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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10047EO

有価証券報告書抜粋 株式会社エスプール 業績等の概要 (2014年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、デフレ脱却に向けた政府及び日本銀行の財政・金融政策等により株高・円安基調が継続しており、企業収益は大きく改善し、個人消費にも拡大の動きが見られます。消費税増税の影響による一時的な減速は見られるものの、国内景気は概ね持ち直しの動きが続いております。雇用情勢についても、このような国内景気の緩やかな回復を背景に改善傾向にあり、厚生労働省が発表した2014年11月の全国の有効求人倍率は1.12倍と、およそ22年ぶりの高水準となっております。幅広い業種で求人が増加し、特に建設業や小売・サービス業においては人材不足感が強まっております。
このような環境の下、当社グループは、当連結会計年度の事業方針である、赤字・先行投資サービスの早期収益化と主力サービスの積極拡大の2点に絞って事業を推進してまいりました。特に主力の3サービス(人材派遣サービス、ロジスティクスアウトソーシングサービス、障がい者雇用支援サービス)については、前述のとおり景気回復に伴って労働市場の需給が逼迫しているため人材派遣を中心に需要が好調に推移し、順調に拡大しました。一方、赤字・先行投資サービスの早期収益化については、スマートメーター関連の業務が拡大し、収益に貢献することとなりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は6,604,945千円(前連結会計年度比23.1%増)、営業利益は207,055千円(前連結会計年度比212.8%増)、経常利益は191,868千円(前連結会計年度比291.5%増)、当期純利益は165,434千円(前連結会計年度比269.1%増)と増収増益を達成することができました。
当連結会計年度のセグメント業績(セグメント間内部取引消去前)は以下のとおりであります。

(ビジネスソリューション事業)
株式会社エスプールロジスティクスにてロジスティクスアウトソーシングサービスを、株式会社エスプールプラスにて障がい者雇用支援サービス及び付随する農園運営事業を、株式会社エスプールエコロジーにてフィールドマーケティングサービスを、当社にてマーチャンダイジング及び顧問派遣等のサービスを提供しています。
なお、2013年12月1日を効力発生日として、会社分割(簡易新設分割)により新たに連結子会社である株式会社エスプールロジスティクスを設立し、当社のロジスティクスアウトソーシング事業を承継しております。
当連結会計年度においては、主力の障がい者雇用支援サービスとフィールドマーケティングサービスがともに順調に拡大しました。障がい者雇用支援サービスにおいては、新規に開設した第二農園への参画企業が計画を上回るペースで推移しほぼ完売したことに加え、就労移行支援施設の稼働率と同施設からの就職支援も増加しました。また、フィールドマーケティングサービスにおいては、電力会社が推進するスマートメーター関連業務や電波調査等の通信関連業務が大きく増加しました。一方、損益面においては、ロジスティクスアウトソーシングサービスにおいて新規立ち上げ現場の影響で利益率が低下したものの、その他のサービスの増収効果により増益を達成しております。その結果、当連結会計年度の売上高は2,704,788千円(前連結会計年度比24.1%増)、営業利益は280,636千円(前連結会計年度比53.9%増)となりました。
(人材ソリューション事業)
株式会社エスプールヒューマンソリューションズにおいて、人材派遣、人材紹介等、人材に係わるサービスを提供しています。
当連結会計年度においては、主力の携帯電話販売業務において、キャンペーン業務の積極的な受託やグループ型派遣の推進等により、売上が大きく増加しました。また、コールセンター業務においては、定着率向上のための様々な施策を行い、受注が増加しました。グループ型派遣や定着率向上のために積極的に社員を現場に配置したこと、及び受託業務の長期化を推し進めたことによる社会保険料の負担増加のため、売上高総利益率は低下しました。しかし、業務の効率化等により、逼迫する人材の採用市場の影響による募集費用の増加を抑えて売上高販管費比率を大幅に引き下げることができました。その結果、当連結会計年度の売上高は3,980,255千円(前連結会計年度比20.3%増)、営業利益は310,330千円(前連結会計年度比23.2%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度の現金及び現金同等物は332,862千円増加し、819,288千円となりました。各活動によるキャッシュ・フローの状況と要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比227,755千円増加の291,978千円の収入(前連結会計年度は64,223千円の収入)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度と比較して143,225千円増加し191,579千円であったことに加え、固定資産除却損、減価償却費等の固定資産に係る非現金支出費用が49,745千円あったこと、及び未払消費税等や未払費用の増加等により運転資本が49,731千円減少したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度比58,018千円増加の188,814千円の支出(前連結会計年度は130,795千円の支出)となりました。これは、主に、株式会社エスプールプラスが運営する茂原ファーム開設のための設備投資や新規事業所開設のための工事費用、既存事業所の改修等に伴う工事費用、これら事業所開設・改修に伴う什器備品購入等に伴う有形固定資産の取得による支出143,572千円、グループ基幹業務システム更新等のための無形固定資産の取得による支出41,674千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動によるキャッシュ・フローは、229,698千円の収入(前連結会計年度は6,730千円の支出)となりました。主な内訳は、新株予約権の行使による株式の発行による収入399,000千円、短期借入金の減少による支出166,400千円、長期借入による収入100,000千円、長期借入金の返済による支出86,124千円であります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E05555] S10047EO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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