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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100296R

有価証券報告書抜粋 コムシード株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策などを背景に、円安や株価回復を背景に企業業績の改善が進み、また消費税率引き上げに伴う駆け込み需要による個人消費の増加もあり景気は穏やかに回復してきました。しかしながら、海外では新興国や中国の景気減速、アメリカの金融緩和政策の縮小、東欧の地政学的リスクの高まりなどの下振れも懸念され、先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社を取り巻く事業環境は、ソーシャルメディアの利用がスマートフォンやタブレット端末の普及により引き続き増加しており、今後も国内のSNSプラットフォーム向けソーシャルゲーム市場については堅調な拡大が見込まれております。
このような状況のもと、当社はこれらの市場・事業環境の変化により、当社の事業モデルあるいは業績は大きく影響を受けることから、事業モデルについては既にソーシャルゲーム及びスマートフォン向けコンテンツビジネスへのシフトを強化し、これらの企画開発に注力しております。
当事業年度における業績は、スマートフォン向けコンテンツを強化したことにより、グリパチやパチスロ実機シミュレーター等の既存事業が計画を超える売上高となったことで、当初計画を上回る売上高を達成いたしました。
一方、利益面につきましては、第4四半期においてパチスロ実機シミュレーターのサービス提供開始時期が当初計画に比べ遅れ、売上の計上が翌期に大きくずれ込んだことにより、開発費用については当期の先行支出となったこと、上半期に先行した開発費用を新規ゲームコンテンツのサービス開始と一部受託案件の売上によって補う見込みが大幅に下回ったことから営業損失、経常損失となり、また、不採算事業の整理により減損損失を計上し当期純損失となりました。
以上の結果、売上高は894,946千円(前年同期比33.2%増)、営業損失95,333千円(前年同期は営業損失295,505千円)、経常損失98,909千円(前年同期は経常損失289,672千円)、当期純損失は116,156千円(前年同期は当期純損失348,515千円)となりました。
なお、当社はモバイル事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりませんが、事業におけるサービス分野別の主な取り組みは、以下のとおりであります。

① ソーシャルゲームについては、既存サービスの拡充および、新規タイトルの投入を進めております。グリー株式会社が運営する「GREE」で展開中のバーチャルホール「グリパチ」については、パチンコ・パチスロの実機シミュレーターアプリをタイムリーにラインナップしたことでユーザー獲得の強化が図れ、2014年3月には登録者数が150万人(前年同期87万人)を達成いたしました。しかしながら、スマートフォン向けネイティブゲーム展開の第1弾として、無料通話・無料メールスマートフォンアプリ「LINE(ライン)」のゲームサービス「LINE GAME」向けに、「LINE ダッシュガール」の配信を開始しましたが、事業採算性を検討した結果、早期撤退を決断いたしました。このため全体の売上に対しての開発費は増加いたしました。
② スマートフォン関連については、当事業年度においてパチスロ実機シミュレーター7本を投入し、ユーザーからの人気を得て好調に推移いたしました。
③ 当第3四半期より新たな収益基盤の確保に向けてSNSゲームノウハウを生かしたBtoB(企業間取引)向け受託開発と運営ビジネスを開始し、新規開拓を行うとともにサービスの多様化と変化に対応できる組織体制の構築を行いました。
④ フィーチャーフォン向け携帯公式サイトについては、当社オリジナルのパチンコ・パチスロ総合情報サイトである「パチンコ倶楽部」において、機種情報や攻略情報の充実に努めるとともに、既存ユーザーの継続利用を図るためスマートフォンサイト対応キャリアへの拡充に努めました。
⑤ パチンコ店舗向けサービスについては、店舗向けASPサービス(有料店舗情報サービス)のサービス販路の拡大と、今後のラインナップ拡充および企画検討を行いました。


(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ43,991千円増加し、127,013千円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果使用した資金は74,366千円(前年同期比73.9%減)となりました。これは主に減損損失14,956千円、減価償却費19,250千円、仕入債務の増加80,136千円、税引前当期純損失113,866千円、売上債権の増加76,657千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は4,437千円(前年同期は297千円獲得)となりました。これは投資有価証券の売却による収入50千円、有形固定資産の取得による支出1,487千円、無形固定資産の取得による支出3,000千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果獲得した資金は122,796千円(前年同期比151.1%増)となりました。これは株式の発行による収入124,960千円、長期借入れによる収入50,000千円、短期借入金の返済による支出50,000千円、株式の発行による支出1,984千円、リース債務の返済による支出179千円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05401] S100296R)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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