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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029GI

有価証券報告書抜粋 カネヨウ株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当期の世界の政治情勢は、治安が維持されず各地で紛争、テロが多発し、今年に入ってからは、ロシアの領土問題での孤立化が顕著になり、大きな問題となっています。
一方、日本の政治情勢は自民党の数の力で安定的な政権運営を続けている反面、十分な議論を経ずに強硬採決等、力で押し切る場面も見られ、将来に不安を残すような印象も受けました。
このような環境下、当社は収益力の拡大を目標に各営業部が努力してまいりましたが、円安の影響が大きく、売上高は大きく伸長しましたが、売上総利益率では目標を下回りました。
セグメント別では寝装原料が、鳥インフルエンザの影響が大きかったにもかかわらず伸長し、会社業績に著しい貢献をいたしました。
寝装製品は従来型のOEM取引からの転換がうまくいかず、業績が落ちました。
リビング・インテリア、生地・反物等繊維製品につきましては、販売ルートの拡大に繋げられず、次期以降に課題を残しました。

以上の結果、売上高は108億86百万円(前年同期比106.7%、6億81百万円の増収)となりました。損益面では営業利益は92百万円(前年同期比85.1%、16百万円の減益)、経常利益は42百万円(前年同期比73.1%、15百万円の減益)、当期純利益は保有関係会社株式の一部売却益65百万円を特別利益に計上した結果、1億6百万円(前年同期比120.8%、18百万円の増益)となりました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
①寝装用原料
羽毛原料は大手優良メーカーとの取引拡大で、売上を伸ばすことが出来ました。
合繊原料は不織布分野の拡販で売上を伸ばすことが出来ましたが、円安によるコスト増により利益率を確保できない苦しい状況となりました。
羊毛原料は差別化原料の拡販に努めましたが、寝具分野への販売が低迷し売上は減少しました。
その結果、当セグメントの売上高は44億14百万円(前年同期比21.0%増)、営業利益は1億59百万円(同33.5%増)となりました。
②寝装製品
天候不順により春夏用冷感、涼感製品の取引が減少、防炎毛布も当初の予想を下回りました。テレビ通販向け新規商品や体圧分散機能商品の開発は出来ましたが、従来型OEM取引からの転換がうまくはかれませんでした。これらにより売上は減少となり、利益も円安の影響で圧迫されました。
その結果、当セグメントの売上高は18億56百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は41百万円(同32.9%減)となりました。
③リビング・インテリア用品
カーペット、ラグの大手通販業者向け取引は伸長出来ませんでしたが、大手小売店向けの取引の伸長、及び問屋取引が拡大したため、売上を伸ばすことができました。しかしながら、円安の影響が大きく利益は伸ばすことが出来ませんでした。
その結果、当セグメントの売上高は18億98百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は47百万円(同37.4%減)となりました。
④生地反物等繊維製品
ニット素材は天然繊維や機能素材を含めたオリジナル商品の拡販に努めましたが、需要が低迷し売上を伸ばすことが出来ませんでした。
ヨーロッパを中心にした織物輸出の取引は、ヨーロッパ経済低迷の影響を受け売上を伸ばすことが出来ませんでした。
その結果、当セグメントの売上高は14億77百万円(前年同期比9.9%減)、営業利益は51百万円(同30.1%減)となりました。
⑤生活関連用品
農業資材は防虫ネット、防草シートが堅調に推移し、売上を伸ばすことが出来ました。
健康食品は需要の低迷で売上を伸ばすことが出来ませんでした。
その結果、当セグメントの売上高は12億17百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益は36百万円(同46.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当期のキャッシュ・フローにつきましては、現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べて89百万円減少し、4億11百万円となりました。当期のキャッシュ・フローの内訳は以下の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当期において営業活動の結果使用した資金は6億40百万円(前期は1億57百万円の獲得)となりました。これは主に、たな卸資産の増加および仕入債務の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当期において投資活動の結果獲得した資金は1億4百万円(前期は1億7百万円の獲得)となりました。これは主に、関係会社株式売却の収入によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当期において財務活動の結果獲得した資金は4億46百万円(前期は3億40百万円の使用)となりました。これは主に、短期及び長期借入金の純増によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00551] S10029GI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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