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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10029XB

有価証券報告書抜粋 堺化学工業株式会社 業績等の概要 (2014年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、輸出環境の改善や年度後半に消費税率引上げに伴う駆け込み需要が高まったことにより、生産活動に一部増加の動きが見られたものの、新興国をはじめとする景気の減速が懸念されるなど、先行き不透明な状況の中で年度末を迎えた。
このような状況のもと、当グループにおいては、高品質・高付加価値製品の販売強化や原燃料高騰に伴う販売価格の是正に努めたほか、事業全般にわたるコストダウンを図った。
電子材料向け製品などは本格的な需要回復には至らないものの、グループ各社で積極的な営業活動やコストダウンに努めた結果、当連結会計年度の売上高は86,141百万円と前連結会計年度に比べ8.1%の増収となった。損益面においても、営業利益は3,556百万円と前連結会計年度に比べ30.9%の増益、経常利益は3,310百万円と前連結会計年度に比べ14.9%の増益、当期純利益は1,340百万円と前連結会計年度に比べ38.4%の増益となった。
セグメントの業績は、以下のとおりである。
(化学)
電子材料向けは、電極材料は堅調に推移し、誘電体材料も回復の動きを見せたが、一部の高機能バリウム製品などが振るわず、減収となった。
プラスチック関連は、衛生材料や塩ビ安定剤、着色剤などが伸長し、増収となった。
酸化チタンは、高機能品の拡販に努めたが、一部の用途向け製品が振るわず、減収となった。
有機化成品は、光学材料向けイオウ製品などが伸長し、増収となった。
これらの結果、当セグメントの売上高は74,780百万円と前連結会計年度に比べ9.7%の増収となり、営業利益は4,236百万円と前連結会計年度に比べ16.7%の増益となった。
(医療)
医療用では、消化性潰瘍・逆流性食道炎治療薬「アルロイドG」は伸び悩みましたが、内視鏡洗浄消毒器などの医療機器やX線バリウム造影剤が堅調に推移し、増収となった。また、ヘルスケア関連の改源ブランド製品や健康食品などが伸び悩み、減収となった。
この結果、当セグメントの売上高は9,362百万円と前連結会計年度に比べ2.3%の減収となったが、営業利益は800百万円と前連結会計年度に比べ51.9%の増益となった。
(その他)
路面標示・道路標識の設置工事などにおいて積極的に営業活動を展開するとともに、工事用資材の販売にも注力した結果、当セグメントの売上高は1,999百万円と前連結会計年度に比べ5.3%の増収となった。また、損益面においても、コストダウンなどによる工事利益率の向上に努め、営業利益は133百万円と前連結会計年度に比べ16.3%の増益となった。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度のキャッシュ・フローに関しては、以下のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動によるキャッシュ・フローは4,026百万円と前連結会計年度に比べ994百万円減少した。これは、主として売上債権が増加したことと法人税等の支払額が増加したことによるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動によるキャッシュ・フローは△2,390百万円と前連結会計年度に比べ463百万円増加した。これは、主として固定資産の取得による支出が減少したことによるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動によるキャッシュ・フローは△2,029百万円と前連結会計年度に比べ376百万円減少した。これは、主として借入れによる収入が減少し、借入金の返済による支払いが増加したことによるものである。
以上の結果、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ204百万円減少し、17,061百万円となった。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00780] S10029XB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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