シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10022BR

有価証券報告書抜粋 サカイオーベックス株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や金融政策により、円安、株高が進み、企業収益の改善や個人消費の持ち直しが見られるなど、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、円安の影響による輸入資材やエネルギー価格の高騰、中国をはじめとした新興国経済の成長鈍化など、先行きは依然、不透明な状況が続きました。
このような経営環境の中、当社グループの業況は、市況の回復により、全てのセグメントで増収となりました。利益面では、円安による原材料、エネルギー費の高騰により製造原価の上昇があったため、染色加工事業は減益となりましたが、その他の部門も含め原価低減に努めた結果、営業利益は増益となりました。また、経常利益は、持分法投資利益が増加したことにより増益となりました。
当連結会計年度の業績は、売上高は22,034百万円と前連結会計年度比1,369百万円(6.6%)の増収となり、営業利益は1,393百万円と前連結会計年度比62百万円(4.7%)の増益、経常利益は1,885百万円と前連結会計年度比243百万円(14.9%)の増益、当期純利益は1,333百万円と前連結会計年度比326百万円(32.4%)の増益となりました。

セグメントの業績は次のとおりです。

(染色加工事業)
当事業では、主力のユニフォーム用途、スポーツ用途は伸び悩んだものの、婦人衣料用途、資材関連用途等が堅調に推移し、増収となりました。利益面では、工場の稼働率向上に努めるとともに、生産ロス削減に継続して取り組みましたが、原材料、エネルギー費の急激な上昇があり、減益となりました。
当事業の売上高は11,943百万円と前連結会計年度比363百万円(3.1%)の増収となり、営業利益は491百万円と前連結会計年度比22百万円(△4.3%)の減益となりました。

(繊維販売事業)
テキスタイル事業は、ユニフォーム用途や医療介護関連用途が堅調に推移するとともに、資材用途高密度織物の市場開拓に積極的に取り組みました。アパレル事業は、円安と中国国内の製造費用上昇はあったものの、東南アジアへの生産シフトでコスト削減に注力しました。また、商品企画力を拡充するため、ODM機能を商流に取り込むなど、販路拡大に向けた体制の整備に努めました。酒伊貿易(上海)有限公司は、引き続き中国内販事業に取り組むとともに、併せてアパレル事業と連携し、東南アジア生産用素材の調達等に取り組みました。
当事業の売上高は6,569百万円と前連結会計年度比666百万円(11.3%)の増収となり、営業利益は647百万円と前連結会計年度比20百万円(3.3%)の増益となりました。

(その他の事業)
電子機器事業は、自動車用設備投資の伸びを背景に自動制御関連が堅調に推移しました。織布事業は、市況の回復を受け、ユニフォーム用途織物、米国向け織物用糸加工が堅調でした。建設不動産事業は、民間の小口物件、リフォーム工事等の着実な受注に注力しました。複合部材事業は、商品特性を活かせる市場への用途展開を拡大すべく、営業活動を本格化させました。水産資材事業は、公共工事関連の低迷を受け、低調な結果となりました。
上記以外の事業も含めたその他の事業全体での売上高は3,521百万円と前連結会計年度比339百万円(10.7%)の増収となり、営業利益は204百万円と前連結会計年度比37百万円(22.6%)の増益となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は2,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ431百万円増加しました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は1,690百万円の収入(前年同期は1,353百万円の収入)となりました。主に、税金等調整前当期純利益や減価償却費がある一方で持分法による投資利益や法人税等の支払によるものです。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は640百万円の支出(前年同期は396百万円の支出)となりました。主に、有形固定資産の取得による支出や連結範囲の変更に伴う子会社株式の取得による支出によるものです。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、625百万円の支出(前年同期は553百万円の支出)となりました。主に、借入金の圧縮や配当金の支払によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00565] S10022BR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。