有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10027QB
アイカ工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループの研究開発活動は、主として有価証券報告書提出会社であるアイカ工業株式会社にて行っております。その内容は、以下のとおりであります。
当社は、オリジナル性の高い技術開発を進め、安全・安心・健康、省エネルギーに配慮し、変動する国内外の市場ニーズにマッチした競争力のある新商品開発を推進しております。また、太陽電池、自動車向け材料や電子材料、化粧品材料などの機能材料事業を強化し育成すると共に海外事業の拡大に注力しております。当連結会計年度の研究開発費の総額は2,146百万円であり、主な研究開発の概要とその成果及び所有する産業財産権数は、次のとおりであります。
(1)化成品
化成品分野におきましては、「環境」「改修」「海外」をキーワードに研究開発を進めております。
接着剤系商品では、環境対応型(PRTR対応)ウレタン樹脂系接着剤のネダ・フロア・束兼用無溶剤タイプ「アイカエコエコボンドJW-400シリーズ床棟梁(ゆかとうりょう)」など、従来に比べ更に作業性や接着安定性に優れる商品を投入いたしました。太陽電池向け接着剤・シール剤におきましては、太陽電池パネルの普及に伴い、さらにコスト競争力を高めた商品を投入し、販売拡大を図っています。また、自動車向け接着剤についても海外拠点を活用した新商品を開発し海外展開を促進しています。樹脂系商品では、コンクリート片の剥落防止を目的とした「ダイナミックレジンストロンガード(P/V)工法」や高耐候性を有した「ダイナミックレジンME-A(フッソ仕様)工法」を上市し、今後もウレア系樹脂を用いた新工法を建築、土木分野へ投入、安心、安全をキーワードに改修市場に向けた商品開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は1,358百万円であります。
(2)建装材
建装材分野におきましては、「意匠」「機能」「環境」に注力し、国内外の市場において差別化を図ることができる商品の研究開発を進めております。
特殊印刷技術による「高いコントラスト」「大柄」「グラデーション」表現を実現した、メラミン化粧板の新ブランド「+WONDER(プラスワンダー)」を発売、また、新技法の開発により、これまで発現できなかったパール感を再現した「メラミン化粧板パールタイプ」を発売し、意匠性の強化を行いました。機能面では、傷のつきにくいメラミン化粧板「スクラッチレス」が木目柄の対応を開始し、薄物メラミン不燃化粧板「アイカフレアテクト」は鏡面仕上げの対応が可能となりました。環境面では「メラミン化粧板」「ポリエステル化粧合板」「アイカマーレスボード」に加え、耐薬品性化粧板「アイカケミテクト」でも「バイオマスマーク」を取得いたしました。今後は国内市場に加え、海外市場におきましても、意匠・機能・環境で差別化が図られた化粧板の開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は267百万円であります。
(3)住器建材
住器建材分野におきましては、「環境対応」「素材連携」「加工技術」に注力し、建装材分野と連携した研究開発を進めております。
医療・介護施設、高齢者住宅に適した機能引戸「U.D.(ユニバーサルデザイン)コンフォートシリーズ」は、商品の拡充を図りました。また、薄物メラミン不燃化粧板「アイカフレアテクト」を面材にした「アイカフレアテクト不燃面材引戸」はスチール枠と組合せることで、バリエーションを増やし、「アイカフレアテクト ポストフォームカウンター」は更にシャープなR形状に対応することでデザイン性を強化しました。メラミン化粧板を面材にした建具「メラフュージョンプレーン」、及びメラミン化粧板を扉面材にした収納システム「アイキャビ」は、柄の共有化を拡大し、意匠性を強化しました。カウンターでは、天然水晶を原材料にした高級人造石「フィオレストーン」の柄を追加するとともに、女性社員中心のプロジェクトチームにより開発した非住宅施設向けトイレ関連商品「L・SERiES(エル・シリーズ)」を発売いたしました。不燃化粧材「セラール」につきましては、表面に「消臭」と「指紋レス」機能の付与した「セラール 消臭セルサスタイプ」、特殊曲げ加工技術により端部にもメラミン化粧を施した「セラールRエッジ」を発表し、機能と意匠を強化する技術開発に注力しております。今後も市場ニーズの探索、加工技術の開発に更に注力して市場先行型の開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は462百万円であります。
(4)電子
プリント配線板におきましては、主に産業分野を対象とした高速信号伝送・電磁波障害対策用パターン設計やプリント配線板の研究開発を進めております。業界最先端の取り組みとして、半導体への電源供給を安定化する業務用放送機器の高速伝送規格であるSDI(シリアル・デジタル・インタフェース)に対応したパターン設計・シミュレーションの高精度化を実績化実現開始しました。
電子材料におきましては、タッチパネル部材用のUV(紫外線)硬化型ハードコート樹脂「アイカアイトロン」のラインナップを拡充し、スマートフォンやタブレット市場向けで高機能化に寄与する製品を市場へ投入しました。
また、各種光学部品の組み立てに使用するUV(紫外線)硬化型接着剤を開発し、市場に投入しました。さらに、タッチパネルモジュールに使用されるガラス部品用の飛散防止樹脂を発表するなど、次世代に向けた新規商品の開発に注力しております。なお、当連結会計年度の研究開発費は57百万円であります。
(5)所有する産業財産権数
2014年3月31日現在、当社グループが所有している産業財産権の総数は1,053件
