有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1002E03
大王製紙株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、ユーザーニーズの変化に対応した商品の開発・改良に主眼を置き、高付加価値品の商品化、複合商品など新規分野の開発及び薬品や新素材の研究開発を進めております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は2,836百万円であり、紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業における研究開発活動の状況は、以下のとおりです。
(1) 紙・板紙事業
2013年4月に、「新規事業グループ」の新設と連結子会社(4社)の技術開発部門の当社技術開発部への統合を行いました。これにより、基礎技術研究の強化、新商品開発強化、コスト低減・品質向上強化に加えて、新素材・新規機能材の開発促進、紙・板紙生産グループ全体の商品開発のスピードアップを図っております。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
①基礎技術研究
パルプ増産工事と連動し、クラフトパルプの蒸解方法の適正化、古紙パルプ脱墨技術の向上、抄紙技術及び塗工技術の見直し等に取り組み、品質向上・コストダウンを達成いたしました。
②洋紙新商品開発
市場拡大している産業用高速インクジェット対応の専用紙「ブライトIJホワイト」の品揃え拡充、後糊圧着加工用塗工紙「ブライトコートマット」の上市を行いました。
③新規事業
ナノセルロースの研究開発を進め、2013年12月より、化学パルプ・機械パルプなどを原料とした5種のサンプル提供を開始いたしました。また、愛媛大学紙産業イノベーションセンター等各大学や独立行政法人産業技術総合研究所、他企業と共同で研究開発を進めています。
紙・板紙事業に係る研究開発費は1,402百万円です。
(2) ホーム&パーソナルケア事業
下記の項目を研究開発の主要課題と位置付け、商品開発に取り組んでおります。
①市場が拡大している大人用紙おむつにつきましては、伸長する販売に合わせ、さらに顧客ニーズを掴む商品の開発・上市を行います。
②海外への輸出が好調なベビー用紙おむつにつきましては、東南アジアや中国向けに現地のニーズや使用実態に合わせた商品開発を行います。
③その他のカテゴリーでも、これまでに培ってきたブランド力を活かし、汎用商品から高付加価値品へのシフトを推進し、収益力向上を図ります。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
大人用紙おむつでは、使用頻度が増しているパッドタイプにつきまして、排尿の拡散漏れを防ぐ「ダブルブロックギャザー」と「拡散ポケット」を採用した医療・福祉施設向け商品『アテントSケア長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』を鳥取大学医学部と共同開発いたしました。
ベビー用紙おむつでは、子育て中の母親の実態を調査し、廃棄した後のおむつに起因する嫌な臭いを「消臭カプセル」と「ハーモナイズド香料」の効果で香りに変化させて消臭する『グ~ン アロマジック』を開発いたしました。
フェミニンケア用品では、独自の吸収体技術と「瞬間吸収シート」、「横漏れブロックギャザー」により、昼用スリムでありながら安心の吸収量を持たせた女性用ナプキン『エリスウルトラガード極吸』を開発いたしました。
その他、大人用からだ拭きでは、蓋付き構造を採用して利便性を向上させた商品や、やさしい香りを添加した商品など、ユーザーのニーズに応える商品の開発に取り組んでおります。
ホーム&パーソナルケア事業に係る研究開発費は、1,316百万円です。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は2,836百万円であり、紙・板紙事業及びホーム&パーソナルケア事業における研究開発活動の状況は、以下のとおりです。
(1) 紙・板紙事業
2013年4月に、「新規事業グループ」の新設と連結子会社(4社)の技術開発部門の当社技術開発部への統合を行いました。これにより、基礎技術研究の強化、新商品開発強化、コスト低減・品質向上強化に加えて、新素材・新規機能材の開発促進、紙・板紙生産グループ全体の商品開発のスピードアップを図っております。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
①基礎技術研究
パルプ増産工事と連動し、クラフトパルプの蒸解方法の適正化、古紙パルプ脱墨技術の向上、抄紙技術及び塗工技術の見直し等に取り組み、品質向上・コストダウンを達成いたしました。
②洋紙新商品開発
市場拡大している産業用高速インクジェット対応の専用紙「ブライトIJホワイト」の品揃え拡充、後糊圧着加工用塗工紙「ブライトコートマット」の上市を行いました。
③新規事業
ナノセルロースの研究開発を進め、2013年12月より、化学パルプ・機械パルプなどを原料とした5種のサンプル提供を開始いたしました。また、愛媛大学紙産業イノベーションセンター等各大学や独立行政法人産業技術総合研究所、他企業と共同で研究開発を進めています。
紙・板紙事業に係る研究開発費は1,402百万円です。
(2) ホーム&パーソナルケア事業
下記の項目を研究開発の主要課題と位置付け、商品開発に取り組んでおります。
①市場が拡大している大人用紙おむつにつきましては、伸長する販売に合わせ、さらに顧客ニーズを掴む商品の開発・上市を行います。
②海外への輸出が好調なベビー用紙おむつにつきましては、東南アジアや中国向けに現地のニーズや使用実態に合わせた商品開発を行います。
③その他のカテゴリーでも、これまでに培ってきたブランド力を活かし、汎用商品から高付加価値品へのシフトを推進し、収益力向上を図ります。
当連結会計年度における研究開発の取り組みは以下のとおりです。
大人用紙おむつでは、使用頻度が増しているパッドタイプにつきまして、排尿の拡散漏れを防ぐ「ダブルブロックギャザー」と「拡散ポケット」を採用した医療・福祉施設向け商品『アテントSケア長時間安心パッド ダブルブロックタイプ』を鳥取大学医学部と共同開発いたしました。
ベビー用紙おむつでは、子育て中の母親の実態を調査し、廃棄した後のおむつに起因する嫌な臭いを「消臭カプセル」と「ハーモナイズド香料」の効果で香りに変化させて消臭する『グ~ン アロマジック』を開発いたしました。
フェミニンケア用品では、独自の吸収体技術と「瞬間吸収シート」、「横漏れブロックギャザー」により、昼用スリムでありながら安心の吸収量を持たせた女性用ナプキン『エリスウルトラガード極吸』を開発いたしました。
その他、大人用からだ拭きでは、蓋付き構造を採用して利便性を向上させた商品や、やさしい香りを添加した商品など、ユーザーのニーズに応える商品の開発に取り組んでおります。
ホーム&パーソナルケア事業に係る研究開発費は、1,316百万円です。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00660] S1002E03)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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