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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100248T

有価証券報告書抜粋 株式会社ディー・エヌ・エー 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、海外景気の下振れが国内景気を下押しするリスクを伴いながらも、経済・金融政策の効果が発現し景気の緩やかな回復基調が続きました。
2014年3月末の国内スマートフォン契約数は、前年同月末比1,376万件増の5,734万件となり普及が続きました(株式会社MM総研調べ)。また、世界的にもスマートフォンの普及が進んでおり、2014年における世界のスマートフォン出荷台数は、前年比2.5億台増の13.4億台になると予想されています(株式会社矢野経済研究所調べ)。
このような状況の下、当社グループは、ソーシャルゲームプラットフォームでグローバル№1のポジションを確立すべく、国内外の「Mobage(モバゲー)」で提供しているソーシャルゲームの利用拡大に注力してきました。
収益の柱である国内「Mobage」では、特にアプリ市場向けに積極的に新タイトルのリリースを進めましたが、ブラウザ市場向け既存タイトルでの利用低迷を補うまでには至らず、売上収益は前連結会計年度比で減少いたしました。費用面では、国内外で積極的に新タイトルをリリースする一方でコスト管理の徹底を図り、販売費及び一般管理費を中心にコストの節減に努めました。
以上の結果、当社グループの売上収益は181,313百万円(前連結会計年度比10.4%減)、営業利益は53,198百万円(同30.8%減)、税引前当期利益は54,920百万円(同30.7%減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は31,661百万円(同30.5%減)となり、前連結会計年度比で減収減益となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度との比較は、変更後の区分により作成した情報に基づいて記載しております。詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 5.セグメント情報 (1) 報告セグメントの概要」をご参照ください。

①ソーシャルメディア事業
当連結会計年度の国内「Mobage」のモバコイン消費は、前連結会計年度比15%減の1,948億円となりました。アプリ市場向けに新規タイトルの投入を推し進めた結果、減少傾向が続いていたMAU(月間アクティブユーザ数)が2013年12月から増加傾向に転じ、同市場での足がかりを築きましたが、ブラウザ市場向け既存タイトルの利用低迷を補うまでには至りませんでした。海外「Mobage」は、欧米向けでは提供タイトルのジャンル拡大に向けた新タイトルのリリースが進捗しました。また、中国向けでは内製・協業タイトルでヒットが生まれました。
セグメント利益は、利益率の高い国内「Mobage」の内製・協業タイトルでの売上収益が減少したこと等により、前連結会計年度比で減少いたしました。
ユーザベース構築や新たな収益の柱を育成するため、電子マンガ雑誌「マンガボックス」、仮想ライブ空間「Showroom」といった新規サービスをエンターテインメント分野中心に立ち上げました。
以上の結果、ソーシャルメディア事業の売上収益は、155,871百万円(前連結会計年度比13.2%減)、セグメント利益は57,122百万円(同26.9%減)となりました。

②EC事業

ショッピングサービスにおいては、総合ショッピングサイト「DeNAショッピング」(「auショッピングモール」を含む。)の当連結会計年度の取扱高が46,545百万円(前連結会計年度比7.3%増)となりました。また、当連結会計年度末の有料法人会員店舗数は4,408店(前連結会計年度末比148店減)となりました。有力パートナーとの連携も図りながら、ユーザの利便性向上と事業基盤強化の取り組みを進めました。オークションサービスにおいては、オークションサイト「モバオク」(「auモバオク」を含む。)は、当連結会計年度末の有料会員数が96万人(同4万人減)となりました。決済代行サービスを提供する株式会社ペイジェントは、「DeNAショッピング」等の自社運営ECや一般加盟店での決済規模が拡大いたしました。「DeNAトラベル」等の旅行代理店サービスは、取扱高が順調に拡大いたしました。
セグメント利益は、「DeNAショッピング」、「DeNAトラベル」等で販売促進活動を積極的に展開したこと等により、前連結会計年度比で減少いたしました。
以上の結果、EC事業の売上収益は18,733百万円(前連結会計年度比8.9%増)、セグメント利益は3,799百万円(同27.2%減)となりました。

③その他

株式会社横浜DeNAベイスターズは、主催試合の入場者数が前連結会計年度比で順調に増加する等、売上収益の拡大に寄与しました。一方で、チーム力強化のため有力選手を獲得したこと等により費用が増加いたしました。
以上の結果、その他の売上収益は6,708百万円(前連結会計年度比19.1%増)、セグメント損失は1,925百万円(前連結会計年度は1,752百万円の損失)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,943百万円減少し、65,394百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は28,061百万円(前連結会計年度は52,192百万円の収入)となりました。主な収入要因は税引前当期利益54,920百万円であり、主な支出要因は法人所得税支払額38,235百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は15,331百万円(前連結会計年度は15,831百万円の支出)となりました。主な支出要因は無形資産の取得13,907百万円、有価証券及び投資有価証券の取得のための支出1,309百万円であり、主な収入要因は有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入948百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は15,719百万円(前連結会計年度は25,039百万円の支出)となりました。主な支出要因は、自己株式の取得による支出10,000百万円、配当金支払額6,687百万円であります。

(3) IFRSにより作成した連結財務諸表における主要な項目と日本基準により作成した場合の連結財務諸表におけるこれらに相当する項目との差異に関する事項

(のれんの償却に関する事項)
日本基準において、のれんの償却についてはその効果の及ぶ期間を見積り、その期間で償却することとしておりましたが、IFRSではIFRS移行日(2011年4月1日)以降の償却を停止しております。

(ソーシャルゲームの開発費に関する事項)
日本基準において、ソーシャルゲームの開発費のうち製品マスター完成時点までに発生したものについては発生した会計期間の費用として計上しておりますが、IFRSではソーシャルゲームの開発費のうち要件を満たすものについては自己創設無形資産として資産計上しております。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05460] S100248T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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