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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10028L6

有価証券報告書抜粋 株式会社博展 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策を背景に、円安、株価上昇傾向が続き、企業収益の改善や個人消費の持ち直しも見られ、緩やかな回復基調となりました。
当社の属する広告・イベント業界におきましては、日本経済の緩やかな回復に伴い、顧客企業における広告宣伝投資、販売関連投資にも復調が見られ、また2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定により、今後の市場の活性化が期待されます。
このような環境の中で当社は、2013年5月に発表した中期経営計画において策定した①新規事業への本格的な進出、②「点から線へ、線から面へ」長期的なマーケティングサポートへの取り組み、③専門性及び生産性の向上の3つの基本戦略に基づき事業を推進してまいりました。
本格始動したコンファレンス&コンベンションサポート事業、商環境サポート事業では、顧客企業の市場環境の変動に則した各種マーケティング活動へのニーズに柔軟に対応できる体制を構築した結果、新規顧客の獲得、既存顧客からの新規案件の創出等案件数を重ね、実績を増やしてまいりました。
またデジタルマーケティングサポート事業におきましては、2013年7月に株式会社アイアクトと資本業務提携を結び、新商材の研究開発並びに新サービスの提供を開始いたしました。
これら新規事業が順調に稼働し始めたことにより、主力事業である出展サポート事業、主催サポート事業との相乗効果も出始め、顧客企業へのマーケティングサポートとしてより付加価値の高いサービス提供が行えるようになりました。
また、更なる高品質なサービス提供ができるよう、商品軸を基本とした組織体制を敷き、各部門がそれぞれ顧客業界研究をさらに深め専門性を強化してまいりました。
同時に、デザイン部門及び制作部門の内部稼働率の向上や外注パートナーとのより効果的な連携によって生産性の更なる向上にも努めてまいりました。

以上の結果、当事業年度の売上高は、主力事業であるイベント展示会等の出展サポート事業及びプライベートショー等の主催サポート事業が引き続き堅調に推移したことに加え、新規事業として位置付けるコンファレンス&コンベンションサポート事業、商環境サポート事業並びにデジタルマーケティングサポート事業につきましても、その事業基盤を確立し新たな収益の柱としていくという事業戦略が順調に推移していることもあり、前事業年度を6億81百万円上回る56億4百万円(前事業年度比13.8%増)となりました。
一方、利益に関しては、マーケティングイベントの大型化に伴う全国キャラバン展開等地方案件の増加に伴い外注原価率が上昇していることや、中期経営計画に基づく戦略的チャレンジ案件への取り組み等により、売上総利益については前事業年度を1億30百万円上回る17億66百万円(前事業年度比7.9%増)に留まるに至りました。このため、営業機能強化を目的とした本社リニューアル費用やシステム関連投資、新規事業等売上拡充のための人材補強費、M&A関連費用等、成長基盤整備のために投じた販売費及び一般管理費増加分を当事業年度の増収で回収するには至らず、当事業年度の営業利益は2億72百万円(前事業年度比27.4%減)、経常利益は2億67百万円(前事業年度比29.1%減)、当期純利益は1億64百万円(前事業年度比25.0%減)となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ59百万円増加し、10億50百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は1億56百万円(前事業年度1億47百万円の獲得)となりました。
これは主に、税引前当期純利益2億67百万円及び仕入債務の増加額1億85百万円等が、法人税等の支払額2億48百万円及び売上債権の増加額88百万円を上回ったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は2億1百万円(前事業年度48百万円の使用)となりました。
これは主に、関係会社株式の取得による支出1億円及び有形固定資産の取得による支出66百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は1億4百万円(前事業年度1億2百万円の使用)となりました。
これは主に、長期借入れによる収入5億円が、長期借入金の返済による支出3億61百万円及び配当金の支払額36百万円を上回ったこと等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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