預金が14億40百万円、有価証券が4億99百万円増加し、流動資産は19億62百万円増加しております。また、保有する株式の評価額の下落に伴い、投資その他の資産が2億63百万円減少しております。
当連結会計年度末の負債は3億60百万円(前連結会計年度末比1億61百万円の減少)となりました。主に試験の進捗に伴い、前受金が1億13百万円減少しております。
純資産は35億43百万円(前連結会計年度末比18億4百万円の増加)となりました。第三者割当増資及び新株予約権の行使に伴い、資本金及び資本剰余金がそれぞれ17億4百万円増加しております。また、当期純損失14億9百万円の計上により利益剰余金が減少し、保有する株式の評価額の下落に伴いその他有価証券評価差額金が2億44百万円減少しております。

(4)当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析
本報告書「第一部企業情報第2事業の状況1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。


(5)将来の見通し
①事業の見通し
当社グループは、事業のステージが先行投資の段階にあり、現時点では当期純損失を計上しております。2008年4月にムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」を発売したものの、主要開発プロジェクトにおいては医薬品の開発段階にあります。したがって、当社グループでは、これらのプロジェクトを成功させ、将来、医薬品販売により得られる収益によって損益を改善し、さらには当期純利益を拡大する計画であります。

②見通しの前提及び見通しに関する注意事項
将来の見通しについては、当連結会計年度末において、入手可能な情報及び将来の業績に与える不確実要因に関しての仮定を前提としております。




研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05301] S1001JQR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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