有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027LU
ダイトウボウ株式会社 事業等のリスク (2014年3月期)
対処すべき課題メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがある。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
現在、予想されている東海地震が発生した場合には、当社グループの業績等が悪影響を受ける可能性がある。
当社グループは、第190期において、紳士服販売子会社の不振が損益面に強く影響を与えたことなどにより連続して営業損失および当期純損失を計上するとともに、商業施設「サントムーン柿田川」第2期および第3期開発資金および紳士服販売子会社の赤字運転資金などの負担から、有利子負債額が高水準となっていた。当該状況の改善は進んでいるものの、その解消には至っておらず、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在している。
ただし、「3 対処すべき課題」および「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5) 」に記載のとおり、当該状況を解消し改善するための施策を講じ、2011年3月期(第191期)から2013年3月期(第193期)までの3年間にわたり「中期経営計画2010~KAIKAKU~」に基づき「事業構造の改革」と「コスト構造の改革」に取り組むとともに「有利子負債の圧縮」も進め、損益面・財務面での改善を行った。さらに、当期(第194期)からスタートさせた「中期経営計画 Beyond 120th~120周年を超えて未来へ~」に基づき、従来の構造改革路線から成長路線へ踏み出すことを基本的な考え方とし、「成長戦略」と「安定化戦略」に取り組んだ結果、当期(第194期)において前期比増益での当期純損益の3期連続黒字を確保した。また、引き続き余剰営業資金により「有利子負債の圧縮」を進めた結果、有利子負債残高は前期末比3億98百万円減の93億24百万円と計画を上回る水準での圧縮を達成するなど、具体的な対応策による効果が出ていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。
(1)特定収益事業の特定地域集中について
当社グループの主力収益事業である不動産事業のショッピングセンター等の商業施設が静岡県駿東郡清水町(三島地区)に集中している。現在、予想されている東海地震が発生した場合には、当社グループの業績等が悪影響を受ける可能性がある。
(2)固定資産の賃貸契約について
当社グループの主力収益事業である不動産事業においては、ショッピングセンター等の商業施設に関して賃貸借契約を締結している。今後、諸般の事情により契約が解除された場合には、当社グループの業績等が悪影響を受ける可能性がある。(3)有利子負債について
当社グループにおいては、商業施設「サントムーン柿田川」第2期および第3期開発の実施等により当期末の有利子負債残高は93億24百万円である。今後、市場の金利が上昇した場合には、当社グループの業績等が悪影響を受ける可能性がある。(4)重要事象等について
回次 | 第191期 | 第192期 | 第193期 | 第194期 | |
決算年月 | 2011年3月 | 2012年3月 | 2013年3月 | 2014年3月 | |
売上高 | (千円) | 8,329,775 | 8,101,237 | 8,179,708 | 7,548,836 |
営業利益 | (千円) | 325,186 | 388,885 | 373,444 | 377,283 |
当期純損益(△は損失) | (千円) | △26,970 | 31,459 | 15,410 | 27,966 |
総資産額 | (千円) | 22,590,048 | 22,764,241 | 22,054,350 | 20,778,686 |
有利子負債額 | (千円) | 10,526,643 | 10,291,130 | 9,723,042 | 9,324,225 |
当社グループは、第190期において、紳士服販売子会社の不振が損益面に強く影響を与えたことなどにより連続して営業損失および当期純損失を計上するとともに、商業施設「サントムーン柿田川」第2期および第3期開発資金および紳士服販売子会社の赤字運転資金などの負担から、有利子負債額が高水準となっていた。当該状況の改善は進んでいるものの、その解消には至っておらず、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在している。
ただし、「3 対処すべき課題」および「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5) 」に記載のとおり、当該状況を解消し改善するための施策を講じ、2011年3月期(第191期)から2013年3月期(第193期)までの3年間にわたり「中期経営計画2010~KAIKAKU~」に基づき「事業構造の改革」と「コスト構造の改革」に取り組むとともに「有利子負債の圧縮」も進め、損益面・財務面での改善を行った。さらに、当期(第194期)からスタートさせた「中期経営計画 Beyond 120th~120周年を超えて未来へ~」に基づき、従来の構造改革路線から成長路線へ踏み出すことを基本的な考え方とし、「成長戦略」と「安定化戦略」に取り組んだ結果、当期(第194期)において前期比増益での当期純損益の3期連続黒字を確保した。また、引き続き余剰営業資金により「有利子負債の圧縮」を進めた結果、有利子負債残高は前期末比3億98百万円減の93億24百万円と計画を上回る水準での圧縮を達成するなど、具体的な対応策による効果が出ていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断している。
対処すべき課題財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00547] S10027LU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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