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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10039A2

有価証券報告書抜粋 ジャパンメディアシステム株式会社 業績等の概要 (2014年7月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
全般的概況
当事業年度におけるわが国の経済は、新興国の成長鈍化による影響など懸念材料があるものの、政府による経済政策や金融緩和策などの効果により、輸出関連企業や大企業を中心に企業業績が改善し、設備投資も回復してきているなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
このような環境の中、当社の主力であるVC事業では、2013年10月に「LiveOn Ver11.0」をリリースし、新機能の追加や操作性・利便性の向上を図りました。
販売面においては、OEM先や販売代理店との連携を深めると共に、各種展示会への積極的な出展や新聞広告等、商品・サービスの認知を高めるための施策の強化を行いました。その結果、金融機関等大口優良顧客からの受注や新規顧客の獲得増加に繋がりました。
経費面においては、広告宣伝費や人件費等の増加もあり、販売費及び一般管理費は前年度に比較して増加いたしました。
これらの結果、当事業年度の売上高は1,002,363千円(前年度比15.9%増)となり、営業利益は109,841千円(前年度比15.8%増)、経常利益は106,501千円(前年度比17.2%増)、当期純利益は100,783千円(前年度比32.0%増)となりました。
なお、当事業年度において、販売戦略の見直しに伴い、「LiveOn」ASP版の一部の利用料売上の会計処理の変更を行っており、遡及処理後の数値で前年同期比較を行っております。(以下、「2 生産・受注及び販売の状況」及び「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」において同じ。)変更の内容は、「第5 経理の状況 [注記事項](会計方針の変更)」に記載しております。
また、2014年7月に資本金および資本準備金の額の減少を実施し、それにより増加したその他資本剰余金全額を繰越利益剰余金へ振り替えることで欠損填補を行いました。その結果、当事業年度末の資本金の残高が1億円、繰越利益剰余金の残高が899千円となりました。

セグメント別の状況は次のとおりであります。

セグメント別概況
① VC(ビジュアルコミュニケーション)事業
当事業年度は、前年度に引き続き月額利用料等、安定した収入が積み上がったことや、各種展示会への出展・新聞広告・Web広告による販売促進により、Web会議システムが市場に認知されてきたこともあり、売上は堅調に伸びております。また2013年10月にリリースした「LiveOn Ver11.0」は、ユーザIDをもっていない方を会議に招待することができる「招待機能」や、コールセンター・受付において呼び出しを可能にする「コール機能」を追加したことや、タブレット端末やスマートフォンからの利用環境を改良するなどユーザの利便性の向上を図っており、マーケットは今後も拡大していくと予測されます。
以上のような状況から、VC事業の売上高は814,898千円(前年度比21.4%増)となりました。

② NC(ネットワークコミュニケーション)事業
当事業年度は、Linuxサーバ「BIAS」をベースに各種サーバの構築、インターネットVPNやセキュリティ製品を組み合せた企業ネットワークの構築、複合機・ビジネスホンなどのOA機器の販売、保守・サポートなど、きめ細かなコンサルティング営業を行ってまいりましたが、市場環境の競争激化や単価の下落傾向により、前年の売上を維持するのが厳しい状況となりました。
以上のような状況から、NC事業の売上高は187,465千円(前年度比3.2%減)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ8,020千円減少し、当事業年度末には316,548千円となりました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は86,819千円(前年度は133,695千円の獲得)となりました。これは主に法人税等の支払いが20,854千円、売上債権が11,356千円の増加、たな卸資産が5,024千円の増加、仕入債務が3,919千円の減少があったものの、税引前当期純利益が106,517千円(前年度は90,442千円の利益)に減価償却費が9,888千円、退職給付引当金の増加4,350千円があったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は28,714千円(前年度は8,860千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出7,046千円、無形固定資産の取得による支出10,880千円、保険積立金の積立による支出8,260千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は66,125千円(前年度は56,731千円の獲得)となりました。これは長期借入金の借入による収入30,000千円があったものの、長期借入金の返済による支出96,125千円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05357] S10039A2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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