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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009ZJR

有価証券報告書抜粋 株式会社JMC 業績等の概要 (2016年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度における我が国経済は、政府の経済政策や日本銀行の金融緩和政策を背景に企業収益や雇用情勢に改善が見られ緩やかながら回復基調で推移いたしましたが、一方で中国経済の減速をはじめとした海外景気の下振れ懸念や設備投資、個人消費の伸び悩みもあり、依然として経済環境は先行きが不透明な状況での一進一退の推移となりました。
このような経済環境下、当社は、自動車、精密機器、電気機器、航空宇宙、医療機器等の製造業を中心にコンシューマー、教育、医療、ヘルスケア等幅広い業種の試作品から最終製品づくりをトータルサポートする企業として、独自のポジションを確立し、2016年11月29日に東京証券取引所マザーズへの株式上場を果たしました。その中核事業は、「3Dプリンター出力事業」と「鋳造事業」であり、製品の高品質はもとより、短納期化において優位性を発揮しております。
当事業年度は、2期連続の増収となり、過去最高の売上高1,477,760千円(前期比11.3%増)を達成いたしましたが、株式公開など、組織体制整備に積極的な投資を行ったため、販売費及び一般管理費は479,763千円(前期比26.1%増)となりました。
この結果、当事業年度の業績は、売上高1,477,760千円(前期比11.3%増)、営業利益139,664千円(前期比18.1%減)、経常利益172,374千円(前期比11.5%減)、当期純利益119,859千円(前期比3.4%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。

(3Dプリンター出力事業)
3Dプリンター出力事業におきましては、WEBサイトのリニューアルや展示会での新規顧客獲得、既存顧客への積極的なアプローチに注力したものの、取引社数、販売件数は前事業年度と同程度となり、販売金額については、前事業年度の第1四半期に自動車向けの高額案件が集中した反動により減少いたしました。なお、医療分野においては、自社製品「HEARTROID」の新モデルをリリースしたことにより、販売金額が増加いたしました。
この結果、3Dプリンター出力事業の売上高は413,679千円(前期比11.5%減)、営業利益は98,554千円(前期比20.2%減)となりました。

(鋳造事業)
鋳造事業におきましては、品質検査機として産業用CTを導入したことにより、大手自動車メーカーからの直接受注が増加し、更には短納期対応が評価され産業機器メーカーからの直接受注も増加いたしました。また、自社の品質検査だけでなく、顧客の製品などの評価・測定を行うCTスキャンサービスの受注も増加し、販売金額及び販売件数が堅調に推移したほか、安定顧客からの大型案件も増加いたしました。
この結果、鋳造事業の売上高は1,064,080千円(前期比23.8%増)、営業利益は370,327千円(前期比22.5%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、売上債権の増加、有形固定資産の取得による支出等の要因により一部相殺され、税引前当期純利益が168,622千円(前年同期比11.9%減)となったものの、公募増資及び第三者割当増資による株式の発行等により、前事業年度末に比べ901,343千円増加し、当事業年度末には1,217,196千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は179,523千円(同26.3%減)となりました。これは主に、法人税等の支払額105,706千円、売上債権の増加額40,393千円、役員賞与引当金の減少18,000千円の支出となったものの、税引前当期純利益168,622千円、減価償却費136,100千円、未払消費税等の増加額21,939千円の収入等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は228,666千円(同12.1%増)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出218,688千円、無形固定資産の取得による支出15,692千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果得られた資金は950,486千円(前年同期は122,636千円の使用)となりました。これは、長期借入金の返済による支出68,824千円、リース債務の返済による支出47,623千円、割賦債務の返済による支出18,765千円があったものの、株式の発行による収入989,184千円、短期借入金の増加額120,000千円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E32770] S1009ZJR)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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