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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024O6

有価証券報告書抜粋 小松マテーレ株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発活動は、生産技術本部を核として、本体及びグループ各社の連携を強化し、また産地協力企業とのクラスター活動や、多くの大学や公設試と共同研究を推進し、「世界に冠たる先端ファブリックメーカー」として事業戦略に沿った要素技術及び商品の開発を推進しております。なお、当社グループの当連結会計年度末現在の特許及び実用新案の所有は84件、出願中は69件であり、研究開発費は608百万円であります。

繊維事業

①衣料開発分野

ファッション分野では、9月に、プルミエールビジョンでの出展素材から最高傑作を選ぶ「PVアワード」において、『MUNEW』が、日本企業初となるグランプリを受賞しました。見た目の驚きと風合のギャップに「未来を感じる」と高く評価され、世界各国から出展された約4,000点の中から、最も独創的で、時流を捉え、シーズンを象徴する素材として選ばれております。同時に、潤い感と艶があるゼリー調素材『ルガーノ・ウォーター』も発表し、トップメゾン各社から高い評価を得ております。2月には、自然を染めることに挑戦した『Nカラー・ビンテージ』を発表しており、合繊素材への改質加工技術開発によるナチュラルカラー素材として展開しております。
国内では、6月に開催した東京展にて、インディゴで染められた合繊素材『ディーゴ・ビンテージ』をリリースし、専用設備を開発、導入して、インディゴ独特の色合いと実用性のある染色堅牢度を両立させた素材として、注目されております。
スポーツ・アウトドア分野では、2月に開催されたソチオリンピックにおいて、日本選手団が着用する公式ウェアはじめ、弊社の高機能素材を多数採用頂いており、選手たちのパフォーマンスを支えておりました。また、継続して海外展示会にも出展しており、ISPO北京や南京でのアウトドア展への出展、韓国でのスポーツ・アウトドア個展の開催などで、「ファッション」プラス「ファンクション」の融合をテーマに、弊社にしか出来ない素材提案を積極的に行い、拡販に結びつけております。

②非衣料開発分野

病院・介護分野向けの防水製品の需要が伸びている中で、特殊シーツ素材の新規提案を行うことで、採用が増加しており、床ずれ予防マットレスのカバー素材に関しては、約30%のシェアを確保するまでに至っております。更なる向上に向けて、商品導入を図っていきます。

③環境関連分野

超微多孔セラミックス『グリーンビズ』については、10月に「グッドデザイン賞」を受賞し、全国的に認知度が高まりました。また、公益財団法人 都市緑化機構が主催する「屋上・壁面・特殊緑化コンクール」の壁面・特殊緑化部門において、北陸の企業では初めて、都市緑化機構会長賞も受賞しており、技術の先進性、意匠性が認められております。
3月の建築・建材展では、採光を重視し、適度な光と風を室内に取り込む新しい壁面緑化システム『グリーンビズ・ルーバー』を発表し、新規顧客開拓につなげています。同時に、新しい建築補強材として熱可塑性炭素繊維ストランドロッド『カボコーマ』の出展も行い、注目を集めております。

以上の結果、繊維事業の当連結会計年度における研究開発費の金額は608百万円となりました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00591] S10024O6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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