(商標:646件、特許:333件、実用新案:1件、意匠:73件)であります。
当社は、オリジナル性の高い技術開発を進め、安全・安心・健康、省エネルギーに配慮し、変動する国内外の市場ニーズにマッチした競争力のある新商品開発を推進しております。また、太陽電池、自動車向け材料や電子材料、化粧品材料などの機能材料事業を強化し育成すると共に海外事業の拡大に注力しております。当連結会計年度の研究開発費の総額は2,146百万円であり、主な研究開発の概要とその成果及び所有する産業財産権数は、次のとおりであります。
(1)化成品
化成品分野におきましては、「環境」「改修」「海外」をキーワードに研究開発を進めております。
接着剤系商品では、環境対応型(PRTR対応)ウレタン樹脂系接着剤のネダ・フロア・束兼用無溶剤タイプ「アイカエコエコボンドJW-400シリーズ床棟梁(ゆかとうりょう)」など、従来に比べ更に作業性や接着安定性に優れる商品を投入いたしました。太陽電池向け接着剤・シール剤におきましては、太陽電池パネルの普及に伴い、さらにコスト競争力を高めた商品を投入し、販売拡大を図っています。また、自動車向け接着剤についても海外拠点を活用した新商品を開発し海外展開を促進しています。樹脂系商品では、コンクリート片の剥落防止を目的とした「ダイナミックレジンストロンガード(P/V)工法」や高耐候性を有した「ダイナミックレジンME-A(フッソ仕様)工法」を上市し、今後もウレア系樹脂を用いた新工法を建築、土木分野へ投入、安心、安全をキーワードに改修市場に向けた商品開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は1,358百万円であります。
(2)建装材
建装材分野におきましては、「意匠」「機能」「環境」に注力し、国内外の市場において差別化を図ることができる商品の研究開発を進めております。
特殊印刷技術による「高いコントラスト」「大柄」「グラデーション」表現を実現した、メラミン化粧板の新ブランド「+WONDER(プラスワンダー)」を発売、また、新技法の開発により、これまで発現できなかったパール感を再現した「メラミン化粧板パールタイプ」を発売し、意匠性の強化を行いました。機能面では、傷のつきにくいメラミン化粧板「スクラッチレス」が木目柄の対応を開始し、薄物メラミン不燃化粧板「アイカフレアテクト」は鏡面仕上げの対応が可能となりました。環境面では「メラミン化粧板」「ポリエステル化粧合板」「アイカマーレスボード」に加え、耐薬品性化粧板「アイカケミテクト」でも「バイオマスマーク」を取得いたしました。今後は国内市場に加え、海外市場におきましても、意匠・機能・環境で差別化が図られた化粧板の開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は267百万円であります。
(3)住器建材
住器建材分野におきましては、「環境対応」「素材連携」「加工技術」に注力し、建装材分野と連携した研究開発を進めております。
医療・介護施設、高齢者住宅に適した機能引戸「U.D.(ユニバーサルデザイン)コンフォートシリーズ」は、商品の拡充を図りました。また、薄物メラミン不燃化粧板「アイカフレアテクト」を面材にした「アイカフレアテクト不燃面材引戸」はスチール枠と組合せることで、バリエーションを増やし、「アイカフレアテクト ポストフォームカウンター」は更にシャープなR形状に対応することでデザイン性を強化しました。メラミン化粧板を面材にした建具「メラフュージョンプレーン」、及びメラミン化粧板を扉面材にした収納システム「アイキャビ」は、柄の共有化を拡大し、意匠性を強化しました。カウンターでは、天然水晶を原材料にした高級人造石「フィオレストーン」の柄を追加するとともに、女性社員中心のプロジェクトチームにより開発した非住宅施設向けトイレ関連商品「L・SERiES(エル・シリーズ)」を発売いたしました。不燃化粧材「セラール」につきましては、表面に「消臭」と「指紋レス」機能の付与した「セラール 消臭セルサスタイプ」、特殊曲げ加工技術により端部にもメラミン化粧を施した「セラールRエッジ」を発表し、機能と意匠を強化する技術開発に注力しております。今後も市場ニーズの探索、加工技術の開発に更に注力して市場先行型の開発に努めてまいります。なお、当連結会計年度の研究開発費は462百万円であります。
(4)電子
プリント配線板におきましては、主に産業分野を対象とした高速信号伝送・電磁波障害対策用パターン設計やプリント配線板の研究開発を進めております。業界最先端の取り組みとして、半導体への電源供給を安定化する業務用放送機器の高速伝送規格であるSDI(シリアル・デジタル・インタフェース)に対応したパターン設計・シミュレーションの高精度化を実績化実現開始しました。
電子材料におきましては、タッチパネル部材用のUV(紫外線)硬化型ハードコート樹脂「アイカアイトロン」のラインナップを拡充し、スマートフォンやタブレット市場向けで高機能化に寄与する製品を市場へ投入しました。
また、各種光学部品の組み立てに使用するUV(紫外線)硬化型接着剤を開発し、市場に投入しました。さらに、タッチパネルモジュールに使用されるガラス部品用の飛散防止樹脂を発表するなど、次世代に向けた新規商品の開発に注力しております。なお、当連結会計年度の研究開発費は57百万円であります。
(5)所有する産業財産権数
2014年3月31日現在、当社グループが所有している産業財産権の総数は1,053件
(商標:646件、特許:333件、実用新案:1件、意匠:73件)であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00824] S10027QB)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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