有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10024IU
株式会社トーエネック 研究開発活動 (2014年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は、提出会社においてのみ行っており、連結子会社においては研究開発活動を行っていない。
(設備工事業)
当社は、「独自技術の展開」という経営理念に基づき、研究開発の総括部署である技術開発室において、電気・空調等、総合的なエネルギー利用に関する研究開発に取り組んでいるほか、工事施工部門においても安全性の向上、施工技術の高度化、環境保全やコストダウンを目的とした研究開発を推進している。
当連結会計年度における研究開発費は、273百万円である。
技術開発室における主な研究開発
(1) 太陽光発電設備の保守管理技術に関する研究太陽光発電設備は、今後さらなる普及が見込まれるが、設備の劣化・故障を診断する技術は確立されていない。そこで、計測データを用いた劣化診断指標および太陽光パネルの設置場所における劣化・故障個所の特定手法について、自社の6か所の営業所に設置されている太陽光発電設備を用いて検討を行う。
当連結会計年度は、開発した劣化診断指標を適用した、太陽光発電設備の遠隔監視システムを開発し、当社営業所においてフィールド検証を開始した。
(2) 空調設備の異常検知システムの開発
省エネルギーの必要性から様々な高効率空調設備が開発され導入されているが、必ずしも適正に運用されているとは言い難い。そこで、当社で既に開発済みのエネルギー遠隔監視システムを利用し、空調設備に各種センサを取りつけてそのデータを収集分析することにより異常(非省エネ運転)検知を行うシステムの開発を行っている。
当連結会計年度は、空調設備の各要素機器である熱源機、冷却塔、一次・二次ポンプ、蓄熱槽などの劣化、故障、非省エネ運転を検知するソフトを開発し、実際の建物において試験運用を開始した。
工事施工部門における主な研究開発
(1) エアー掘削工法の開発エアー掘削工具は、作業負担の軽減や埋設物の損傷防止に繋がることから、現場試行を実施した結果、軟らかい土質においては、埋設物損傷防止としての効果を確認することができた。一方、硬い土質では掘削できず、また手掘り掘削よりも掘削に時間がかかり、効率的に掘削できなかったことから、導入しないこととした。
(2) 柱間切分工法に関する間接活線用工具の雨天対応化研究
電線を接続する際に使用する「油圧共用棒」の仕様を、雨天でも対応できる仕様へ見直しを行い、営業所へ配備した。
(その他)
研究開発活動は特段行っていない。経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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