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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1003ZS8

有価証券報告書抜粋 大阪有機化学工業株式会社 研究開発活動 (2014年11月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


研究開発活動に関しましては、既存技術とオリジナルな技術を融合し、市場のニーズに合致した商品をスピーディーに提供するため、営業開発部員と研究員が協力して市場要望に対応しております。
当連結会計年度の研究開発費は9億8千2百万円となり、売上高の4.1%を占めております。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1)化成品事業
化成品事業では、生産プロセスの改良を継続的に進めており、酒田工場に建設した当社主力製品である4-ヒドロキシブチルアクリレートの専用設備は、本格的に稼働し、当初計画した品質が安定的に生産できることを確認できました。今後は、海外市場も含め拡販に努めてまいります。また、高感度・低粘度などの新規紫外線硬化モノマーをUVインクジェット分野や粘接着剤分野へ、用途展開を図ってまいります。

(2)電子材料事業
電子材料事業では、LCD用材料は、スマートフォンの市場拡大と画面の微細化の流れをいち早くとらえ、これらの市場要望に対応すべく材料開発を積極的に行っております。また、次世代半導体レジスト用材料は、最先端世代の厳しい品質要求に対応した製品を安定して提供できるよう、生産から製品納入に至るまでのすべての工程を、緻密に管理するため分析機器を導入してまいります。

(3)機能化学品事業
機能化学品事業では、防曇性・親水性に優れた材料の開発に注力しており新年度はフィルム市場で本格的採用を目指しております。また、化粧品用原料の高品質化生産プロセスも確立し積極的に拡販に努めております。さらに、今後この事業を発展させるべく積極的に公的研究機関との共同研究を推進して参ります。

新規に開発した材料については、特許出願など知的財産権の確保に努めるとともに、学会発表や新聞発表等メディアを通じて市場に提案し商品開発の一手段として積極的に取り組んでおります。今後ともアクリルモノマーの合成技術・アクリル重合技術・精密有機合成技術のシナジー効果を生かした商品開発を当社の強みとし、さまざまな分野で新たなニーズを掘り起こし、新しい機能を持った製品の提案力を高めていく所存であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00855] S1003ZS8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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