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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1001XTP

有価証券報告書抜粋 積水化成品工業株式会社 研究開発活動 (2014年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社では、プラスチックスを素材としたさまざまな分野において、基礎研究から生産管理技術に至るまで幅広い研究開発を行っている。当社の研究開発の中心となっている技術本部総合研究所では、新技術・新素材に関する研究開発や、全社技術開発に関する基礎研究を行っているほか、新製品研究開発の迅速化をはかるため、4つの研究室を設置し、それぞれの役割に応じた研究開発を行っている。また、各事業本部においては、担当する分野での新製品・新商品の開発や、品質改良・生産技術の革新などの役割を担っている。
連結子会社における研究開発活動は、親会社(当社)に委託することが多いため、個々の会社においては、個別の研究開発体制を設けていない。
なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,936百万円である。
また、セグメント別の研究開発を進めており、生活分野と工業分野それぞれにおいては、重合含浸技術・押出技術・発泡技術・ゲル技術をベースとして市場ニーズに適合した機能性素材の開発、土木・環境システム商品に関する技術開発を行っている。当連結会計年度の主な成果は次のとおりである。
(1) 生活分野
第1に、防湿性樹脂を積層させることにより、従来の発泡ポリスチレンシートでは大きな課題であった水蒸気透過性を約80%低減させた業界初(当社調べ)の防湿性複合発泡シートを開発、上市した。麺、スープ等のカップ容器、防湿性・緩衝性を要求される工業部品搬送トレーに展開していく。第2に、温度管理物流容器「エスレンコンテナ 断熱折りたたみコンテナ」を開発、上市した。折りたたむことで未使用時の保管スペースが少なくなり、またこれまでに培った温度管理技術を融合させることにより、外食産業、小売・流通業、宅配サービス、物流業などへ展開していく。
これら生活分野に係る研究開発費は、536百万円である。
(2) 工業分野
第1に、当社のハイドロゲル「テクノゲル」を使用し、札幌市円山動物園とコラボレーションしたジェリータイプのフェイスパックを開発、上市した。天然由来の「ヨーグルトエキス」、「海洋性コラーゲン」、「スクワラン」のトリプルエキスを含み、また、「コーズブランド商品」(売上の一部が寄付されることで社会に役立つことのできる商品)として動物愛護・保護活動にも貢献していく。第2に、「テクポリマー」について、サブミクロンサイズ(平均粒子径が0.1~1ミクロンの間)のグレードを開発した。粒度分布が狭く粒子径が均一であることを特徴とし、特殊な光学機能を応用したLCD用光学フィルムやトナーの表面改質材料、ブルーライトを低減するLED照明カバー材として家庭用照明やデスクスタンド分野などへ展開していく。
これら工業分野に係る研究開発費は、1,400百万円である。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00845] S1001XTP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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