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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001G9S

有価証券報告書抜粋 GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策及び日銀の金融政策への期待から、円安と株高を背景に景気回復基調にあったものの、新興国市場の経済成長の低下による輸出の伸び悩みや今後の消費税率変更による国内景気への影響等の懸念材料を抱える不透明な状況にありました。
当社グループの事業分野であるインターネットサービス市場においては、市場規模の拡大は続いているものの、競合企業の台頭や、新たなサービスの市場投入も続いており、お客さまのサービス利活用の選定にはこれまで以上に厳しい目が向けられています。このような市場環境において、先進的な技術力だけではなく、お客さまのニーズを核にした付加価値の高いサービスを展開していくことが肝要であると認識しております。
このような事業環境の中、ホスティングサービス事業においては、「新市場の開拓」と「商品ブランド力の強化」を進めてまいりました。「新市場の開拓」においては、市場拡大が見込まれるタイでのサービス展開を目指し、現地営業拠点として合弁会社「GMO CLOUD (Thailand) Co., Ltd.」を設立いたしました。また、「商品ブランド力の強化」においては、機動戦士ガンダムの「マチルダ中尉」をクラウド・ホスティングサービスブランド「GMOクラウド」のイメージキャラクターに採用し、商品訴求に取り組んでまいりました。
セキュリティサービス事業においては、引き続きグローバルでのシェア拡大を目指して代理店数の増加、販路拡大を図ってまいりました。その一環としてロシアにおいて現地法人を設立し、営業を開始する等積極的に事業展開を行ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高は10,014,513千円(前期比6.4%増)、営業利益946,811千円(前期比2.6%減)、経常利益906,390千円(前期比6.7%減)、当期純利益530,657千円(前期比1.4%増)となりました。
セグメント別の概況は以下のとおりであります。
(ホスティングサービス事業)
2011年より開始したクラウドサービス(※1)ではサービスプランの改善、強化を継続し、顧客数は2,500社を超える国内最大級のサービスとなっております。また株式会社MM総研が実施した「ビジネスクラウド総合評価調査」において、当社クラウドサービスが最高水準のAAAに選定されるなど、クラウドサービス市場関係者より高い評価を得ております。また、商品サービスのリニューアルによる高機能化、そしてオンラインゲーム開発エンジン「Photon Cloud」のように特定分野に特化した付加価値の高いサービスを提供することで他社サービスとの差別化を図ってまいりました。
しかし一方で、ホスティングサービス(※2)業界においては、サービス内容の高機能化、価格競争が激しくなっております。このような厳しい事業環境下、当社サービスにおいてもサービスの低価格化による平均単価の減少と、既存ホスティングサービス、とりわけ共用サーバーや専用サーバーの会員数の減少の中で事業を推進してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度におけるホスティングサービス事業の売上高は6,425,380千円(前年同期比2.9%減)、セグメント利益は451,662千円(前年同期比30.1%減)となりました。
※1 「クラウドサービス」とは、ホスティングサービスと同様にウェブサイトの公開や電子メール、各種アプリケーションの利用等に必要なサーバー群の機能を、インターネットに繋げた状態で貸し出すサービスです。月単位の利用に応じて課金するホスティングサービスに比べて、分単位の利用に応じて課金するサービスのため、利用時には用途に応じて必要なリソース(CPU、メモリ、ディスク容量)を必要な時間だけ効率よく利用することができます。
※2 「ホスティングサービス」とは、ウェブサイトの公開や電子メール、各種アプリケーションの利用等に必要なサーバー群の機能を、インターネットに繋げた状態で貸し出すサービスのことです。お客さまが自己でサーバーを運用する場合に比べて、専門的な知識が不要で、コストの削減、安定したサーバー運用が可能になりますので、サーバー運用になじみがないお客さまにとりましても簡単にウェブサイト公開ができ、電子メール、各種アプリケーション(ショッピングカート、データベースソフト、グループウェア等)を利用することができます。
(セキュリティサービス事業)
セキュリティサービス事業においては、前期に引き続き、当連結会計年度においても、日本・海外ともに順調に販売代理店を拡大してまいりました。とりわけ海外市場においては、SSLサーバ証明書の発行枚数が全発行枚数の8割を超える等、セキュリティサービス事業の成長を牽引してまいりました。また、ロシアに現地法人を設立し営業を開始する等、今後の成長が見込まれる新たな市場でのサービス提供も引き続き行ってまいりました。
米国においては、業界向けセキュリティリサーチ情報専門誌であるInfo Security Products Guide(情報セキュリティガイド)の「情報セキュリティグローバルエクセレントアワード」における「SSL部門」にて金賞を受賞し、当事業のサービスの革新性が評価されました。日本においては、ネット選挙におけるウェブサイトや電子メールのなりすまし被害を防止するための独自サービスを開発、提供を開始し、多くの政党や国会議員の方々に採用いただいております。
以上の結果、当連結会計年度のセキュリティサービス事業の売上高は2,831,419千円(前年同期比32.3%増)、セグメント利益435,739千円(前年同期比59.3%増)となりました。
(ソリューションサービス事業)
WEBソリューションサービスにおいては、GMOの冠名を付すことでグループブランドの相乗効果を得るため、連結子会社であるコミュニケーションテレコム株式会社をGMOデジタルラボ株式会社に商号変更を行いました。また、静岡支店・金沢支店を立ち上げ、国内5拠点の営業体制となりました。
スピード翻訳サービスにおいては、ASEAN5カ国の言語への翻訳サービスを開始いたしました。また、料金改定を行い、完全従量課金に変更することで、より多くのお客さまが翻訳サービスをご利用できる体制を構築いたしました。
以上の結果、当連結会計年度のソリューションサービス事業の売上高は869,776千円(前年同期比10.1%増)、セグメント利益は18,530千円(前年同期比63.7%減)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、期首残高に比べ125,751千円減少し、当連結会計年度末には3,268,581千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において営業活動の結果得られた資金は、1,207,327千円となりました。これは主に法人税等の支払が521,922千円あったものの、税金等調整前当期純利益が846,814千円計上されたこと及び減価償却費及びのれん償却費を914,147千円計上したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において投資活動の結果支出した資金は1,222,420千円となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出763,290千円、有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出437,652千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において財務活動の結果支出した資金は434,008千円となりました。これは主に配当金の支払による支出210,218千円、ファイナンス・リース債務の返済による支出170,990千円によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05545] S1001G9S)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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