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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001JAC

有価証券報告書抜粋 スターツ出版株式会社 業績等の概要 (2013年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、経済政策・金融政策の効果の発現を背景に、企業収益の改善とともに、個人消費も緩やかに拡大しており、景気は回復基調で推移しております。しかしながら、2014年4月からの消費税増税や海外経済の下振れリスクへの懸念など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社が属する出版業界におきましては、スマートフォンやタブレットPC等の普及による情報伝達手段の多様化やライフスタイルの変化等により、紙メディアの市場は連続的に縮小しており依然として厳しい状況が続いております。このような環境の中で、当社は「感動プロデュース企業へ」という企業ビジョンを具現化する中期戦略に基づき、当事業年度より、新たに「東京マーケティングドメイン」、「投稿コンテンツドメイン」、「地域密着ドメイン」の3つの事業ドメインを規定し、経営資源の「選択と集中」を図り、事業を運営してまいりました。当事業年度は、メディアと予約送客サービス、リアルイベントを組み合わせたソリューションビジネスが奏功し売上は堅調に推移しております。
このような営業活動の結果、当事業年度の売上高は43億70百万円(前期比2.2%増)、営業利益は4億69百万円(前期比13.8%増)、経常利益は4億97百万円(前期比16.5%増)、当期純利益は2億80百万円(前期比7.2%増)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。
なお、当事業年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前期比較については、前期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

東京マーケティングドメインにおきましては、東京圏で、オリジナルのマーケティング・モデルを創造するという戦略のもと、「体験価値マーケティング」と「厳選店舗マーケティング」を軸に事業を展開してまいりました。「体験価値マーケティング」では、当事業年度末現在で約198万人の会員数を有する女性向けウェブサイト「オズモール」や女性向け情報誌「オズマガジン」、フリーマガジン「メトロミニッツ」などのメディア展開とオリジナルイベントを組み合わせたソリューションビジネスが奏功し、広告売上は堅調に推移しております。当事業年度は、需要創造の新たな試みとして、女性限定の音楽フェス「OZ GIRLS FES.」(参加者:1000名)、美容をテーマにした「美女子会」(参加者:500名)と女子旅をテーマにした「女子旅EXPO」(参加者:1000名)の3つの巨大女子会を開催し、多くのユーザーと協賛企業より好評をいただきました。「厳選店舗マーケティング」は、成功報酬型の送客サービス「オズのプレミアム予約」シリーズを中心に展開し、「東京女子の恋とキレイを応援!」をコンセプトに独自基準で厳選したビューティーサロン、ホテル、レストランなどの利用予約サービスを提供しており、当事業年度末で約169万人(前年同期比13%増)のお客様にご利用いただきました。また、新サービスの拡充や「観劇×ディナー予約」などの体験型イベントと組み合わせたオリジナルセットプランの提供、スマートフォンサイトやアプリのリニューアルなどの施策により、売上、利益ともに堅調に推移しております。
このような営業活動の結果、東京マーケティングドメインの売上高は31億70百万円(前期比5.2%増)、営業利益は4億39百万円(前期比25.0%増)となりました。

投稿コンテンツドメインにおきましては、ケータイ小説投稿サイト「野いちご」(当事業年度末現在:会員数53万人、月間5億PV)を中心としたターゲット別投稿サイトの運営と書籍の発行を継続的に行っております。書籍の発行においては、主力商品である「野いちご文庫」シリーズが若年層から安定的な支持を得ており、ホラーをテーマに8月に創刊した新レーベル「ブラックレーベル」も好評をいただいております。また、4月に創刊した大人向け小説「ベリーズ文庫」の売上も堅調に推移しております。しかしながら、「ベリーズ文庫」創刊に向けて、単行本の発行タイトル数を計画的に控えたことにより、前期と比較しますと販売売上が減少しております。
また、経営資源の集中を図るためにコミック事業を廃止しております。
このような営業活動の結果、投稿コンテンツドメインの売上高は6億46百万円(前期比5.0%減)、営業利益は31百万円(前期比19.9%減)となりました。

地域密着ドメインにおきましては、地域に密着して信頼の輪を広げ、地域の活性化に貢献することを事業の目的とし、地域密着型フリーペーパー「アエルデ」の広告掲載営業活動を行う事業と企業の販促物の制作請負を行う事業を展開してまいりました。「アエルデ」は、現在4つのエリアで発行しており、地域密着の紙面づくりと飲食店等の情報をクーポン型の広告として掲載する広告営業活動を継続的に行っております。前期と比較しますと発行エリアの集約により売上は減少しておりますが、それに伴う人員の配置転換、制作費の減少により、営業利益は順調に増加しております。
このような営業活動の結果、地域密着ドメインの売上高は5億53百万円(前期比4.9%減)、営業利益は65百万円(前期比102.2%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度における現金及び現金同等物は、期首残高14億36百万円に対して5億4百万円減少し、期末残高は9億32百万円となりました。当事業年度における各キャッシュ・フローは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は4億69百万円(前事業年度は得られた資金1億27百万円)となりました。これは主に、税引前当期純利益4億93百万円、減価償却費1億10百万円を計上しましたが、一方、売上債権が35百万円増加し、法人税等の支払額も1億24百万円発生したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果使用した資金は9億15百万円(前事業年度は使用した資金1億61百万円)となりました。これは主に関係会社預け金の預け入れによる支出が8億円、無形固定資産の取得による支出が1億12百万円あったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は57百万円(前事業年度は使用した資金57百万円)となりました。これは全て配当金の支払によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00736] S1001JAC)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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